Liquid Swordsは、2026年4月8日発売予定のオープンワールドアクション『Samson』の最新開発映像を公開しました。90年代の米国をモデルにした都市「Tyndalston」の設計思想や、車両戦闘を彩るデザインの詳細が明かされています。
90年代米国の暴力的な都市設計、車両戦闘を彩るデザインを解説する動画が公開
本作は、莫大な借金から逃れようとする男、Samson McCrayが、暴力の支配する街「Tyndalston」で戦いを繰り広げる、コンパクトな作りのオープンワールドアクションです。

犯罪都市を舞台にしたオープンワールド作品として『グランド・セフト・オート(GTA)』シリーズと比較されることも多い本作ですが、開発陣は「追求する要素を絞り込んだ、格闘とカーアクションに焦点を当てた体験」であることを強調しています。
公開された動画では、コンセプトアーティストのPiotr Kupsc氏が本作の都市設計について解説。ニューヨークやフィラデルフィアといった90年代の米国北東部の街並みから強い影響を受けているとし、都市デザインの核には「声明(Statement)」「暴力(Violence)」「寄生(Parasitism)」という3つの柱が据えられているとのこと。
街の至る所にある巨大な壁画、あらゆる場所に闘争の痕跡が残る荒廃した質感、そして格差や汚職を象徴する不公正な景観。これらを通じて、プレイヤーが思わず探索したくなるような深みのある世界を構築しているとしています。

車両デザインにおいても、90年代当時の美学への適合が追求されています。車両アーティストのDamian Ksiezopolski氏は、実在のブランドに縛られない自由な設計により、プレイヤーに馴染みがありながらも本作独自の個性を備えた車両群を用意したと説明。

主人公の愛車については、当初は「平凡なセダン」がベースでしたが、最終的には独自の風格を備えた最高傑作(マグナム・オプス)と呼べる一台へと変更されたと述べています。
加えて、車両は単なる移動手段ではなく戦闘のための「道具」としても設計されており、VFXチームとの連携により、車両が激突・大転倒する演出には「ジェームズ・ボンド」シリーズのようなシネマティックなインパクトを持たせるよう設計されているとしています。

『Samson』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに2026年4月8日発売予定です。








