近年の台湾は世界でもトップクラスに入るゲーム市場の売上を誇り、地理的にアジア太平洋地域のハブとなるイベント「台北ゲームショウ」もよく知られています。台湾発のゲームもオンラインに限らず、『食用系少女 美食内戦（フードガールズ 2 シビルウォー）』や『Dungeon Munchies』といった、グルメを題材にしたゲームも少なくありません。
観光地として注文されている台湾でも、とくに夜市で食べる台湾グルメは大人気。近年は円安でリーズナブルに食べられるということはなく、日本の外食と金額感はあまり変わらないものの、ボリューミーで現地ならではの美味しさが味わえます。日本語表記メニューを用意しているお店も多いのも嬉しいところです。
今回は日本の人気コスプレイヤー・猫田あしゅさん（X：@Nekota_Ashu）が台湾台北市を訪れたので、同市内でおすすめの台湾グルメを食べて回りました。ちなみに台湾の移動手段は乗車料金が安いMRTがおすすめです。
※1ニュー台湾ドル＝4.55円（執筆時点）
「豆花（ドウファ）」
台湾スイーツで知られる豆花は、大豆で作る豆乳をベースにピーナッツやフルーツ、さつまいも、あずきなどをトッピングして、甘いシロップをかけて食べます。こちらの庵店では3種類までトッピング、氷の有無も選ぶことができました。トッピングの数によって、価格は60～70ニュー台湾ドルくらいでした。台湾は基本的に年間通して暑いため、甘すぎない冷たい豆花は食後の後味もバッチリです。
「50嵐」
台湾で人気のドリンクスタンド 「50嵐」は、お茶系、ミルクティー系（タピオカミルクティーもある）、果汁系、果汁＋ミルク系とドリンクメニューが豊富。価格はMサイズが55ニュー台湾ドル、Lサイズが65ニュー台湾ドルでした。猫田あしゅさんも台湾に来たら絶対飲みたいとおすすめのドリンクスタンドです。
「濟南鮮湯包」
台湾といえば、小籠包。MRT「忠孝新生」駅が最寄りの小籠包の人気店で、芸能人なども多く訪れています。
こちらでは小籠包を中心とした点心料理が目玉ですが、炒飯をはじめとする本格中華料理が食べられます。お値段は夜市と比べると2～3倍以上しますがボリュームがあって、味の満足度は高く、日本では食べたことがないような点心料理は病みつきになります。
お待ちかねの小籠包はノーマル、エビ味噌、トリュフの3種類を食べ比べました。トリュフのトッピングは日本でも食べたことがなく、期待が高まります。
醤油と酢、生姜の用意もバッチリ。
定番の小籠包は肉汁たっぷりジューシーで何個でも食べられそうな美味さ。
カニ味噌入りはジューシーな肉汁にコクが増して、パンチ力アップ。
まさに濃厚な味わい。小籠包のイメージが全く変わってしまいました。
「寧夏（ニンシャー）夜市」
やって来ました夜市。台湾は仕事が終わる時間が遅く、レストランなどは20時くらいには閉まってしまうため、夜市で食事をする人が多いです。外食文化が主流なので家族連れも見かけます。夜市は至る所にあるのですが、最も大きいMRT台北駅周辺には3つの夜市がありました。
寧夏夜市はMRT「雙連」駅から近く、全長300メートルの小規模な夜市で飲食がメインです。
圓環邊蚵仔煎
寧夏夜市に来たなら、絶対に行くべきなのが50年以上続く老舗の牡蠣オムレツ屋「圓環邊蚵仔煎」。長蛇の行列ができる人気店なので19時～20時くらいに行くのがおすすめですが、回転が早いお店なのでご安心ください。
牡蠣の卵とじというシンプルな料理なのに、なぜこんなにも美味いのかと驚かされます。他にも牡蠣オムレツのお店はあるのですが、こちらが飛び抜けて美味しいです。
牡蠣にガーリックソースをぶっかけただけのシンプルですが、無限に食べられます。日本とは少し異なり、台湾では「食事」と「お酒」を分けて楽しむためか（あるいは回転率を上げるためか）、こちらのお店ではビールなどは提供していません。しかしお酒とは間違いなく好相性な味付けです。
■腸詰めソーセージ
台湾風ソーセージは、一般的なウィンナーとは全く味わいが異なります。ほんのり甘く、硬めの肉質で、ご飯のお供にも最適です。
■葱油餅（ツォンヨゥピン）
台湾夜市で人気グルメで、小麦粉・塩・油・小ねぎなどで揚げて、卵などのトッピングを挟むだけ。サクサクとした食感、塩味と卵の甘みが絶妙にからみ合う。トッピングも色々選べます。
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