『WizVA』正式タイトル『Wizardry Variants Daphne』明らかに。短くなったロゴの剣の長さの謎は?【コラム】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『WizVA』正式タイトル『Wizardry Variants Daphne』明らかに。短くなったロゴの剣の長さの謎は?【コラム】

先程、正式発表された『Wizardry Variants Daphne』。ロゴの違和感気づいてました?

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『WizVA』正式タイトル『Wizardry Variants Daphne』明らかに。短くなったロゴの剣の長さの謎は?【コラム】
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ドリコムから、先程『Wizardry VA(仮)』の正式タイトルWizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)が正式発表され、ゲームの新たなティーザー映像が公開されました。

公開された情報ではゲームの細かな部分は明らかにされていませんが、同作が縦画面を基本にした内容であることや、プレイヤーの一人称で展開するシーンなどの要素をつかむ事ができます。また、シリーズ定番のモンスターも堂々とした姿で複数が見られ、サービス開始に向けた今後の情報公開も気になるところです。

映像を一瞬停止すると名前もバッチリ「VORPAL BUNNY」

いつもならばここでニュースとしては終わりですが、今回、弊誌がSteamでシリーズ作品『ウィザードリィ外伝 五つの試練』を展開しているということもあり、公開されたティーザーの内容へとさらに踏み込んでいきたいと思います。

MajiでKillされる◯秒前

ロゴの長さ、気づいてた?

さて、今回のティーザーの冒頭で表示されるロゴ。黒地背景に赤一色の『Wizardry』ロゴマークですが、ロゴに刺さっている剣の長さは『五つの試練』Steam版に続き「今作でも」短いです。さらに今回のティーザー冒頭の黒地背景に赤単色は、古いパソコン版の『ウィザードリィ』のタイトル画面や、FC版『ウィザードリィ』のカセットラベルなどで用いられた、シリーズ初期作における、ある種の象徴的な利用法です。

長年の『ウィザードリィ』マニア以外では、剣の長さ?なにそれと思われる読者の方も多数いることでしょう。シリーズでは長年に渡る様々な権利事情があり、「初期作品」から離れた新たな作品イメージを作るべく、初期作品に類するとされる固有名詞の利用を避けるだけでなく、作品によってはシステムを大幅に変えたりなど様々な施策が行われてきました。その中でユーザー側でビジュアル的にもっともわかりやすいのが「ロゴの剣の長さ」だったのです。ロゴから剣先が突き出ているか、いないかですね。

参考用の『五つの試練』ロゴ部分。上が2006

ドリコムはシリーズ全体の商標関連も所有しているため、剣を短くすることは権利的には問題なく、実際、前述した『五つの試練』においても、発売前にドリコム様の提案もあり、2006年版からのロゴの変更が行われていたりします。『ダフネ』以降の今後のシリーズ作品も剣が突き抜けていない方のロゴが用いられることになりそうですね。

とはいえ今回、改めてロゴを『五つの試練』Steam版のとき以上に「戻した」事は、伝統的なイメージを大切にしながらもシリーズ全体のブランディングをやり直す、という意味が強く感じられるところではないでしょうか?今後、ロゴ以上の初期作品の関連の諸問題に切り込むのかどうかはもちろん、シリーズとしてはIPの拡大や今後のため懐古に終わらない新たな風が求められる局面でもあり、本気度が試されます。

「ダフネ」って?

いきなり身も蓋もないポイントですが、作品タイトルとしては中々日本人には聞き覚えがない響きですね。どっかの古いアニメのタイトルとは勿論違うよう。この「ダフネ」、花の名前でもあり、日本では沈丁花として知られています。

なんで花の名前なんだろう?とも思う読者が多いところでしょうが、こういう時は日本のタイトルの場合は花言葉を調べるのがたいてい近道になるものです(偏見)。調べてみたダフネの花言葉は「不死」「不滅」。それっぽい単語がいきなり登場しています。

しかし考えてみると、キャラクターが永久に失われる(ロスト)ことこそが(シリーズ全般としては)知られた特徴のひとつである『ウィザードリィ』シリーズにおいて「不死」「不滅」はそぐわないような気も?今回のティーザー映像においてもキャラクターが「ロストする」ことを強く連想させるシーンもありました。もしかしたら、そのあたりに何らかの仕掛けが用意されているのでしょうか?今後の情報公開にも期待です。

『Wizardry Variants Daphne』はモバイル向けに2022年度内にサービス開始予定です。

《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

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