これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】

セール時じゃなくてもお買い得なアドベンチャー作品を7選しました! ぜひご参考にしてくださると幸いです。

ニュース セール・無料配布
これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】
  • これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】
  • これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】
  • これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】
  • これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】
  • これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】
  • これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】
  • これを抑えておけばバッチリ!? お買い得なおすすめアドベンチャーゲーム7選【Steamサマーセール2023】

読者のみなさま! Steamサマーセールを楽しんでいらっしゃいますか? 今回は“7選”と小規模ながらツボを押さえた作品を挙げようかと思います。どのタイトルにも公式日本語が存在するのでご安心ください。それでは以下に並ぶそうそうたるタイトルをご紹介!

それは永遠の“一度きり”『OneShot

本作は2016年12月にリリースされた「メタフィクション・アドベンチャーゲーム」で、『第四の壁』という客席と演者の間にある壁を壊します。詳しいネタバレは本作の魅力を大きくそいでしまうので歯がゆいですが、のちにコンソール移植されたとはいえ、パソコンでゲームをやることの意味を最大化したタイトルです。マイドキュメントにパスワードが生成されることなどほんの序の口です。読者のみなさまにぜひともその衝撃を味わってほしい逸品といえます。

伝説の奇ゲー『GARAGE ガラージュ

1999年にPC用アドベンチャーゲームとして販売された『ガラージュ - Garage: Bad Dream Adventure』ですが、なんと2022年7月にリマスター『GARAGE ガラージュ』としてリリースされました。難易度は高めで、フラグを立てて攻略していくタイプの探索型アドベンチャーとなっています。特筆すべきは奇妙の一言に尽きる独特なアートにあるでしょう。精神治療装置ガラージュの被験者となったプレイヤーは「ビンドウ」と呼ばれるビンのような物体で釣りをしていくことも物語上求められます。

トランス女性の苦悩と理解『A YEAR OF SPRINGS

トランスジェンダー女性となって温泉などのイベントを過ごす本作、非常にエデュケーショナルです。彼女たち彼らたちが実際に日々過ごす中で感じる不便さ、生きづらさを焦点としています。リリースは2021年9月ですが、本作にも同梱されている1作目『one night, hot springs』が前身となって制作されたパッケージです。ゲームプレイは選択肢を選んでいくビジュアルノベルに近しいスタイルとなっております。

田舎暮らしの悲喜こもごも『Lake

2021年9月にリリースされた本作。プレイヤーは2週間田舎に滞在することになった女性の体験を通じて、今後の彼女がどちらで暮らすべきかを決めることになります。“「正しい」エンディングはない。あるのは何をしたいかだけだ。”という本作の標語に代表されるように、配達員となって暮らす田舎暮らしでは、誰と仲を深めてもよい作りです。女性主人公「メレディス」はもう四十代と若くありません。人生の生き方を決めるときがやって来たのです。なお3Dキャラクターを動かすタイプのADVとなっております。

ビデオから見つかる証拠を探せ『Her Story

プレイヤーであるあなたはビデオを検索できる端末にて短いフィルムを見ていくことになります。なんのためか? とある行方不明の男性を捜し出すためです。リリースは2015年6月と少々昔の作品ですが、バッチリ楽しめること請け合いでしょう。なにしろビデオ検索によってフィルムから類推する喜びはもちろん、非常にセンチメンタルにならざるを得ないストーリー、そしてひねりが加えられている物語の進行など見どころしかありません。特殊なジャンルのアドベンチャーですがきっと楽しめることでしょう。

男尊女卑と女性差別、封建時代『Analogue A Hate Story

本作のリリースは2012年4月とさかのぼります。舞台となるのはうち捨てられた宇宙船「ムグンファ」で、もはや誰も住んではいない船へと侵入したプレイヤーの目的はどうして船がうち捨てられたのか、情報を解明することにあります。本作は選択肢の登場するビジュアルノベルで、女性型AI2名との交流も存在しています。ここまで書いてギャルゲーのような印象を持ったかもしれません。ですが本作は女性差別を過去のムグンファでみられる封建制の社会下で描く、鋭いアドベンチャーなのです。本作の作者クリスティーン・ラブ氏は『Digital: A Love Story』という作品を背景に持ち、そのころから「愛」に対して一家言ある作家です。触れてみてください、きっと損はしないことでしょう。

一杯のコーヒーが紡ぐ良質な物語『Coffee Talk

リリースされたのは2020年1月。舞台は近未来のシアトル、1軒のコーヒーショップ。そこでは夜な夜なさまざまなお客さんがやって来ては人間ドラマを繰り広げます。「フレイヤ」という小説家志望の女性が話の種にとやって来てはいろんなドラマを目撃していくことになります。この世界は異種族も存在しており、エルフとサキュバスのカップルが付き合い続けるか別れるかの悩み、人狼の青年の人狼化への対処など、実にさまざまなドラマがあります。2023年4月には地続きの続編となる『Coffee Talk Episode 2: Hibiscus & Butterfly』という作品も販売されています。ぜひともプレイしてほしい逸品です。


いかがでしたでしょうか? 今回取り扱いきれなかったタイトルにも良作はあります。たとえば『Season』や『Milk inside a bag of milk inside a bag of milk』なども挙げられるでしょう。そして本稿がSteamセールで買うものの一助になれば望外の喜びです。それでは読者のみなさまれっつ・ばいいんぐ・あどべんちゃー!

《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 【PC版無料配布開始】マルチプレイパーティゲーム『Jackboxパーティーパック 4』&探偵ADV『The Darkside Detective』Epic  Gamesストアにて12月11日まで

    【PC版無料配布開始】マルチプレイパーティゲーム『Jackboxパーティーパック 4』&探偵ADV『The Darkside Detective』Epic Gamesストアにて12月11日まで

  2. 全て最安値を更新!『風来のシレン6』3,000円、『DREDGE』1,028円、STG『コットン』シリーズ2作品が各214円に【eショップのお勧めセール】

    全て最安値を更新!『風来のシレン6』3,000円、『DREDGE』1,028円、STG『コットン』シリーズ2作品が各214円に【eショップのお勧めセール】

  3. 「ハラスメント行為に対する声明」を発表―RTA in Japan運営、今後は報告手順の整備や体制を強化する方針

    「ハラスメント行為に対する声明」を発表―RTA in Japan運営、今後は報告手順の整備や体制を強化する方針

  4. SIEとBad Robot Gamesが提携発表―『Left 4 Dead』スタッフが手がける新作4人Co-opシューターを開発中であることも明らかに

  5. 年6万円が年320万円以上に…1人で使うなら年間費用「53倍以上」の衝撃、有名フォントの商用ゲーム組み込み向けライセンス更新終了に大きな波紋―見慣れたゲームの見た目変わるかも

  6. 『Mouthwashing』『Core Keeper』など日本語対応高評価ゲーム15本が入手できるチャリティバンドル販売中!

  7. 存続の瀬戸際か…『ショベルナイト』開発元、6年かけた新作延期し資金も使い果たした状況

  8. 「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

  9. SIEとテンセント、訴訟継続中の『LIGHT OF MOTIRAM』は「新規プロモーションとテストの停止」で両社が一時合意―法廷での審問は1月へ延期

  10. Valveの新型PC「Steam Machine」価格はいくらになる?部品コストから将来性まで徹底分析

アクセスランキングをもっと見る

page top