名だたる山々を踏破せよ!『Climber: Sky is the Limit』はバックパックの重量バランスまでこだわる本格派登山家シム【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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名だたる山々を踏破せよ!『Climber: Sky is the Limit』はバックパックの重量バランスまでこだわる本格派登山家シム【プレイレポ】

本日ご紹介するのはArt Games Studioの本格派登山家シム『Climber: Sky is the Limit』です。バックパックの重量バランスまでステータスに影響する拘り様です。

連載・特集 プレイレポート
名だたる山々を踏破せよ!『Climber: Sky is the Limit』はバックパックの重量バランスまでこだわる本格派登山家シム【プレイレポ】
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GameSparkで日々紹介されるSteamのゲームたち。その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないのでしょうか?

そこで本記事ではそんなゲームの中から1本をピックアップ。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポもお忘れなく。

今回取り上げるのは、「多くの困難を乗り越えた先でのみ見ることのできる、高みから望む絶景の美しさ」「頂上は1つでもルートは複数。自分でルートを考える自由度」などが魅力の、登山家シム『Climber: Sky is the Limit』。では早速その内容と魅力のポイントを見ていきましょう。

『Climber: Sky is the Limit』とは

Climber: Sky is the Limit - Trailer

本作は登山家としてマナスルやエベレストといった名だたる山々を踏破していく本格派登山家シムです。その拘りたるや、バックパックの重量バランスまでステータスに影響するほどですからね。

相手は雄大な大自然。極寒に悪天候、見るものを圧倒する絶壁に深いクレバスと、無数の危険が行く手を阻みますが、一つ一つ道具と知恵を駆使して攻略していきましょう。

過程が大変であればあるほど、より達成感は大きくなるものです。苦労して登頂した山頂から見る風景は、さぞかし感動的なものとなるでしょう。

さぁ、登山へ出発です。限られた人しか見られないあの絶景を、ぜひとも見に行こうではありませんか。

ステキポインツその1!「多くの困難を乗り越えた先でのみ見ることのできる、高みから望む絶景の美しさ」

なぜ登山家が山に魅入られるのか。「そこに山があるから。」と答えた人もいるように、正直登山家本人にしか答えられない問いかもしれません。ですが、確実に言えるのは苦労して登頂した頂からの眺めは、きっと格別なものだろうということです。

生憎の天候不良。晴天を待つには到底体温が持ちそうにありません。

例えゲームという疑似体験であっても、澄み渡る空気と青空と眼下に広がる雪と岩肌の織りなす美しさは言うまでもありません。

本作に出てくる山はどれも世界に名だたる山ばかり。マナスルやエベレスト、K2なんて名前は過去に一度は耳にされた方も多いのではないでしょうか?これらの山々はいずれも数多くのその道のエキスパート達が挑んでは、命あっては断念し、場合にはその命すら落としてきたような所です。氷に覆われたクレバスに、遥か見上げるような絶壁。もちろん滑落すればひとたまりもありません。

頼れるのは己の四肢とピッケルやロープといった僅かな道具だけですから、準備不足は後悔の元ですよ。そしてそれでも強行すれば、良くて大怪我かあるいは死あるのみです。

本作では、必要最低限の装備がなければそもそも出発できないシステムとなっています。裸一貫で立ち向かうのは無謀そのものですからね。ただし、装備もタダではありませんから、常に資金との兼ね合いが求められ、あれもこれもと金満装備とはいきません。

資金は出発前にスポンサーが一定額を支給してくれるので、その枠内で購入することとなります。装備によって防寒性やスタミナなどのステータスが変化するので、一度下見に行ってみるのも大切かもしれません。それに、消耗品の必要数も把握しておかないと、雪山の上で食料切れなんて遭難まで秒読み段階ですからね。

でも、そうして困難を乗り越えた先には、きっと目を見張るような素晴らしい光景が見られるはずですよ。…天候さえ良ければね。

ステキポインツその2!「頂上は1つでもルートは複数。自分でルートを考える自由度」

目指す山頂は当然1つだけです。ですが、その道のりまでも1本道という訳ではありません。どのルートを選ぶのか、それはプレイヤー次第です。

梯子などの道具は回収して再利用できますが、何でもかんでも使いまわしができるわけではありませんから、持ち込んだ道具に応じてルートを決めるのが肝要です。

多少遠回りになってもロープを温存しようとか、食料が心細いから敢えて険しいながらも近道でとか。先はまだまだ長いのですから、よくよく考えていきましょうね。さもないと、山頂を目前に登頂を断念する羽目にもなりかねませんよ。

行く手を阻む深いクレバス。こういうのはダッシュジャンプで行けるんだと言いながら、何度も落下しました。
梯子渡りはバランス保持のミニゲーム仕様となっています。少しずつ微調整すれば簡単ですよ。

余程のことがない限り、外出はしたがらない超インドア派な筆者ですが、本作で見ることのできる風景の美しさには感動することしきりです。バックパックの重量バランスまでステータスに影響するような本格仕様の拘りも、シムとしての面白さに一役買ってくれています。

日本語ローカライズもされていますので、英語が苦手でも大丈夫。ですが翻訳の質はすこし突っ込みたい所ですけどね。それに、カメラワークの動きが少々合わないというか。特に両手にピッケルを持っての垂直登攀は、左右に視点が激しく動くせいで軽く酔いました

でも、晴天時に山頂から見る風景は本当に感動的です。ぜひ険しい山々を踏破して、自然が織りなす見事な絶景をご覧になってみてはいかがでしょうか?

  • タイトル:Climber: Sky is the Limit

  • 対応機種:PC(Steam

  • 記事におけるプレイ機種:PC

  • 発売日:2022年11月22日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:3時間

  • 価格:1,900円





《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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