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フランスの田舎で過ごす夏を水彩画風グラフィックで描くアドベンチャー『Dordogne』プレイレポ【TGS2022】

仏ドルドーニュで過去と現在を交互に描くアドベンチャー。水彩画風グラフィックが魅力的です。

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フランスの田舎で過ごす夏を水彩画風グラフィックで描くアドベンチャー『Dordogne』プレイレポ【TGS2022】
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2021年より規模を拡大した千葉幕張メッセのリアル会場と、オンラインプラットフォームの両面で開催となった国内最大規模のゲーム展示会「東京ゲームショウ2022」。インディゲームブースにてプレイアブル出展されていた、UMANIMATIONのナラティブアドベンチャー『DORDOGNE』プレイレポをお届けします。

テープレコーダーのデザインも2020年のトレイラーから少し変化している

本作は1984年のフランスの田舎を舞台とする物語で、夏の間におばあちゃん家へ来た11歳になるミミが、極秘プロジェクトのために音や単語などを収集するというもの。ゲームプレイ中では固定カメラのなかミミを動かしてストーリーを進めるほか、マップの所々にある単語やオブジェクトなどを収集します。TGS2022で出展されたバージョンでは日本語化がされていませんが、UIなどがわかりやすく迷いにくいデザインでもありました。

キャラクターは3Dモデルなのだが違和感なく溶け込んでいる

本作の魅力的なところは何といってもグラフィックにあるでしょう。背景を淡い水彩画で描いているために、どことなく過去の優しい記憶を表現することに成功しています。プレイヤーが操作するミミも3Dでありながら背景と上手く溶け込んでいるために、リッチなアニメーション作品を見ているような気持ちにさせてくれます。

プレイヤーが朝食を食べたり蝋燭に火をともすパズル的な行動などを、一つ一つ実演させるのが他にない特徴です。また、作中にポラロイドカメラで気球を撮るシーンがあるのですが、プレイヤー自身が制限されない角度で撮影できるのが素敵。その1日が終了すると、収集した単語を用いて日記に詩を書くことや、写真やイラストを張り付けてその一日に印象的だったものを記します。ある意味フランス版『ぼくのなつやすみ』とも思える作品です。

その日を最後に日記をつけて終えることになる
大人になったミミらしき女性

また本作は、公式サイトの解説によると過去の話だけでなく現在の物語も進行するようで、プレイ後の予告映像では一部に大人のミミらしき女性が映されていました。『Dordogne』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series/ニンテンドースイッチ向けに2023年にリリース予定です。


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《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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