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一人称型ARPG『Witch Rise』はシンプルながらレベルやショップといった基本要素は抑えた作品―魔法少女を操作してダンジョン踏破!【プレイレポ】

本日ご紹介するのはlightUPの一人称型ARPG『Witch Rise』。魔女の呪いにより小豚に変身させられた少女を操作して、ダンジョンを攻略していくゲームです。

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一人称型ARPG『Witch Rise』はシンプルながらレベルやショップといった基本要素は抑えた作品―魔法少女を操作してダンジョン踏破!【プレイレポ】
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何も無いところに火を起こし、手を使わずに物を動かし破壊する。そんな魔法と称される超常的な能力に、恐らく誰しもが一度は憧れたことがあるのではないでしょうか?

テレビゲームのみならず、数多くの小説やアニメなどでも題材とされてきた辺り、単に「あれば便利」程度の認識以上に、多くの人々が共通で有するなにかに触れるものがあるのかもしれません。

筆者の若い頃から「黄昏よりも昏きもの 血の流れより紅きもの」の詠唱で知られる『スレイヤーズ』や『レンタルマギカ』『スクラップド・プリンセス』といったファンタジー作品は数多くありましたし、逆に高レベルの科学という視点で魔法を描いた『されど罪人は竜と踊る』や『ウィザーズ・ブレイン』なども有名です。

原理原則や体系化の有無などはもちろん作品次第ですが、多くの作品でテーマとされてきた魔法は、これまでも、またこれからも多くの人々を魅了し続けるのではないでしょうか。

本日ご紹介する『Witch Rise』も、このような魔法をテーマとした作品です。

とある土地に住んでいた魔女は、その聡明さと美しさから多くの人々から愛され尊敬されていました。

ですが、力と知識を追求していくなかで長い歴史に埋もれた闇の秘術に溺れた彼女は、やがて破滅へと向かうこととなります。

ある日、彼女は可愛らしさと賢さを兼ね備え、かつその心は純真無垢なとある魔女見習いの少女の存在を知り、たちまち嫉妬に狂うことに。魔女は少女に呪いをかけて小豚に変身させては、こうあざ笑うのでした。「さぁさぁどんな気持ちだい?よくもまぁ魔法を学ぼうなんて生意気言えたもんだよ。何もできやしないのに。」

ただし、魔女は少女の心の強さには気づいていないのでした。少女は元の姿に戻るべく、魔女が語った4本の魔法の杖を探して旅に出たのでした。

非力な少女も魔法は強力!魔法と剣を上手な使い分けが攻略の鍵

本作では、呪いによって姿を変えられた魔女見習いの少女が主人公です。フィジカル面で言えば、百戦錬磨の狂戦士でもなければ、妙技冴えわたる名剣士でもない単なる非力な少女。剣といってもできることはブンブンと振る程度です。

なので、まずは1本目の魔法の杖を手に入れることを目標としましょう。

便りになるのはコンパスとフロア間の接続を示す簡素な地図だけ。3歩歩けば忘れる鳥頭な筆者には、なかなか厳しいものがあります。風景もどこも同じような感じで、目立つランドスケープもありませんしね。

スイッチを操作したり、鍵を手に入れたりといった紆余曲折を経て、ようやく1本めの杖をGET!水弾をぶつけて攻撃できます。いやぁ、飛び道具って便利ですね。それに魔法少女は魔法を使えてなんぼです。

基本的には魔法を常用し、MP切れの非常事態には剣を使用する。上手な使い分けが攻略の鍵と言えそうです。

狩りしてのLv上げにショップでの買い物。非常にシンプルながら基本的な要素は押さえたゲームシステム

本作の主人公である魔法少女は、初期状態では非常にか弱い存在です。歳相応の耐久力に見習い故の低MP。HP、MPともに1桁で魔法を使えば数発で息切れし、敵の攻撃数発で即ダウン。

ステータスに注目!初期状態よりHP、MPともに増加していますが、ボス戦ではまだまだ苦戦します。

そんな少女でも経験を通じて成長すれば、モンスター相手に少しは太刀打ちできるようになります。本作は経験値制のLvによる成長要素があり、Lvに応じてHPやMPが成長していきます。行き詰まったら黙々とLv上げに勤しみましょうね。

道中には各種回復アイテムなどもありますから、適宜活用していきましょう。

また、要所要所にはショップがあり買い物が可能です。回復アイテムやステータス上昇アイテムなどを購入できるので、お金が溜まり次第上手に活用したいところです。

非常にシンプルで動作も軽い本作。どれほどかと言うと記事執筆時点でわずか20MB足らずの専有領域に、最低動作環境が「Intel Atom Cherry Trail Z8700」クラスといえば、なんとなくその凄さは伝わるかもしれません。

インディーズでもGBクラスの大作が一般的となりつつあるなか、本作のようなシンプルな作品はむしろ珍しいものとなりつつあるのではないかと思います。

もちろん、華麗なCGエフェクトや複雑かつ難解なギミックがあるわけでもありません。それに、2Dスプライトと3Dの組み合わせで、エイミングもあくまで平面的なものとなっています。ですが、部屋の中のスイッチを探し、先へ進むための鍵を探しつつLv上げを繰り返していると、どこか懐かしい古き良きあの頃を思い出せる。そのような作品となっています。

腰を据えてガッツリというよりかは、むしろ手持ち型のPCでダラダラと遊びたい。そんな作品かと思います。

スパくんのひとこと

古き良き2Dスプライトと3Dの組み合わせが、どこか懐かしさを感じさせる作品スパ。…あ、スパくんは杖じゃないスパ。イテテ。振り回さないでスパ。何も出ないスパァ。

  • タイトル:Witch Rise

  • 対応機種:PC(Steam

  • 記事におけるプレイ機種:PC

  • 発売日:2023年4月27日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:4時間

  • 価格:580円(リリース記念セールにつき5月4日まで464円)




《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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