Game*Sparkで日々紹介される採れたての注目Steamインディーゲームたち。
その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないでしょうか?そこで、そんなゲームの中から1本をピックアップして紹介するのがこの企画「しぼりたて!特選Steamプレイレポ」。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポもお忘れなく。
今回取り上げるのは、「広大なフィールドの探索」「狩られる恐怖から、狩る楽しさへの遷移」などが魅力のサバイバルホラー『Skinwalker Hunt』です。
『Skinwalker Hunt』とは?
本作は『Witch Hunt』の開発者で知られるAndrii Vintsevych氏個人が手掛ける新作サバイバルホラーゲームです。ストアページによると“ホラー風味のハンティングゲーム”と紹介されており、広大なオープンワールドのマップを探索して、スキンウォーカーと呼ばれる伝説の生物を追い詰めていきます。
しかし、狩られる対象となるのはプレイヤーも同じです。森の生物や悪魔の信者、どこからともなく現れるスキンウォーカーの脅威にさらされながら、狩りを遂行しなければなりません。それでは、さっそく本作の魅力的なポイントを紹介していきましょう!
ステキポインツその1!「広大なフィールドの探索」
狩りのフィールドとなるのは広大なオープンワールドとされるフィールド。最初のフィールドは薄暗く不気味などこかの森が舞台となっており、見通しの悪い山道や惨劇の痕跡が残る洞窟などが恐怖心を掻き立てます。
プレイヤーはこの広大なフィールドで、どこから現れるかもわからないスキンウォーカーの恐怖と戦いながら、対抗するために必要な銃の弾や食料、回復キット、罠などを探していきます。
気をつけなければならないのはスキンウォーカーだけではありません。森の動物たちはスキンウォーカーの影響を受け凶暴化しており、プレイヤーを見つけ次第襲いかかってきます。
しかし、彼らを仕留めることができれば生肉を剥ぎ取れ、焚き火で食料として調理できます。また、一頭仕留めるごとにハンターポイントを獲得し、一定のポイントが貯まると強力なスキルが習得できます。
さらに、森には動物とスキンウォーカー以外の脅威も現れます。スキンウォーカーを心酔する崇拝者はマップ上に数人登場し、専用BGMを鳴り響かせながらプレイヤーに襲い掛かってきます。攻撃力、体力共に非常に高く、かなりの銃弾を撃ち込まないと倒せません。また、謎の超能力によってプレイヤーを引き寄せることもあり苦戦を強いられる相手です。
ステキポインツその2!「狩られる恐怖から、狩る楽しさへの遷移」
本作の狩猟目標であり、最大の脅威であるスキンウォーカーは人形の胴体に鹿の頭蓋骨のような頭をした伝説上の生き物です。スキンウォーカーは高速で森の中を駆け回り、プレイヤーの姿を見つけたり、銃声を聞きつけると急襲してきます。
その力はまさに怪物。プレイヤーの初期体力では数発殴られて生き残るのは難しいでしょう。そんなスキンウォーカーに対抗するにはこちらも銃弾を撃ち込むしかありません。もし、1発でも弾が当たれば撤退してくれるのでその隙に逃げたり、回復に徹したりして次の襲撃に備えましょう。
広大なフィールド上を高速で動き回るスキンウォーカーを見つけるのは至難の業です。そんな時は、フィールドに最大4つ設置できるトーテムを使えばスキンウォーカーの接近を察知できます。
また、足跡や蛇の血5つから作れるハンターポーション、ベアトラップなどもスキンウォーカーを見つける手がかりになります。最初は暗闇の中で何かが動く音や遠吠えでさえ恐怖を感じていましたが、それも序盤だけ。スキルや装備、最大体力が上昇する薬草などが十分集まれば反転攻勢の開始です。
動物や崇拝者に見つかるのも気にせず森の中を駆け回り、スキンウォーカーの血を求めて追い回す姿は、一体どちらが悪魔なのか自問してしまうほどでした…。
『Skinwalker Hunt』は“ホラー風味のハンティングゲーム”と謳われており、まさにその通りの内容でした。狩られる側の恐怖を感じるのは最初だけで、後半は狩る側となってさらに楽しい時間が待っています。
サバイバルハンティングゲームとしての下準備の時間も本作の魅力のひとつ。フィールド上のあらゆるアイテムやオブジェクトの位置は毎回ランダムに設定されており、高いリプレイ性もあります。また、クリアするごとに新たなマップも解放されます。
普通のハンティングゲームでは満足できない、ガッツリとしたホラーは怖いという方にもおすすめの作品です。Game*Sparkでは開発者へのインタビューも掲載していますので気になる方は是非チェックしてみてください。