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ファンの方からの応援がなによりの原動力だった―Ftyan選手が語るALGSで最後まで諦めずに戦えた理由と世界一の誓い

ALGSでデュオでのルーザーズ1突破が話題になった「PULVEREX(パルブレックス)」。今回はFtyan選手にオンラインでインタビューを実施、大会の裏側や今後の目標についてお訊きしました。

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「ファンの方からの応援がなによりの原動力だった」ーFtyan選手が語るALGSで最後まで諦めずに戦えた理由と世界一の誓い
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スウェーデンのストックホルムで開催された「ALGS Split2 Playoffs」では総合3位。アメリカのノースカロライナ州ローリーで開催された「ALGS Split2 Championships」では、諸般の事情からデュオでの出場ながらもルーザーズ1を突破した日本チーム「PULVEREX(パルブレックス)」。

スウェーデンでのFtyan選手のマッスルポーズや話題になったインタビュー、そしてアメリカの会場の観客からの「PULVEREX!」コールなど、大会を視聴していた方はその活躍が記憶に新しいでしょう。

そんな「PULVEREX」からFtyan選手にオンラインでのインタビューを実施し、大会のことや個人・チームのこと、今後の目標をお訊きしました。今回のインタビューで印象的だったのは、ファンの方への感謝。現地の歓声やSNSでの「#PVXWIN」からの応援に支えてもらったと語ってくれています。

◆スタートは絶望的だったがファンの応援に支えられた

ーーまずはALGSチャンピオンシップを終えての率直な感想をお聞かせください。

Ftyan(以下略):結果的には出場できてよかったです。出場直前にフルメンバーで出れなくなったり、2日目には2人になってかなりしんどかったですが、デュオでルーザーズ1を突破できたことでSNSなどで話題になったのもあってよかったです。

ーーsaku選手を欠いて始まり、途中からはデュオでの出場となったときの心境はどのようなものでしたか?

選手ではなくコーチが参加することになり、しんどい戦いになるんだろうなと思ってて、デュオになったときは「もう無理だ、記念出場になるな」と正直思ってしまいました。

ーーそんな逆境の中でルーザーズ1を突破できた要因はどこにあったのでしょうか?

1番大きかったのは、現地の歓声やSNSでのファンの方からの応援です。みなさんの応援が力になって、最後まで諦めずに戦うことができました。

◆Lejetta選手とのコミュニケーションも大きかった

ーーインタビューでも「Never give up」が印象的でしたね。デュオになってからLejetta選手とはどのようなやり取りがあったんですか?

Lejetta選手とは「最初の6試合で楽しみつつ感覚をつかもう」と話してました。ただ、実際プレイをしてみると、いつもと違って正面でのファイトがなかなかできなかったりと別のゲームをやっている感覚で、正直めちゃめちゃしんどかったです。

プレースメントでポイントを稼ぐ選択肢を取りつつ、チャンスがあればキルも稼ぐという戦い方を取っていましたが、大会の環境的にシア構成のチームが多くて、自分たちがデュオだということがバレて追っかけられたり、ハイドをしていても位置バレしてしまうので、とにかくデュオでの立ち回りは大変でしたね。

ーーまさしく別のゲームですね。

はい。デュオで出場が決まったルーザーズは気持ちの面でもかなり落ち込んでしまいました。ただ、Lejetta選手が終始「やるしかない!」という気持ちをプレイや会話を通して全面に出してくれたお陰で、なんとかやりきれました。

◆会場でのPVX!コールなど確実に爪痕を残した「PULVEREX」

会場で「PULVEREX!」コールが湧き上がる

ーー現地の歓声が力になったとのお話がありましたが、オフライン大会ならではの会場の雰囲気や感想をお聞かせください。

自分自身もそうですし、Apex Legendsでも初めての有観客の大会で、選手も観客のみなさんもテンションが上がっていたと思います。会場がかっこいいのはもちろん、観客の熱も高かったので、そんな環境でプレイできたのはとてもよかったです。

ーーそんな熱いファンの「PVX!」コールもあったインタビューについて。今回は通訳を迎えてのインタビューでしたがいかがでしたか?

事前に通訳が入るのは聞いていて、インタビューでは大会を通して応援してくれた皆さんへの感謝の気持ちを伝えようと臨みました。

僕たちは、初めからフルメンバーでの出場ができず、さらには大会途中からデュオでの出場となっている状況でも諦めずに戦うことができたのは、会場での声援やSNSでの応援があったからです。そのため、自分なりにインタビューを通して応援してくれた皆さんへの感謝の気持ちを伝えてみました。

ーープレイオフ、そして今回のチャンピオンシップで確実に「 PULVEREX」そして Ftyan選手の知名度が上がったと思います。なにかエピソードはありますか?

チーム名が変わって出場した最初の大会にもかかわらず観客の方から「PVX!」とコールをいただけたり、会場の外でもチーム名を呼ばれたときは「PULVEREXを知ってもらえた!」と感じました。

また、他のチームの方からも「PULVEREX」と声をかけてもらえることもあって、個人的にはOPTICの選手から話しかけてもらった時はとても嬉しかったです。

ーー「PULVEREX」の名前を知ってもらえるきっかけになった大会でしたね。大会直前に新チーム「PULVEREX」としての出場が決まったわけですが、新チームとして出場すると決まった際の率直な感想をお聞かせください。

今回こそ世界一をとるぞという気持ちで挑んでいました。「PULVEREX」の名前を知らないみんなにも知ってもらえるように、爪痕を残せるようにがんばろうという気持ちでした。

ーーユニフォームも一新されましたね。

「Team UNITE」時代のユニフォームもシンプルなデザインで好きでしたが、「PULVEREX」のユニフォームは、「THE・ユニフォーム」という感じで気に入っています。僕たちや、他の選手からの提案もあって、上下セットのユニフォームになったのも嬉しかったですね。

◆個人のレベルアップとチームでの世界一奪還へ

ーーALGS 終了後も今まで通り積極的に個人配信をされておりますが、個人として今後の目標を教えてください。

特に意識していきたいこととしては、ゲームのプレイ面だと、フィジカル強化や動きを洗練していきたいと思っています。また、今大会でメンタル面の重要性を改めて痛感したので、その当たりも意識していきたいと思っています。

他にも個人配信を継続することで、僕たちを応援してくれるファンを増やしたいと思ってますし、配信することでファンの方が喜んでくれたらいいなと思っています。

ーー「PULVEREX」(チーム)としての今後の展望を教えてください。

世界一が目標なことは変わりませんし、大会や、配信を通して「PULVEREX」のことをもっと知ってもらえるように頑張っていきたいと思っています!

ーー最後に日本、そして海外のファンに向けて一言お願いします。

「PULVEREX」として世界一を目指して頑張りますので、これまで以上に応援よろしくお願いします!

thank you for your support! 僕たち「PULVEREX」を応援してくれてありがとうございます。

◆次回は3人で世界の高みへ…!

プレイオフ3位を引っ提げて臨んだチャンピオンシップ。誰もが「PULVEREX」の優勝を信じていたし願っていたので、「万全な状態で3人で」大会に挑み、世界の頂点を掴み取ってほしいと強く思います。

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《sola4do》
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