様々な東方Projectの二次創作ゲームを手掛ける、中国の二色幽紫蝶およびRe零同人社は、シミュレーション『東方夜雀食堂』のベータ版にて、一部の日本語表示の対応を開始しました。
本ゲームは、ZUN氏が運営する個人サークル「上海アリス幻樂団」によって制作されている、弾幕シューティングゲームを中心とした作品群「東方Project」の『東方永夜抄』に登場するミスティア・ローレライが主人公のシングルプレイ作品。
幻想郷を舞台に、焼き串屋台の経営とそれにまつわる様々な出来事が2Dピクセルで描かれる内容で、ゲームプレイにおいてもスペルカードの応酬などの表現も盛り込まれています。
この度、新たにベータ版で一部の日本語対応を開始したことが発表。現在、主にセリフを除く、UIやゲームシステム関連の語句が日本語表示で楽しめるようになっています。
ベータ版で遊ぶには、購入した上でSteamライブラリにある本作のタイトルを右クリックし、プロパティ内のベータ項目でアクセスコード「88djHd99FerLPtd3D」を入力。ベータのいずれかを選択するプルダウンメニュー内に「betatest」が表示されるのでこれを選択します。なお、この直後でもベータ版がプレイできるものの、完全なアップデートの為に「Steam」自体を再起動させることが推奨されています。また、ベータ版のセーブデータは独立仕様で現行のバージョンへの引継ぎは不可能とのことです。
現在日本語の翻訳作業の協力者も募集中。Steamニュースでは作中で登場する語句やメッセージが誰でも編集できる状態で一般公開されているほか、さらなる翻訳作業が可能な方向けにメールでの連絡が呼びかけられています。ベータ版のバグ報告なども受付中です。
そのほか、2021年12月23日より2022年1月6日までの期間限定でクリスマスイベントが実施中。ログインのみで(ゲーム内で2日目の状態以降)クリスマス衣装が入手できます。
日本語の完全対応が楽しみな『東方夜雀食堂』は、PCを対象とし、Steamにて通常620円、2022年1月6日まで20%オフの496円で配信中です。