捜査するのは殺人事件だけじゃない。探偵の普通の仕事でも解決のために無法を辞さないハードボイルドオープンワールド探偵シム『Shadows of Doubt』事件簿#2【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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捜査するのは殺人事件だけじゃない。探偵の普通の仕事でも解決のために無法を辞さないハードボイルドオープンワールド探偵シム『Shadows of Doubt』事件簿#2【プレイレポ】

自動生成されたオープンワールドの街中でランダムに起きる物事を解決するハードボイルド探偵シム。捜査するのは殺人だけじゃないんです。

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捜査するのは殺人事件だけじゃない。探偵の普通の仕事でも解決のために無法を辞さないハードボイルドオープンワールド探偵シム『Shadows of Doubt』事件簿#2【プレイレポ】
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探偵をテーマにしたアドベンチャー作品は過去にも多数発売されています。キーワード入力で手探りだった旧時代のPC作品から始まり、ほぼ全ての作品はある一定のストーリーラインの中で事件などを解決するゲームが普通です。2023年4月24日に発表された『Shadows of Doubt』は旧来のアドベンチャーから一線を画した、自動生成されたボクセルタイプのオープンワールドで発生する各種事件/依頼を解決するという非常に意欲的な設定がテーマになった作品になっています。

本記事ではパブリッシャーよりSteamのゲームキーを提供いただきましたので、仕様が気になっているであろう人も多い本作品のプレイレポをお届け致します。本作品のシステム部分や、殺人事件の捜査については別プレイレポ記事で触れているため、こちらとあわせて見ると更に本作品の魅力が広がるのではないでしょうか。



自動生成されたディストピア世界へようこそ

現状では本作品はアーリーアクセスでの配信で、チュートリアルも兼ねた導入シナリオ付きのものと、直接サンドボックスで遊ぶモードの二つが実装されています。前述したプレイレポでは殺人事件に的を絞って紹介しているので、本プレイレポではサンドボックスモードにおけるランダムで起こる出来事に挑んでいきます。

舞台となる町の名前は『ポートピア連続殺人事件』でもお馴染みの神戸としました。プレイ時間の関係上、ゲーム内での展開時間は最小、街の大きさも最小に設定しています。あらかじめご了承下さい。

サンドボックスモードでは初期状態を様々に設定できますが、デフォルトの設定だとプレイヤーは根無し草で寝床も持たない状態で街中に放り出されます。自由で目標もありません。なので、まずは家を手に入れることを目標に、都市の闇へと足を進めてみることにしましょう。

ゴールさえ達成できれば過程は問わない。

そして本題です。本作品では広く発生が告知された後、様々な証拠を集め犯人を告発することが目的の殺人事件の他、市民からの依頼を達成することでもお金を稼ぐことができます。依頼は各店舗や、刑事事件の窓口になっている役所に設置されている固定電話の近くに張り出されています。

これらの依頼には、「写真撮影」や「尾行」のような基本、いわゆる一般的な探偵のお仕事というやつのほか、一般的な探偵のお仕事ではない「器物破損」、「企業スパイ」、「警察への逮捕協力」などが幅広く存在します。受諾することで依頼が発生し、実際にタスクを進めていくことになります。

そこで今回糊口を凌ぐために選んだのは「写真撮影」。ターゲットの写真を取り、依頼者へと受け渡すというものです。電話をかけて依頼者の元に赴くと、撮影ターゲットの情報が渡されましたが、分かるのは勤務先だけでした。仕方がないので先ずは勤務先へ赴くことにします。店舗や居住先が分かる場合はナビゲーションを設定できるため、迷子になることはありません。

個人を特定させるプロセスですが、先ずは店舗に貼り出されている従業員写真と名前から名前と顔を割り出します。店舗内で確認できるため、こちらは犯罪行為に問われることはありません。

写真リストからターゲットの名前と顔が先ずは判明。本日は出勤していないため、隙を見計らい従業員専用スポットへと侵入します。監視カメラとスタッフを警戒しつつ、ファイル棚の中にあるスタッフのリストと、雇用契約書から住所を割り出し、極めつけに店舗内のPCから人事評価を含めた個人情報も抜き出していきます。

本作品はフィクションですが接客業種では、写真と名前、お客様のコメントなどを掲載している店舗は珍しくありません。

こうして、特定したターゲットの元へ赴き、写真に収め提出すれば依頼が達成されます。画像は別のターゲットの依頼ですが、道程と過程は大きく変わっていません。名前か勤務先が分かっている場合は特定する手段も容易なため、そこまで難しくはありませんでした。中には指紋だけしか分からない、身長や髪の色しか分からないという、かなりハードな依頼も存在します。

無事依頼を達成すると、クレジット(お金)と場合によっては探偵の能力をアップグレードできる基盤などが貰える場合も。基本的には達成困難な内容ほど高額です。

前述の通り、本作品のプレイに目標や制約は特にありません。ですが、あえて火中に飛び込む場合はリスクを背負うことになります。外部逮捕要請や殺人犯を追う場合、武装している可能性が高いでしょう。相手がショットガンなどを装備していた場合、至近距離で発砲されると一撃でその場に倒れることになります。防弾チョッキも購入することは可能ですが、その分良いお値段はしますので序盤は簡単な依頼でお金を稼ぐ方が良いでしょう。

事件は止まらない

自動生成された街で起きる事件や依頼は尽きることがありません。常に何かしらが、この街では起きています。難易度の高い依頼……指紋だけしか情報がないとか、年収だけしか情報がない状態からターゲットを導き出した時の快感は最高です。依頼を達成するまでのアプロ-チの多様さは看板に偽りなしというところでしょう。

今回のプレイレポでは時間の関係で小規模なサイズの街をプレイしましたが、最大にした場合どれくらい走り回れるのか個人的には気になるので、GWにがっつりプレイする予定です。まだ、翻訳が抜けている部分など目に付く部分はありますが、現段階でも可能性を感じられる部分に溢れていますので、今後のアップデートからも目が離せません。

スパくんのひとこと



これはまさしく探偵シムの決定版になれるかもスパ!


  • タイトル:Shadows of Doubt

  • 対応機種:PC(Steam)

  • 記事におけるプレイ機種:PC(Steam)

  • 発売日:2023年4月25日(Steam版)

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:20時間

  • 価格:2,300円


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《rate-dat》

面白そうなことに頭を突っ込んで火傷してます rate-dat

本業はデザイナー。 印刷物やWeb、写真加工など色々とやっています。

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