SCS Softwareは、ドライビングシミュレーター『American Truck Simulator』について、今後のアップデートにてゲーム内から“とある実在の街を削除”する計画であることを明らかにしました。
本作は現在、ゲーム初期の経験不足の状態で制作ししたカリフォルニアを作り直す「California rework」と呼ばれるプロジェクトを進行中。2021年7月の1.41アップデートでは、フェーズ1として道路の作り直しや施設の追加などが行われています。開発ブログの投稿によれば、現在開発進行中のフェーズ2では新たに「ユーレカ」「ユカイア」など5つの都市や新たな地域が追加される代わりに「サンラフェル」がゲーム上から消えてしまうようです。
開発はカリフォルニア州を大幅に作り直す際、どうしても縮尺の関係で街を省略するという難しい決断をしなければならなかったと説明。プロジェクトの目標は、カリフォルニア州のクオリティを現在配信中のDLCレベルまで引き上げることとしています。
なお、次のフェーズ3ではさらなる道路や都市の追加などを予定。サンフランシスコ・ベイエリアに焦点を当てた更新が中心になるようです。カリフォルニア州はアメリカで3番めに大きい州ということで、プロジェクトは長期計画となることも明らかにしています。