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敵か味方か巨大生物!ローグライト村作り『Kainga: Seeds of Civilization』で今日も天災に見舞われる【爆速プレイレポ】

今回はローグライト村づくり『Kainga: Seeds of Civilization』をご紹介。プロシージャル生成によるランダム要素が良い具合にプレイに刺激を与えてくれます。天災は恐ろしい。

連載・特集 プレイレポート
敵か味方か巨大生物!ローグライト村作り『Kainga: Seeds of Civilization』で今日も天災に見舞われる【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。私もプレイするまで正体が掴み切れず泣いています。そこで“なるべく早く”をモットーに、ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」。

今回は個人デベロッパーErik Rempen氏が開発を、Green Man Gaming Publishingがパブリッシャーを担い、2021年11月12日にSteamにPC(Windows)向けに早期アクセスリリースしたローグライト村作り『Kainga: Seeds of Civilization』について生の内容をお届けしたいと思います。

『Kainga: Seeds of Civilization』とは?

タイトル画面からThinkerを操作して建物内にアクセスるのが面白い。

本作は、プロシージャル生成されるマップでThinkerと呼ばれる導き手を操作し、周囲の敵勢力や野生動物、さらには天災とよろしくやりつつ土地を開拓していくローグライト村づくりゲーム。早期アクセス故しばしば理不尽な死はあるものの、全体的に各プレイが1時間以内で何度も遊べるリプレイ性が特徴です。

2021年5月にKickstarterで始まったプロジェクトが同年6月には目標達成となり、そのままSteam Next Festにベータ、そしてデモ版を経てついに早期アクセスリリースの運びとなった本作……その勢いはまるで開発者の熱量が伝わってくるようです。さっそく紹介してまいりましょう。

操作・設定・言語

本作はキーボード&マウス、一部コントローラに対応。画面クリックによる操作が主なので、個人的には前者の方がプレイしやすかったですね。

グラフィックや音については基本的な項目について調整可能。ただしUI含む文字のサイズが小さめなので、ここについては今後のアップデートによる調整が欲しいところ。もちろんプレイ自体は可能ですが、いくつか見辛い場面があり少々苦労しました。また視点がズームイン/アウトの度にリセットされるカメラワークの使い勝手もやや難点。

言語については現段階で英語のみに対応。しかし開発完了後には、およそ12か国程度の言語追加を検討しているとのことです。

チュートリアルでゲームの流れを学ぼう

チュートリアルではプレイ全体の流れをコンパクトにまとめて体験できます。プレイヤーはゲーム内目標を達成するためThinkerを操作して働き手のBraveたちを導き新しい技術で土地を開拓。ThinkerはBraveたちのようには働けない代わりに、ひらめきを伝えることで生活を向上させていくのです。

近隣には敵対勢力や巨大生物が存在し、さらには天災が牙をむくこともあるので村の自衛は必須。そのため基本的な進行は、まずキャンプファイアを作り拠点とし、そこから家を建て人口を増やし、畑を耕し食料を蓄え、それらと並行して武力を整えていくというものになります。時には祭りを開いてカルマ(ゲーム内通貨的なもの)を貯めて後々の強化に使用したり。

ともあれ、さらに細かい内容については実際にプレイしながら紹介してまいりましょう。

暗中模索:プレイ1回目

チャレンジ報酬が設定されているマップもあるので、ぜひ挑戦してみましょう。

初回プレイのマップはTeracesを選んでゲーム開始。このマップは一部砂漠に飲まれていますが、それでも木々や水場に恵まれており、開拓には困らないだろうということで選択。

杖を突いているのが我らがThinker

ご覧ください。大地には我らが導き手であるThinkerと、働き手のBraveたちが食料とセットでほっぽり出されています。この初期位置はゲーム回ごとにランダムで、運が悪いと敵勢力のすぐ隣に置かれてしまい早晩滅ぼされます。

プロシージャル生成のおかげで地形や植生、敵勢力の配置そしてひらめく技術も同様にランダムとはいえ、たまに天の悪意を感じずにはいられません。

画像はさっそく右往左往する筆者の図。チュートリアルで「なるほど、わかった」と得心したにもかかわらず、実際のプレイになるとたちまち「なるほど、わからん」になるのが人間というもの。

しかし本作はそんな我々にも優しく、画面の右上には「Start Out」というウィンドウと共に「初期達成目標」が表示されます。まずはこの目標を達成を目指していけば道に迷うことはありません。

ゆけ!Brave!あのマイマイをひっとらえろ!

こうして「なるほど、わかった」の状態に戻った私は、まず手始めに巨大カタツムリにちょっかいをかけました(わかってない)。これだけ大きな野生動物ですから、倒せば大量の食糧が手に入りそうですし、乗りこなせばトレイラー映像のように騎兵ごっこもできそう。

未知の土地にもかかわらずBraveたちは果敢に挑み、そして死んでいきました。全滅です。

土地を徘徊する野生動物はこのように攻撃力が高く、うかつに手を出せばこちらがやられてしまいます。しかし人数を揃えて挑めば飼いならすことも可能なようで、実際にいくつかの村では騎馬兵よろしく戦力として組み込まれていました。

まさかの開始2分で終了。

Thinkerだけはちゃっかり生き残りましたが、前述の通り彼だけでは何もできないので実際のところただのゲームオーバー。画像は全身で「Sorry(めんご)」を表現する我らが導き手の図。次のプレイで挽回するしかありません。

天からの災厄:プレイ2回目

同じマップを選択しましたが、今回はやや草木の多い場所が初期位置となりました。水場もアクセスしやすいですし、ここにキャンプファイアを置いて村づくりの第一歩とします。

ゲーム内には「時間」が流れており、具体的な日数や朝昼晩という概念はありませんが、その代わりに気象変化や天災などが経過的に発生。その強度は画面左上のドクロマークに数字で表示され、だいたい4くらいの時間経過からひどい目に遭い始めます。

「時間」はキャンプファイア作成後に画面中央上部のバーに表示され、我々プレイヤーはそのイベント予報を見て備えていくのです。

Thinker頭上のビックリマークは「ひらめいた!」状態を示しており、これをクリックして新しい技術を選択する画面に移ります。

さて、キャンプファイアを作り終えたら土地に「光の柱」がいくつか立ち上るようになりました。ここにThinkerを向かわせると、ひらめきにより新しい技術を習得できます。

ひらめきを得るには一定時間が必要なので、そこを外敵に狙われるとひとたまりもありません。今回はキャンプから近場なので大丈夫ですが、もし遠出をする際は戦士を何人か連れて行った方が安全だと思われます。

天候に対する耐久度なども表示されます。

技術習得。今回は「住居」ですね。このようにひらめきによって得られる新しい技術には3つの選択肢があり、プレイヤーはそのうちの一つを選びます。先ほども触れましたが並びはランダム。

また技術には使用時に要求される材料が存在することもあり、プレイヤーは土地と比較してよく吟味する必要があります。木のない土地で木材を要求する技術を選んでも行き詰ってしまいますからね。

そういう訳で今回は「Haken House」を選択。水場に隣接して建設すれば食料となる魚を自動的に取得してくれるという、今回の初期位置から考えると大変ラッキーな技術を得ました。

ところで先ほど周囲を調べたとき、近隣には敵対勢力の村がありました。歯車仕掛けの風車や意匠を凝らした建築物から察するに、おそらく現状の我々より進んだ技術を持っている集団の様子。今後どこかで刃を交える可能性もあるので、早いうちから準備を進めた方が良さそうです。

施設のサイズも重要な検討要素。

そんな時に得たひらめきがこちら。食料に関するもので、畑を耕したりパンを焼いたりなどなど。土地にはもともと栽培や建築に利用できる植物が存在していますが有限で、そのため村で自給自足できる畑などの存在は大きいです。そういう訳で今回は土など追加素材を要求されない「Crop Row」を選択して畑を3つほど作りました。

ご覧ください、村に新生活の風が訪れました。住居からは煙が立ち上り、畑では男たちがクワを振るって働いています。貯蔵庫も建てたので、それまで地面に捨て置かれていた魚や食料がをまとめて保管できるように。

さあそろそろ戦力も揃えようかタイミングで取得したのがこちらのBarracksで、これは働き手Braveを戦士Warriorに転職(?)させる施設です。剣と盾を持つ戦士は戦闘力が高く、敵が村に攻め込んできても防衛線をはってくれます。

ただし転職には一定時間が必要。いきなりポンと10人揃うといったことはないので、時間をかけて少しずつ人数を増やしていくことになr……

画像中央に敵。

……とか言ってるそばから攻め込まれる村。まだ人が説明してる時ですよ!

村にはBraveたちしかいませんでしたが、なんとか敵を撃退できました。天気も雷雨に変わり、如何にも討ち入りといった様相を呈してきましたね……え、雷?

(燃え盛る村)

火が!前述の通り、本作における頭痛の種には敵勢力や野生動物以外に天災があり、今まさに落雷によって村が焼かれました。

(せっかく作った貯蔵庫と畑が焼け野原)

嘆いていてもしょうがないので復興活動を始めます。

そんな時にタイミングよく、消火活動に利用できる貯水槽をひらめいたThinker。素晴らしい!

よくやりましたよThinker、流石は我らの導k……(背後から敵に切りつけられて死亡)

ゲームオーバー。全く別の勢力にも攻め込まれてしまいました。とはいえ天災を喰らった時点でわりと致命傷だったので致し方ありません。

ところで画面下部中央を見ると今回取得した技術アイコンが並んでいますね。Thinkerはこれらから一つだけ、次回のゲームに持ち越すことができるのです(今後複数個持てるようになる?)。そういう訳でBarracksを選択し、次は殺されないよう初期から戦士を揃えていくことにします。

初期位置が悪い:プレイ3回目

これまで同じマップでしたし今回は砂漠マップ「The Flat lands」へ行ってみましょうか。

画像は開始直後に飛び込んできた景色。こんにちは、死ね!とはこのこと。殻を背負った巨大生物が既にとこちらの初期位置に向かってきています。いやでも流石にこれで踏みつぶされて死ぬとかないですよね?最初はちょっかいかけたから反撃されただけであって……、

(踏み潰された音)

(さっそく一人死亡)

……仲間の仇ィィィィ!!

知ってた。初期位置が悪すぎました。あれをどう避けろというのか。

持ってかれたァー!:プレイ4回目

砂漠はやめだやめ、やっぱりTeracesだと最初のマップに戻ってきました。さっそく家とBarracksを建てて戦力の増強を図ります。

幸いなことに今回は特に周囲の資源が潤沢で、かなり早い段階で村の基礎が整いました。しかも周囲は崖などによって守られており、この初期位置は理想の安全地帯かもしれません。

そんなところへ早速ほかの村が食糧の取り立てにやってきました。画像手前にいる赤と黄色の衣装に身を包んだ人物が担当者ですね。彼が旗をたてて机を出した場所に要求されたアイテムを持ち込む必要があります。

今更気づいたのですが、前回までのプレイで何度も攻め込まれたのはこの取り立てを無視していたからでは……ともあれ今回は折角良いスタートダッシュを決められたので、大人しく食料を差し出し、丁重にもてなした上で気持ちよくお帰り頂きました。

……と、思ったら立て続けにまた取り立てにやってきました。しかも坂の下の地面に埋まりこんで、要求されたアイテムを渡そうにも渡せません。

とりあえず無視して祭り(Festival)を開く我らが導き手。人心が惑う時はとりあえず祭りを開いて誤魔化すに限ります。祭りにはそれぞれ効果があり、例えば今回であれば祭り終了とともに周囲に竹が生い茂るので材料の蓄えが増えたり。

現実逃避の宴に案の定、先ほどの村が攻め込んできました。

しかし今回は戦士を4人揃えていたのと、働き手が10人以上いたおかげで数の暴力によって撃退できました。なお、ここでもちゃっかり逃げ出しているThinkerはご愛敬。彼が死んでもゲームオーバーですからね。

画像中央に突っ込んでいく我らが戦士の雄姿。

食糧を差し出したにもかかわらず、欲をかいて村に攻め込むなど言語道断。今度はこちらから相手の村へ討ち入りに向かいます。

画像中央にクジャクみたいな衣装のキャラがいますが、これが敵のThinker。親玉ですね。

果敢に殴りかかる我らが戦士たち。膝に矢を受けたどころの騒ぎではない絵面ですが、意外なことに健闘しており戦闘は徐々にこちらが優勢になっていきます。

しかもそこへタイミングよく落雷が発生。あっという間に広がった火の手が次々と周囲の敵と建物を飲み込んでいきます。

いつの間にか敵の導き手も倒れ、見事大勝利を収めました。半壊した施設はこちらで修理して再利用可能なのかと思いきや、戦士たちはそのまま破壊の限りを尽くして更地に……。このあたりは将来のアップデートで再利用可能になったら嬉しいですね。

勝利の勢いに乗って別の村にもちょっかいをかけに行く我らが戦士たち。我ら一騎当千、向かうところ敵なし、例え相手がカタツムリ騎兵であっても恐るるに足らず!

(ドボドボ落ちていく戦士たち)

水場には勝てなかったよ……。カタツムリの背後に回ろうと狭い一本道を通ったのがいけなかった。哀れ戦士たちは足を踏み外して水底へと沈んでいったのでした。

慌てて戦力増強を図るThinkerの図。村の人口も20人に届きそうなのでそこまで心配はありませんが、最低でも元の人数くらいは戦士を揃えておきたいところ……って、なんです?地面が揺れて……?

ええええええ。

村の真下から現れたカニのような巨大生物が、働き手と戦士のほとんどを背に乗せて歩き去ってしまいました。上手いことやれば仲間にできるはずだとマウスクリックによる奮闘むなしく無反応。

しかもそのまま敵対勢力の村に直行していくではありませんか。敵を足で踏みつぶしてくれるのかと思いきや素通り。それどころか何故か我々の村人だけが地面に落ちていきます。

泣きっ面に蜂とはこのことで、彼らが落ちた場所は敵陣ど真ん中。タコ殴りにされて次々と倒れていく村人たち……、

……を囮にして新しいひらめきのため火事場泥棒に入るThinker。

バレて殺されるThinker。

おわりに

それまでの回と比較して健闘はしたものの、天災には勝てずやっぱりゲームオーバー。しかし祭りを何度も開いて活動的だったため、カルマをだいぶ貯めることができました。

本作の良いところは開発のRempen氏が言うように、ゲームオーバーになっても何かしらの学びがあり、次に持ち越せるものがあるということ。そのためかロストに落ち込んでしばらくプレイする気力がわかない……ということは無く、むしろ「次はこうしてみよう」という前向きな気持ちでプレイできる楽しさがありました。

Rempen氏はDiscordにおいてもユーザーと活発なやり取りを行いながら開発を進めており、まずは本作の完成を最優先としつつ、将来はマルチプレイ機能も検討したいとも。着々と埋まってゆくロードマップの様子からも、今後のアップデートに期待が持てそうです。


タイトル:『Kainga: Seeds of Civilization』
対応機種:PC(Windows)
記事におけるプレイ機種:PC(Windows)
発売日:2021年11月12日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:通常価格 2,050円、セール価格 1,640円(21年11月19日)

《麦秋》

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