【吉田輝和の絵日記】良い思い出も悪い思い出もゲームとともに…「Nintendo Switch Online」で蘇るあの頃の記憶! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】良い思い出も悪い思い出もゲームとともに…「Nintendo Switch Online」で蘇るあの頃の記憶!

人生初の通信プレイは……『役満』!!

連載・特集 プレイレポート
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今回は「Nintendo Switch Online」および追加パックのプランで配信されているタイトルの中で、僕のゲーム人生において思い出深い2タイトルをご紹介します!

いや~、いつか来るだろうとは思っていましたが、とうとうゲームボーイ&ゲームボーイアドバンスのゲームの配信が来ましたね!

3DS/Wii Uのeショップがサービス終了する前にと、バーチャルコンソールで沢山のタイトルをDLしていたんで、今回配信されたタイトルは全部持っているんですよね……。

それはともかく!現行機でプレイ出来るのは快適で嬉しいです!

◆『マリオ3』だけど『スーパーマリオアドバンス4』

まず最初に紹介するのは、ゲームボーイアドバンスで発売された『スーパーマリオアドバンス4』!本作は、ファミコンで発売された『スーパーマリオブラザーズ3』のリメイク作品だ。

スーパーファミコンで発売された『スーパーマリオコレクション』をベースにしているので、ファミコン版よりもグラフィックが格段に強化されている。

『スーパーマリオブラザーズ3』は、僕が人生で一番大好きなタイトルで、幼稚園の頃から現在にいたるまで、『マリオ』シリーズの中で一番やりこんでいる。

大人になってから友達の家でファミコン版をプレイしている時、友達の子ども(5歳)にドヤ顔をしていたもんだ。

マリオのパワーアップ形態がしっぽマリオ、カエルマリオ、たぬきマリオにハンマーマリオと豊富に用意されているのも、僕が本作を愛してやまない理由のひとつだ。

その他にも、特定の場所でしゃがむとマップの裏に入り込めたり、空を飛ばないと入れない隠し要素があったりするところも大好きだ。

無限に飛べるパタパタの羽や、ワールドセレクトが出来る笛のアイテムといったお助け要素も多い。やりこみがいだけでなく敷居の低さもあって、子どもの頃の僕はどハマリ出来ていたんだろうなあ。

ゲームボーイアドバンス版だけの要素として、周辺機器を使うと様々な追加ステージが遊べたんだけど、「Nintendo Switch Online」で配信されているバージョンでは、最初から追加ステージが収録されている。

当時は、金銭的な余裕がなくて周辺機器まで手を出せなかったけど、Nintendo Switch Online+追加パックに加入していれば、実質タダで遊べちゃうってことか!よっ、太っ腹!

◆『役満』人生初の通信プレイは苦い思い出と共に……

人生で初めてゲームボーイの通信ケーブルを使ったのは『ポケットモンスター』か『餓狼伝説2 -新たなる闘い-』だと思っていたんだけど、実はもっと前に他人と通信対戦を行っていたのを、今ふと思い出した。

それは僕がまだ5歳だった頃、お盆に親戚の家に墓参りに行った時の話だ。

僕と年の近い子どももたくさんいたけど、年に一度しか顔を合わせない上に極度の人見知りだった僕は、一人離れた場所でゲームボーイで遊んでいた。

そんな僕を見かねたのか、親戚のおじさんが「一緒にゲームをやらんか?」と声をかけてきてくれたのだ。その時手渡されたのが、ゲームボーイの『役満』だった。

『役満』は、1989年に任天堂から発売された麻雀ゲームだ。CPUとの対戦はもちろん、通信ケーブルを使って2人打ちが楽しめる。

麻雀を初めてプレイする僕に「同じ絵柄を3つ揃えるんだよ」と、子どもでもわかりやすい基本的なルールを教えてくれた。

ある程度やり方も覚え、次は対戦をしてみることになった。二台のゲームボーイ本体に通信ケーブルを接続し、ドキドキの初通信対戦だ。

対戦といっても、ルールはまだあやふやなので、おじさんが僕のゲーム画面を見ながら「この牌は捨ててもいいんじゃないかな」とアドバイスをしてくれる。見知らぬ大人(親戚だけど)にこれほど親切にしてもらったのはこれが初めてで、人見知りの僕も心を開きかけたその時!

僕に捨てさせた牌はおじさんの当たり牌だったのだ。その後、一度も勝たせてもらえることなく、完膚なきまでにボロカスに負けさせられていた。

よく知らない大人に親切にしてもらったのも初めてだったけど、これほど子どもに対して容赦のない大人と出会ったのも初めてだった。初めての通信対戦の思い出は、苦かった……。

後に父親にそのおじさんのことを尋ねるも「そんなゲーム好きな親戚に心当たりがない」と言われた。不思議な思い出だ。

大人の前では真面目だけど、子どもに対しては容赦のない二面性を持っている人だったか、もしくは孤独な吉田少年を救いうため、タイムスリップをしてきた未来の僕だったのかもしれない。いやらしい性格とか似ているし……。

微妙な思い出だったけど、麻雀の基本的なルールを知れたのは良かった。そのおかげでゲーセンでヒーローになれたのだから……。

今回「Nintendo Switch Online」に追加されたゲームボーイ&ゲームボーイアドバンスの中で、思い出深い2タイトルをご紹介しました。

ニンテンドースイッチでは、バーチャルコンソールとして過去のタイトルが配信されないのは残念な気持ちもありますが、自分から買わないようなタイトルをプレイするきっかけになるのは良いですね。

今後も、『カエルの為に鐘は鳴る』や『ファイアーエムブレム』シリーズなど、名作タイトルが続々と追加を予定されています。機会があればまた、思い出話とともにご紹介していこうと思います!


《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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