海外レビュー収集サイトmetacriticは、2023年内にリリースされたゲームで最もスコアが低かったゲームをランキング形式で紹介する「The 10 Worst Video Games of 2023」を公開しました。
国内外、リマスターや新作など様々な作品がランクイン
本ランキングは2023年に発売されたゲームを対象に、同年12月18日時点のメタスコアを四捨五入し、最も低かったタイトル順に10位までを掲載しています。プロの批評家からのレビューが7件未満のタイトルは除外されているほか、複数のプラットフォームで発売されている場合は、うち最も低いスコアのものが採用されているとのことです。
今回公開されたランキングによると、2023年ワースト1位となったのは、メタスコア34を記録した『The Lord of the Rings: Gollum』。レビューでは“つまらなさ”や“退屈さ”を意味する"Dull"や"tedious"が多用されているほか、本作の最大の欠点は、“ビジュアルかゲームを損なうバグの多さかもしれない”そうです。
また本作は発売後、開発元であるDaedalic Entertainmentの担当部門の閉鎖が発表され、現役社員などからは当時の労働環境がメディアを通して赤裸々に語られています。
なお、モンスター映画「キングコング」を原作とした『Skull Island: Rise of Kong』も発売当初から品質の低さが指摘され、記事公開時点でメタスコア23と更なる低記録を残しているものの、批評家によるレビュー数が5件だったためかワースト1位ではありませんでした。一方、記事公開時点でSteamレビュー数2万以上かつ「圧倒的に不評」となっている『The Day Before』もランク外ですが、同作もレビュー数が6件と少なく、そもそも早期アクセス作品であったうえに配信中止という状態になっています。
以下、「The 10 Worst Video Games of 2023」1位から10位のリストとなります。