【先行試用】お手頃価格になった「ROG Ally Z1モデル」が予約受け付けスタート! 使用感を早速チェックした | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【先行試用】お手頃価格になった「ROG Ally Z1モデル」が予約受け付けスタート! 使用感を早速チェックした

「ROG Ally Z1モデル」を先行体験。寝転びながらでも外出先でもPCゲームが遊べるのはやっぱり強い!

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ASUS JAPANは、9月21日よりポータブルゲーミングPC「ROG Ally」の廉価モデルを発売します。AMD Ryzen Z1プロセッサー搭載版となる「ROG Ally(RC71L-Z1512)」は、販売価格89,800円(税込)と通常版に比べて2万円も価格が抑えられ、6月発売のモデルと同じように7型タッチ対応液晶かつ608gという筐体でPCゲーミングを楽しめます。

Game*Sparkは発売に先駆け、この「ROG Ally Z1モデル」を試用。「東京ゲームショウ2023」でも展示されるこのモデルをいち早く体験したインプレッションをお届けしていきます。

スペック概要

  • CPU: AMD Ryzen Z1プロセッサー

  • メインメモリ: LPDDR5-6400 16GB

  • ストレージ: SSD 512GB (PCI Express 4.0 x4 接続)

  • グラフィックス機能: AMD Radeon グラフィックス (最大 2.8TFlops FP32)

  • ディスプレイ: 7.0 型ワイド TFT カラー液晶 / 1,920×1,080 ドット(120Hz) / タッチパネル搭載 / グレア

  • 無線 LAN 機能: IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6E)

  • バッテリー駆動時間: 約10.2 時間

  • サイズ:幅 280.0mm×奥行き 111.38mm×高さ 21.22~32.43mm(突起部分を除く)

  • 質量: 約608g

  • 希望小売価格:89,800円(税込)

「ROG Ally Z1モデル」のスペックは上記の通り。既に発売済みの「ROG Ally Z1 Extremeモデル」と異なる点は搭載CPUと販売価格のみで、その他はサイズと重量まで同様です。

専用ソフトウェア「Armoury Crate」も同じく「ROG Ally」のためのエディションで機能し、もちろん別売りのACアダプター「ROG Gaming Charger Dock」と接続すればHDMI画面出力も可能。外付けグラフィックスデバイス「ROG XG Mobile」にも同じように対応しているため、更にグラフィックス能力を強化したゲーミングPCとしても利用できます。

「AMD Ryzen Z1プロセッサー」

  • コア/スレッド: 6/12

  • GPUコア数: 4

  • キャッシュ(MB): 22

  • TDP(W): 9-30W

「AMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサー」

  • コア/スレッド: 8/16

  • GPUコア数: 12

  • キャッシュ(MB): 24

  • TDP(W): 9-30W

言うまでもなく“CPUが変更されたお手頃バージョン”な「ROG Ally Z1モデル」ですが、ひとまず気になるのは「AMD Ryzen Z1プロセッサー」のスペックでしょう。上記のとおりGPUコア数は3倍もの開きがあります。

『サイバーパンク2077』で比較

「3倍もの開き」とは、実際どのようなものなのか……数字だけでなく、ここからは実際に『サイバーパンク2077』をプレイしながらチェックしていきます。

まずは「Z1 Extremeモデル」から。プリセット表記は「カスタム」ですが、基本的には「Steam Deck」をベースとして解像度を落としたもので、1280x720のフルスクリーン環境でプレイしています。なお「Armoury Crate SE」の設定から“利用可能なグラフィックスメモリ”を8Gに設定した上で、電源を接続したTurboモード(30W)で起動しました。

「Z1モデル」と合わせたいこともあり1280x720としましたが、さすがに快適。どのようなロケーションでも『サイバーパンク2077』を遊べるのはやはり強い魅力です。

ドライバなどのアップデートは完了していたものの、GPU数値にはなぜか差が……

それでは「Z1モデル」を見ていきましょう。こちらの平均FPSは「51.65」。ポータブルなこともあって「これくらい出ていればよかろう」といったプレイフィールで遊べています。

多少品質は落ちるものの、水たまりの水面表現(ベンチマーク内)はなかなかキレイ。「仮初めの自由」に合わせて要求スペックが高められたこともありますし、『サイバーパンク2077』は「ROG Ally Z1モデル」で遊べるゲームの中でもそこそこヘヴィー級と言えそうです。

元も子もない選び方ではあるものの、ネットワーク環境が整っていれば「ROG Ally」を使ってストリーミングでのゲームプレイを楽しめます。強力な母艦となるゲーミングPCをお持ちの方は“ハンドヘルド環境のひとつ”として「ROG Ally Z1モデル」を選ぶのもアリでしょう。積みに積んだインディーゲームなどをインストールして遊びながら、ときおりヘヴィー級なゲームをストリーミングでプレイ……というのも、また魅力的です。

また、これから年末にかけては新作発売だけでなく「大規模なSteamセールが控えているタイミング」という点も注意するべき判断材料です。控えているニューリリースのプレイはもちろん「予てから気になっていたゲームを一気に買って、積んだままにしないで遊びたい」という方にも、廉価版である「ROG Ally Z1モデル」はマッチするでしょう。

よりハイスペックな「Z1 Extreme」、または外付けグラフィックスデバイス「ROG XG Mobile」との合せ技など、選び方はさまざま。ポータブルゲーミングPCとしての筐体クオリティも優れているため、家庭用ゲーム機やデスクトップゲーミングPCに続くデバイスとして選ぶ価値のあるマシンです。


AMD Ryzen Z1 プロセッサー搭載の「ROG Ally(RC71L-Z1512)」は、9月18日より予約販売がスタート。また、購入者を対象としたレビュー投稿キャンペーンも開催され、先着150名限定で「ROG Ally Travel Case」を獲得できます。

「Republic of Gamers(ROG)」は東京ゲームショウ2023でもリアル出展予定。「ROGで完全装備」をテーマとしたブースを展開し、各シリーズ製品やゲーミング環境、日本未発表製品などが登場します。もちろん「ROG Ally」も展示されるので、ポータブルゲーミングPCの購入を検討している方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


《キーボード打海》

「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Spark編集長。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『絢爛舞踏祭』。

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