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カジュアルながらも奥深い戦略、ビルド要素も!大規模オンライン対戦型ACT『Warlander』先行プレイレポート

中世ファンタジー世界が舞台の対戦型ACT!剣と魔法で戦場を支配せよ!

連載・特集 プレイレポート
カジュアルながらも奥深い戦略、ビルド要素も!大規模オンライン対戦型ACT『Warlander』先行プレイレポート
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トイロジックが開発し、PLAIONがパブリッシングをする最大100人のオンライン対戦アクション『Warlander』。今回はメディア向けに先行体験会が開かれたので、実際の対戦などの様子をお届けします!

また、あわせて9月13日よりSteamにて一般ユーザーへ向けたオープンβテストも開催が予定されています。

『Warlander』とは?

本作はマルチアクション『Happy Wars』などで知られているトイロジックの開発した新作の対戦型アクションで、「最大40人の2チーム戦」「最大100人の5チーム戦」といった二つのルールで大規模な戦闘が楽しめます。

中世ファンタジーの世界が戦場の舞台であり、プレイヤーは「戦士」「僧侶」「魔法使い」といった3つのクラスを選択して出撃します。それぞれのクラスは「タンク」「ヒーラー」「アタッカー」の役割を持っています。

基本的なルールは2チーム戦、5チーム戦どちらも共通で、「敵の城に攻め入り、コアを破壊したチームが勝利」というもの。3種類ある「部隊」の動きがそれぞれ重要になっていきます!

スキル重視?装備重視?プレイスタイルに合わせたビルドは無限大!

プレイヤーは参加する際、5体のキャラクターで1組となった「デッキ」を選んで出撃します。戦況はリアルタイムで変化していくので、臨機応変に対応できるバランスの良い編成が良さそうです。

キャラクターには「称号」というシステムのグレードが存在し、上位のキャラクターは強力なものの、試合中の貢献で得られる「ヴァラーポイント」が必要となってくるので、序盤から出せないという点は注意が必要です。

また上位のキャラクターほど、再出撃可能になるまでのクールタイムが長くなっていきます。

武器、防具、スキルなどにはそれぞれコストが振られており、キャラクターごとに定められたコストの中でやりくりをしなければいけません。上位のキャラクターであればこのコストのキャパシティも大きく、強力なものをセットできます。

バランスも大事ですが、「防御力にガン振りの戦士」「紙装甲、超火力の魔法使い」といったような「特化編成」でロマンを追い求めるのも面白そう。

ゲムスパ部隊、奮戦セヨ─実際に2チーム戦をプレイ!

実際の対戦の様子をご紹介していきます!今回の先行体験会では、トイロジックの開発チームより1名、Game*Sparkよりライター3名といった構成で部隊を編成。まずはスタンダードな「2チームデュエル」からです。

チームの中ではそれぞれの部隊が役割を持ち、敵陣に攻め込む「攻撃部隊」と城や砦で防衛を行う「防衛部隊」、それらのサポートを行う「遊撃部隊」の3種類を選ぶことになります。

これらの役割は戦闘開始前、各部隊の立候補によって割り振られていきます。今回のゲムスパ部隊は「防衛部隊」と、いきなり重要そうな役回り…!?

まずは城壁のバリスタや大砲など、防衛に必要な設備を建築していきます。その一方で、攻撃部隊が前線を押し上げていっているので、防衛部隊も加勢に向かいます。

マップの各エリアにはタワーが存在し、これを占拠することで出撃位置として選択可能に。中央、上下とレーンがあるので各エリアの制圧が非常に重要となってきます。

戦闘は通常攻撃のほか、セットしたスキルも駆使していきます。操作量は多いものの、画面のUIには常にコマンドが表示されているので、初めてながらも操作で迷うことはありませんでした。

筆者はおもに戦士でプレイしていましたが、この「タンク」の立ち回りが特に前線では重要視される、と感じました。僧侶や魔法使いは打たれ弱く、戦士の近接攻撃を数発喰らえばダウンしてしまうので、とにかく戦士は前で盾を構えながら攻撃を引き付けると良さそう。

また、僧侶の持っていたスキル「ウォール」もなかなか強力な印象。石の壁で遠距離武器の射線を遮るほか、狭い場所で発動することで敵を分断し、戦士に集中攻撃…といった使い方も。

混戦の最中、人の少ないレーンをこっそり通って城へ攻め込んでくる敵兵の姿が。ミニマップには敵の位置も表示されているので、適度に確認すると良さそうです。ゲムスパ部隊は迅速に対応し、「裏取り」をしてきた部隊も制圧完了です!

さらに、攻撃部隊が敵チームの城内へ侵入し、コアを破壊したことで勝利しました!防衛部隊は試合が進むにつれて、設備の使用や敵兵の制圧など忙しさが増していくと感じました。特にマップなどを確認し、広く戦況を把握する必要がありそうです。

5チーム戦は戦略が重要?「協力」か「裏切り」か……

続いては5チームに分かれて戦う「5チームウォーロイヤル」モードをプレイ!

勝利条件は同じく「敵チームの城のコアを破壊」ですが、2チーム戦とはマップとルールが少々変わっています。マップは星型になっているほか、システム面ではチーム同士が協力関係を結ぶ「同盟」システムが追加されているのが特徴です。

各チームの指揮官は他チームに同盟を結ぶ提案が可能で、承認された場合は3分の間同盟となり、協力チームに攻撃は通らなくなります。画面右のUIではどこが同盟を結んでいるか、残り時間などが表示されています。

いたずらに戦力を消費するよりも、協力して他のチームに圧力をかけるか、消耗しきったタイミングで同盟を破棄し、協力チームを「裏切る」か……5チーム戦では単純な戦力だけでなく、この「同盟システム」による駆け引きが重要となりそうです。

さらに2チーム戦、5チーム戦どちらも強力な「大魔法」をゲーム中に獲得して使えます。今回は敵チームが大魔法を発動することで隕石が空から降り注ぎ、自チームの城壁が木端微塵に吹き飛ばされてしまいました。

大魔法の演出はかなりド派手なので、発動したチームの士気が上がること間違いなしです!筆者は設備で迎撃を行っていたので隕石がモロに直撃しました。5チーム戦であれば、この混乱に乗じて城に攻め込む…といった戦略も使えそう。

さらに試合の終盤には数人乗りのロボットが登場する場面も。一撃が広範囲でダメージが大きく、攻撃を食らってしまうと戦士であってもひとたまりもありません。

奮闘もむなしく、ゲムスパ部隊の属する赤チームは大差を付けられ2位という結果に…。試合結果の画面では指揮官が磔にされているなど、凝った演出もなされています。

カジュアルながらも奥の深い戦闘─気になったポイントなど

2試合を終え、その後は質疑応答のコーナーへ。今回はディレクターの岳洋一氏が直接、質問に答えてくれました。

気になる課金要素はさまざまな報酬が得られる「シーズンパス」や、性能はそのままに装備の外見を変更する「見た目装備」的な要素、成長の手助けとなる「時短要素」などが主であるとのこと。

さらにコミュニティの形成にも目を向けており、eスポーツ的な展開や、「犬派 VS 猫派 VS げっ歯類派」のような、お題に沿ったコミュニティ同士の試合の開催なども考えているとのことです。

最近ではストリーマーやインフルエンサーが集まってイベントを開催することが多く見られるようになったので、そういった展開にも期待ができます。

今回参加した他2名のライターの意見も盛り込み、今回の試遊時点における良かった点や気になったポイントをまとめてみました。

良かった点

  • 試合展開も早く、カジュアルで遊びやすい

  • 指揮官の指示があるので、初心者も何をすればいいかが分かる

  • UIが親切で、何を押すとどうなるかが表示されていて直感的な操作ができる

  • ランクの低いキャラクターは即座に再出撃できるので、操作の練習になる

気になった点

  • メイン武器、サブ武器、スキルなど操作量の多さ

  • 5チーム戦での試合展開を把握する難しさ

  • 上位ランク戦士の防御力など、低いランクと高いランクのキャラクター性能差

  • 推奨環境が「Core i7-8700 / RTX 2060」と意外と高め

中世風ファンタジーと馴染み深いテーマを持ち、カジュアルながらもビルド要素や戦略など奥深い戦闘が楽しめる本作。Steamでは13日より一般ユーザーに向けたオープンベータテストが開催されていますので、大規模な戦闘に参加しましょう!

『Warlander』はPC(Steam)/コンソール向けに配信予定です。なお、発売日等については未定です。

(本記事で使用した画像は開発中のものです。実際とは異なる場合がございます。)

《kurokami》

チャーシュー麺しか勝たん kurokami

1999年生まれ。小さい頃からゲームに触れ、初めてガチ泣きした作品はN64の『ピカチュウげんきでちゅう』です。紅蓮の頃から『FF14』にどハマりしており、Game*Spark上ではのFF14関連の記事を主に執筆しています。

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