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クラウドゲーミングが持つ強みとは?問題なく遊べるの?スイッチクラウド版『Aliens: Fireteam Elite』を先行体験してきた!

「クラウドってどうなの?」と懐疑的なゲーマーも注目!

連載・特集 プレイレポート
クラウドゲーミングが持つ強みとは?問題なく遊べるの?スイッチクラウド版『Aliens: Fireteam Elite』を先行体験してきた!
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ゲームという媒体は日々変わりつつあります。かつては物理的なカセットやディスクを使うというのが一般的でしたが、現在では購入したものをインターネット経由でダウンロードするという形式に変化してきました。

もちろん物理メディアが滅びたわけではありませんが、ディスクを1枚も持っていないという人も見られたり、ディスクドライブレスのゲーム機も発売されていたりと日本国内においては十分に普及していると言えるでしょう。

そして今、新たなゲームの遊び方として、ゲームをダウンロードすらせずに遊ぶ「クラウドゲーミング」という方式が盛り上がりつつあります。快適なクラウドゲーミングにはまだまだ懐疑的なゲーマーも多いかとは思いますが、実際はかなり私たちの身近に来ていると言えるかもしれません。

この度編集部では、クラウドゲーミングの最先端を行くユビタスに招待いただき、4月26日に発売予定のニンテンドースイッチ向けクラウド版『Aliens: Fireteam Elite』を先行体験させていただきました。本稿では、クラウドで同作をプレイした感想やクラウドゲーミングの強みなどをお届けします。

『Aliens: Fireteam Elite』とは

本題に入る前に、本作について軽くご紹介します。本作はSF映画の金字塔「エイリアン」と世界観を共有する最大3人で遊べる協力型シューターです。6種類のクラスや様々な武器が存在するため、初心者からシューター上級者まで幅広く楽しめます。

映画版「エイリアン」3部作から23年後を舞台に、植民地海兵隊の強者としてエイリアンの群れに挑みます。非常にこだわりを持って「エイリアン」世界が再現されており、フィールドや装備の再現度が高いことが話題になりました。

クラウドでCo-opシューターは遊べるの?

さて、やはりクラウドゲーミングというと「遅延やラグがある」というイメージがあると思います。特にシューターやアクションのような一瞬のラグや遅延が命取りになりかねないタイトルでは遅延やラグの有無はとても重要です。

結論から言うと、「遅延は全くない」ということはないですが、“ほぼ違和感なく”ゲームを楽しむことができました。少なくとも、Co-opシューターを遊ぶ分には十分に使えると感じます。 

Co-opシューターの特徴は、大量の敵が一挙に押し寄せてくること。本作もそれを踏襲しており、常に気を抜けない戦いが繰り広げられます。エイリアンは地面だけでなく天井も張ってくるため素早いエイムは欠かせませんが、低遅延によってダウンロードしたゲームとほぼ変わらない感覚で楽しめました。強力で耐久力の高い敵はプレイヤーに突進してくるためドッジロールで避ける必要がありますが、そちらも問題なく回避可能です。

今回の体験ではキャンペーンミッション2種と、クリア後解放されるウェーブ制のホードモードをプレイしました。筆者は未プレイであったことに加えクラウドゲーミングでまともに遊ぶのが初めてだったのでやや不安でしたが、いずれのミッションもクリアできました。

特にキャンペーンの高難度ミッションでは小さくすばしっこい敵が出てきて苦労しましたが、いずれのモードも3人で力を合わせてなんとかクリア。チームワークによって勝利できたのはもちろんですが、本作の遅延・ラグの少なさによるものであることは間違いないでしょう。

前提として、スイッチクラウド版は30FPSで動作していることには注意が必要です。処理が重くなってくると、若干カクつきが目立つ場面もありました。とはいえ、筆者が自宅でプレイした際はまったくと言っていいほど遅延を感じなかったので、時間帯や環境によりけりかもしれません。

ニンテンドースイッチは携帯もできるという性質上、PS5やXbox Series X|Sといった機種と比べると性能的にどうしても劣るところがあります。しかし、クラウド技術によって安定した高速インターネットさえあればハイスペックが要求されるゲームでも他の機種と同じように遊ぶことができるのです。

安定したインターネット接続が必要であるため持ち運んで遊ぶというのは厳しいですが、家でゴロンとリラックスしながら楽しめるのは非常に魅力的。他プラットフォームとのクロスプレイも可能なので、他機種で遊ぶフレンドとも問題なく楽しめます。

また、アプリケーションの容量が非常に少ないため購入してすぐに遊ぶことができますし、スイッチのハードディスクやSDカードの容量を圧迫する心配もありません。

このようにクラウドならではの魅力も備えているため、スイッチがメインのユーザーだけでなく、「またまた~、ホントにクラウドで遊べるの?」と懐疑的なゲーマーにもぜひ触ってみてほしいです。

ユビタスはクラウドゲーミングの最先端を行く会社!

本作を提供するユビタスはどのような会社なのでしょうか。2013年に東京に本社が設立され、台湾に研究開発センターを置くユビタスは、クラウドゲーミング技術の最先端を行く企業です。同社は低遅延でゲームプレイを可能にするテクノロジーを持っており、特許も保有しています。

▲『バイオハザード RE:2 クラウド』ストアページより

同社はこれまで600作品以上のクラウドゲームをリリースしており、『バイオハザード』シリーズや『アサシン クリード オデッセイ』、『ファンタシースターオンライン2ニュージェネシス』といったニンテンドースイッチでリリースされているクラウド版タイトルはすべて同社の技術が使われています。

『The Forgotten City』『Edge of Eternity』といった作品はユビタスがパブリッシングしており、『Aliens: Fireteam Elite』はその第3弾タイトルとなります。


ニンテンドースイッチ向けクラウド版『Aliens: Fireteam Elite』は、4月26日のエイリアン・デーに発売予定。同日には拡張DLC「Pathogen」も発売されます。予約中は10%オフで入手できるほか、DLC「Hardened Marine Pack」も付属します。

ソロプレイで試せる無料体験版も配信されていますので、購入前に動作チェックをしておきましょう。


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《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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