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歯ごたえ抜群の銃と剣の乱舞!サイバーパンクACT『ArcRunner』で暴走したAIをしばきに駆け抜けろ!【プレイレポ】

今回のレポでは激しく骨太バトルが楽しめるサイバーパンクアクション『ArcRunner』をご紹介。将来的には日本語にも対応予定とのことです。

連載・特集 プレイレポート
歯ごたえ抜群の銃と剣の乱舞!サイバーパンクACT『ArcRunner』で暴走したAIをしばきに駆け抜けろ!【プレイレポ】
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今回はPQubeがパブリッシャーを、Trickjump Games Ltdがデベロッパーを担い、2023年4月27日にSteam(Epic Gamesストア/GOG.comは記事執筆時点において海外のみの模様)にて、Windows PC向けにリリースしたサイバーパンクアクション『ArcRunner』をご紹介したいと思います。

『ArcRunner』とは?

本作は、とある架空世界におけるタイタン級宇宙ステーション「The Arc」を舞台に、メタウィルスに感染したステーションAIの暴走を止めるべく、迫り来るロボやドローンの敵を蹴散らしながら駆け抜けるサイバーパンクアクションゲームです。

ざっとまとめると……

ステーションはCITY、DOCKS、EDENといった3つのブロックに分かれており、それぞれさらに複数のステージによって構成されています。各ステージで順番に出現する敵を全滅させればクリアで先へ進めるというのがゲームの基本的な流れ。

ローグライクの要素も組み込まれており、敵からのドロップ、アイテムボックス、クリア時の報酬などでランダムに強化アビリティの入手が可能。ステージ開始前に選択可能なキャラクタークラスおよびパッシヴスキルを除き、どんなアビリティを入手できるかは毎回ステージ毎に異なります。

なおパッシヴスキルの取得には、各ステージクリアで入手する「NANITES」を使用します。NANITESは道半ばで倒れても拠点まで持ち帰れるため、強くてニューゲーム(?)が可能。また最初のステージから攻略にはなってしまいますが、死亡しても何らかの強化はできるおかげで、再挑戦するモチベーションが保てるのもグッド。

操作キャラクターは近距離や中距離といった具合に、使い勝手やパラメータの味付けが異なります。「このキャラクターを選ばないと攻略がままならない」といったことは、筆者のプレイした範囲ではありませんでした。操作性もアクションゲームらしく、レスポンス良くまとまっています。

戦闘の難易度については骨太よりな塩梅。敵の各個体はそこまで強いという訳ではないのですが、数で囲んできたり、遠距離/ 近距離を変化させて巧みに攻撃してきたりするので、意外と手を焼く場面が出てきます。そのため、無双系のプレイフィールを予想して敵陣ど真ん中へ突っ込むと、十字砲火を受けてそのまま拠点に送り返されるなんてこともあります。

マルチ要素もあるので、プレイヤー数名で一緒にステージ攻略を遊ぶという楽しみもありますね。ともあれ改めて各要素を見て参りましょう。

操作・設定・言語

本作の操作はキーボード&マウスおよびコントローラーに対応しています。どちらか一方が有利ということはないので、各人の好みで自由に選択すると良いでしょう。筆者は、最初はマウスでエイムをするほうが楽でしたが、勘所をつかんできた途中からは照準を振り回すことが減ったので、最終的にはXbox Oneコントローラーに切り替えて遊んでいました。

その他設定項目については、ゲーム体験に直接影響の出るエイム速度など細かく調整ができるようになっています。ところがその中でひとつ、言語についてだけは疑問に感じる点がありました。

日本語が消えた……!?

タイトル画面もこの通り

そうなんです。プレイ中に日本語が消えたのです。どういうことかというと、先の画像のようにタイトル画面から少しの間だけ日本語表示されたものの、言語設定には日本語の文字がなく、突然英語表示になりました。

一瞬、『アーマード・コア6』発売日決定の報を受けた筆者の脳が興奮のあまりバグってもうだめになったのかと思いましたが、そういう訳でもない様子。実際は、こちらの開発者による投稿にある通り、新しいパブリッシャーとともに日本語対応を進めているそうです。

英語でもプレイ自体は可能なものの、ストーリーだったり、アビリティの効果を確認する際には少し面倒かもしれませんね。いずれにせよ、本作はよくできているゲームなので、対応言語が早く増えることを願ってやみません。

本編開始

さて始まりました『ArcRunner』。ウィルスによって絶賛暴走中のAIと、それに伴い乗っ取られた警備システムによる反乱(?)を引っ叩いて鎮めるために、呼び出された我々はこうして機械の体にぶちこまれました。この場所は拠点ですね。ステージ開始前に、操作するキャラクターの「クラス」およびアビリティ強化、難易度の設定などが行なえます。

クラスについて

クラスについては、一部ステージクリアを条件にしたアンロック要素がありますが、「SOLDIER」「NINJA」「HACKER」の3つがあり、今回のプレイレポでは主に前2つのクラスを使用していきます。各クラスとも基本的には銃や剣といった具合に、近距離と遠距離に対応した攻撃手段を持っているのですが、攻撃速度に差を持たせるなどしてプレイフィールに異なる味付けを行っています。ブレードを構えるNINJAは大変魅力的ですが、最初の挑戦ではオーソドックスにまとまっているであろうSOLDIERを選択しましょうか。

これはステージ開始直前の表示。少々見えづらいかも知れませんが、画像右端に円形のホログラムが表示されていますね。赤文字でYOUという表示にCITY-1……つまるところCITYブロックの第1ステージが始まりました。マリオみたいなステージ表示を考えるとわかりやすいかもしれません。

グラフィックについて

ところで、今こちらの画面ではグラフィックを「ULTRA」に設定しています。景色の遠くは霞がかかり、建物などオブジェクトはそれぞれ質感が異なっています。地面もいい感じに反射しており、全体的にリッチに整えられています。

そしてこちらがグラフィック「LOW」に設定した時の画面。霧は晴れ、全体的に暗めで、よりマットな質感でまとまっていますね。パソコンのスペックにもよるので一概には言えませんが、見え方の「方向性」が大きく変わるため、好きな方を選んでプレイするのはアリだと個人的には感じます。

攻撃について

先程も少し触れましたが、基本的な攻撃手段は2つ。

遠距離攻撃と、

近距離攻撃ですね。

射撃系武器には残弾制限はなく、リロードのタイミングがリスク&リターンの要素になっており、回避やアビリティ等と組み合わせてステージを攻略していきます。

またこういったアイテムボックスから取得するサブウェポンを使用すれば、さらに戦いを有利にするめることができるでしょう。

武装は、ステージ開始直後はクラスに応じた初期装備ですが、敵がドロップする武器を回収することも可能です。一部は条件クリアで持ち帰れたり……。あれこれ試してお気に入りの武器を見つけられると良いかもしれません。

これはSOLDIER固有の能力ですが、シールドを張れば敵の攻撃を防ぐことも可能。ただ、個人的な意見が許されるなら、シールド展開中にもリロードや武器の切り替えができたら良かったかもしれません。

リロードについても、近接武器を構えている時はリロードボタンを押しても無反応で、一度遠距離武器に持ち替えてから再度リロードボタンを押すという工程が挟まるのはやや面倒でした。とはいえ、これはおそらくリスクのバランスを意図してデザインされたものであるとも感じています。腕を上げなければ。

強化について

ステージ上の敵を皆殺しにして最奥のゴール「EXIT」にまで辿り着くと、拠点でパッシヴスキル強化を行うための通貨NANITESを入手することができ、また操作キャラクターの強化を1回行うことができます。

この強化アビリティは、各ステージにおいてランダムで配られ、プレイヤーはその中から選択していきます。いずれも攻略が有利になるので、序盤はあまり深く考えず取得していっても良いかもしれません。中には複数回重ねがけすることで効果がレベルアプするものもあったり。

さあこの新しいアビリティで貴様ら反乱ロボたちも懲らしめてやr……

流れ弾に当たる図

拠点でもアビリティ強化しよう

おはようございました。先程は勢いよく飛び出したところ、敵の流れ弾に当たってうずくまる羽目になりました。

せめて持ち帰ったNANITESでパッシヴスキルを強化しなければ浮かばれません。ともあれここで選択できるアビリティは、「POWER」「HEALTH」「ENERGY」「OTHER」の4つに大別され、さらにそれぞれ5種類が用意されています。どれも有用なものばかりなので、この選択もお好みで。筆者は敵に倒された時の状況を考えて、体力ゲージを増やすことから始めました。

試行錯誤でござる

さて今度はNINJAにクラスを変えて出撃です。SOLDIERとくらべて近接特化な印象を受けるこちらのクラス……

ご覧くださいこの刀のエフェクトの派手さ。周囲を巻き込みなかなかのダメージを与えてくれます。

もちろん銃で遠距離の敵に牽制をかけても良いのですが……

それだったら固有能力である敵からのロックが外れる「ステルス」を利用して、距離を詰めての一撃をお見舞いしたい。

あれ?このオブジェクト、敵ごと壊したらなんか赤くなって……

(爆発)

(死亡)

オブジェクトも利用しよう

肩越しカメラの位置も左/右/上に変えられる

今更ですが、このプレイ画面中央下部に並ぶ2つのゲージ。上の赤いやつが体力(HP)で、下の青いやつがエネルギー(EN)を表しています。HPはダメージを受けると減少、ENは固有能力を使用すると減少します。どちらも敵からのドロップで回復可能(ただしHPはボス戦くらいでしか見なかったような……)。

先程はオブジェクトの爆発に巻き込まれてトドメの一撃をもらってしまいました。そうなんです、ステージに配置してあるオブジェクトの一部は破壊可能。それによってダメージを受けるか、一定時間硬直するなどの効果が発生します。

そういったオブジェクトは、壊れるとき周囲にこんな感じに範囲が表示されるので、いち早く範囲外へ逃げることをおすすめします。もちろん敵をうまいこと範囲内に巻き込んで一網打尽にするというテクニックもありますが、筆者の場合たいていは武器の切っ先がどこかに当たって、気づいたら爆発に飲まれていたというヒヤリハット(直撃)が多発していましたね……。

ボス戦

ブロックを構成するステージの6番目にはボスが控えていますが、4ステージクリアするころにも一発デカイ相手と一線交えることになりました。いかにも体力いっぱいでござい、という出で立ちの敵が2体も現れた時、さしもの筆者も「詰んだか?」と構えましたが……

意外とゴリ押しでなんとかなりました。

ボスは特殊なアイテムをドロップするので是非回収したいのですが、何故かボディにめり込んで拾うことができず……どうしてこんなことに……。

マルチ要素もありまする

筆者配慮による(?)名前隠し

ところで、ひとりで攻略するのも大変だと思った方に朗報です。本作は最大3人までのマルチプレイに対応しており、ご覧のようにフレンド部屋も野良部屋もけっこう並んでいます。

実際遊んでみましたが、人数がいる分、ソロの時よりも戦闘終了までのペースは早い体感でしたね。

おわりに

また志半ばで力尽きる筆者

いやー難しい!しかしそれでも面白い!本作の一筋縄ではいかない敵との戦闘の楽しさは、繰り返し挑戦していくほど良い味が染み出してくるようです。強くてニューゲーム(?)ができることも大きいのですが、それ以上にいつの間にか自分の技量が上がり、「序盤の敵なら難なく倒せるようになる」という成長を感じられるからかもしれません。

世間は大型連休ですが、もしそんな中でちょっと歯ごたえのあるゲームをプレイしてみたい……と考えている方がもしいらっしゃれば、本作はきっとその心を満たしてくれる一品になりましょう。

  • タイトル:『ArcRunner』

  • 対応機種:Windows PC(Steam
    *Epic Gamesストア/GOG.comでも配信されますが、記事執筆時点において国内からアクセス不可でした。

  • 記事におけるプレイ機種:Windows PC(Steam

  • 発売日:2023年4月27日

  • 著者プレイ時間:3.5時間

  • サブスク配信有無:なし

  • 価格:2,300円(2023年5月5日まで2,070円のセール中)
    ※製品情報は記事執筆時点のもの

スパくんのひとこと

歯ごたえのあるプレイフィールがたまらんスパ!日本語も早くきてくれることを願うスパよ


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《麦秋》

お空の人。 麦秋

仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。編集部および他ライターさん達のこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

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