令和最新版!恐怖で頭も身体も涼しくなる「Steam注目ホラーゲーム」5選 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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令和最新版!恐怖で頭も身体も涼しくなる「Steam注目ホラーゲーム」5選

2021年~2022年リリースの「Steamで遊べるホラーゲーム」をピックアップ。夏と言えばホラーですよね!

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令和最新版!恐怖で頭も身体も涼しくなる「Steam注目ホラーゲーム」5選
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!注意!

本稿にはホラー描写を含むスクリーンショットを挿入しています。

恐怖演出などが苦手な方は、閲覧の際にご注意ください。


本稿ではSteamで2021年から2022年にリリースされた「注目のホラーゲーム」である5本に焦点を当てて、深掘りしながらご紹介していきます……が、皆さん落ち着いて聞いてください。5本では少な過ぎて絞り切れないぞと思いつつも、分かりやすくゲーム情報を伝えるためにも「厳選」する必要がございます。なおかつ「どのゲームが誰にとってどう怖いのか」は人それぞれゆえ、選び方には異論もあると思います。ここはどうか、寛大なお心で本稿をお読みくだされば幸いです。できれば『古伝降霊術 百物語 ~ほんとにあった怖い話~』とか『百物語 ~ほんとにあった怖い話~』や『稲川淳二 真夜中のタクシー』とか言いたいんですがそれはまたの機会に……!

それではレッツスケア!


『GARAGE ガラージュ』

いきなり本稿の論旨から若干離れますが、『GARAGE ガラージュ』はホラーゲームか否かと言われれば……どちらかと言えばホラー。主としては奇ゲーといった迂遠な感じになりますがご了承下さい。どうしても紹介したい、かつSteam版が出たのでこの機会に! といった趣です。精神的な圧迫感のようなものを感じやすい人にとっては、充分にホラーゲームといえるでしょう。

ガラージュとは「深層意識に働きかけ世界を作り出す」という奇妙な装置。主人公は深層意識の世界に迷い込み、脱出を目指します。「奇ゲー」たらしめるポイントはいくつもあり、ポイント&クリックの操作で「レールを走る」という表現が主人公のキャラクター同様に独特で、謎が謎を呼ぶ世界が広がっています。

オトヌケ状態

なお基本行動の移動などで消費するのは「燃料」と「順応度」の2つ。特筆すべきは順応度が下がると「オトヌケ」の状態になり言葉を喪失し、ほかのキャラクター(機械)と喋れなくなる点です。注視する必要がありますが、回復施設の「順応堂」ではオトヌケ状態でも回復可能なので、うまく使っていきましょう。順応度がさらに低下すると「ウデヌケ」状態になり、実行できるアクションまで限られてしまいます。この奇怪な世界には、重圧感と心細さを覚える不思議なホラー感があります。気になった方は、ぜひ堪能してみてください。

『夜詛YASO curse of soirée』

市松人形のVTuber「市松寿ゞ謡」によるオリジナルゲーム第2作目となる『夜詛YASO curse of soirée』は、ジャンルで言うと「ホラーアドベンチャー」。本作ではホラーゲーム実況専門VTuber「人生つみこ」とのユニットであるゲーム制作チーム「毒-D.O.K.U.-」での開発になるので、そういった意味では処女作にあたります。

言い方を変えれば、「ジャンプスケアが多めで攻略の手順が決まっている探索系ホラーゲーム」でもあります。フラグ立てなどなかなか難易度も高く、なおかつジャンプスケアの恐ろしさが良い感じです。ちょうどいいタイミングで恐ろしい存在が迫ってくるシーンには、鬼気迫るものがあります。惜しむらくはややバギーで、不具合的な挙動も見られるところ。しかしホラーを求めているのなら、不足を補って余り有るタイトルといえるでしょう。

『GTFO』

本作は、「焦り」や「混乱」がすべてを台無しにしてしまいかねないスリル満点のホラーFPSです。コンソールがゲーム内に登場し、手打ちで文字を入力しなければならないといったSF感も手伝ってまさに「Sci-Fiホラー」といった趣です。

こちらが「コンソール」。ポチポチ手入力です。

ゲームプレイとしては、「潜った地下で探索をしながら進行し、特定の目標をコンソールに打ち込んで進む場所を見つけ、目標をゲットする」というもの。漆黒の闇の中襲いかかってくる敵には恐怖を覚えますし、早く脱出したいのになかなか抜け出せない恐ろしさも体感できます。

敵が光っているときは動いてはいけません。また敵の一部は捜索する触手を伸ばしてくるのでそれに触れてもいけません。敵の視界や距離に気をつけるという、ステルス×ホラーな要素もヒヤヒヤしながら楽しめます。

『Ikai』

本稿でのチョイスの中では「正統派ホラー」といえる作品です。音響の使い方が巧みで、幻聴のようなささやきが聞こえたり、ドアが閉まる音が聞こえてきたりと、聴覚から恐怖を与えてくれます。

視覚的にもコントラスト低めで、お面をインタラクトすると黒く染まっていきながら震え続ける演出にはこちらまで震わされます。

その他ユニークなフレーバーとしては「お札の薄い部分をなぞって“実際にお札を書く”」というものがあります。これは除霊としてあまり用いられていない(はず)の演出で、手が震えないようにきちんと書かなければなりません。

『頭痛』

『頭痛』は、廃墟の資料館に隠された謎を解いていく一人称視点の探索系ホラーゲーム。本稿の中では「無料ゲーム」枠でのチョイスです。突然驚かせるようなジャンプスケアは少なく、じりじりと追い詰められるようなホラー感でイヤ~な恐怖感を得られます。

資料館での探索は暗く不自由で、本当に頭痛がしてきます。恐ろしいといった感覚よりかは、まるで締め付けられるかのような恐怖が活写されています。無料ゲームゆえの短い作品ではありますが、カジュアルな気持ちで遊び始められるホラーゲームです。


7月ということで、世間は夏真っ盛り。身体でも心でも涼しさを感じたい方は、ホラーゲームを遊ぶことで心底冷え切ってみてはいかがでしょうか。今後も暑い日が続くのであれば第二弾・第三弾と続けていき、ハードコアゲーマーの皆様に納涼感をお届けしていきます!


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《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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