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ほどほどにしようと思ってたのに…!ハクスラ初心者が『ディアブロ IV』に挑んだらとっつきやすさに驚く【先行プレイレポ】

初心者でもその魅力にすぐハマれる!

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ほどほどにしようと思ってたのに…!ハクスラ初心者が『ディアブロ IV』に挑んだらとっつきやすさに驚く【先行プレイレポ】
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6月6日、悪魔の日……母なるリリスの降臨――つまり、『ディアブロ IV』の発売が間近に迫っています。ナンバリング前作『ディアブロ III』本編の発売から11年越しの新作ということもあり、心の準備をしている方も多いのではないでしょうか。

この度編集部では、Blizzard Entertainmentより発売前最後の先行プレイの機会をいただきました。本稿では、ハクスラ初心者の視点からプレイレポートをお届けします。

ほどほどにしようと思っていたのに…

筆者はハクスラ系に疎いため、『ディアブロ』のようなアクションRPGタイプも、『ボーダーランズ』『ディビジョン』のようなシュータータイプも、今までハマった経験は多くありません。

『ディアブロ II リザレクテッド』も最初のうちはワクワクしてプレイできたのですが、リマスターされたとはいえ根幹部分は古く、途中で力尽きてしまいました。苦手なら苦手なままで無理して好きになる必要はないと思いますが、いちゲーマーとしては「ハクスラの面白さを知らない」という事実にはやや据わりの悪さを覚えていました。

なので最新作となる『ディアブロ IV』に対しては、ここからハクスラの魅力を知ろう!という強い意気込みを抱いていました。そのためベータなどの参加も避け、製品版が始まったらしっかりと向き合おうと決めていたのです。

そのため、編集部から「先行プレイしませんか?」と言われたときは製品版で初プレイという夢は潰えたものの、プレイはほどほどにしておこうと思っていました。しかし一度始めると、その魅力の虜になり、ついじっくりと遊んでしまったのです……。

クラスはソーサラーにしよう!と決めていたので、この先行プレイでも選択しました。髭を生やしてボディペイントを入れたら、映画のヤバめなサイコパス悪役みたいなビジュアルになってしまいました……。

やはりハクスラの醍醐味といえば、ダンジョン攻略と装備集め(というイメージ)ですよね。本作はシリーズで初めてオープンワールドを採用しているため、序盤を除き広大なマップを自由に探索できます。マップには洞窟やダンジョンが点在しており、悪魔たちと戦いながら攻略していきます。

最初はスケルトンやフォールンなど1,2発の攻撃で倒せる弱い敵ばかりなので、ガンガン倒せて爽快感抜群です。深くに潜れば潜るほどさまざまな敵が見られるように。強敵に初めて対峙したときはどんな攻撃を持つ敵なのかと、ワクワクが募ります。ダンジョンの最後などに見られるボスキャラはその巨大さに圧倒されますが、しっかりと勝てる設計になっています。

筆者は昔からのアクションゲーマーなので、戦闘のアクション性が高いのは嬉しいポイント。少し弱くてもうまく立ち回ることで有利にプレイできますし、ボスの攻撃もしっかりと予備動作があるので、うまく避けられたときは楽しいです。

序盤は遠距離攻撃と近距離攻撃を使い分けながら大量の敵をなぎ倒すのがシンプルかつ爽快ですが、レベルが上がってくると敵を凍らせるなど属性攻撃が行えるようになり、戦略的な戦い方も可能になります。攻撃やスキルの枠はレベルが上がるごとに徐々に開放されていくので、序盤からややこしすぎずとっつきやすく感じました。

ダンジョンに潜って戦っていると、敵が武器や装備を頻繁にドロップします。その中でも、黄金に輝くレジェンダリーアイテムは本作の醍醐味のひとつと言えるでしょう。強い敵に打ち勝ってレジェンダリーがドロップしたときは、否が応でもテンションが上がりますね。

ただこのレジェンダリーアイテム、ステータスが高いだけというわけではないのがポイントです。数値だけならコモン装備の方が高いこともあるため、単純な数値を取るか特別な効果のついたレジェンダリーを選ぶかという選択に、かなり頭を悩ませました。ただ、序盤は瀕死になるほど強いダメージを受ける機会は少ないので、基本的にはレジェンダリーで固めていきたいですね。

これがみんながハマってたやつか…魅力に気付けた嬉しさ

広いフィールドで洞窟を見つけては入り、隅々まで探索して大量の敵をなぎ倒し、装備を掘り続ける……本作をプレイしていると、自然とそういった魅力に呑まれてゆきます。気づけば、ダンジョンの規模を問わず、入り口を見つけたらとにかく入って悪魔と戦っていました。

数時間熱中していたことに気づいたときは、「あっ、みんながハマってたのはこれか!」という嬉しい感覚を覚えました。

フィールド探索はプチプチ潰しのようなゆるさ、ダンジョンやボスでは引き締まった緊張感のあるプレイ、というようにメリハリがついているのもよく、常に緊張感が漂うゲームよりも長々と続けてしまう魅力があります。

この先行プレイでは、残念ながら本編にセーブデータが移行されません。この点が先述の理由とあわせて「ガッツリやりすぎないようにしよう……」と気をつける理由だったのですが、まんまと『ディアブロ』の魅力の虜になってしまいました。悔しい!

筆者はかなりハクスラゲームの経験が浅いプレイヤーでしたが、魅力を感じられるまでのハードルは低く感じます。面白くなってくるまで何時間か遊ばなければならない……ということもなく、すんなりと飲み込めると感じたので、筆者のような初心者でも楽しめるのではないでしょうか。

このあとも、エンドコンテンツやさらなる強力なワールドボスなど『ディアブロ』ならではの要素や、他プレイヤーと共闘できるMMO要素、先行プレイ版では実装されていなかった日本語音声でのストーリーなどまだまだ楽しみにしたい魅力が詰まっているので、製品版ではさらにしっかりと楽しみたいと思います。


『ディアブロ IV』は、PC(Battle.net)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2023年6月6日午前8時より正式リリース。デラックス版およびアルティメット版の予約者は、日本時間6月2日午前8時か先行アクセスできます。


《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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