
Steamの情報を収集している第三者サイトSteamDBによると、SF宇宙探索ゲーム『No Man's Sky』のSteamユーザーレビューの「好評」比率が80%を突破していることがわかりました。
8年間にわたる精力的なアップデートで初期の厳しい評価を覆す
同作のユーザーレビューの比率が注目されるきっかけとなったのは、2024年7月21日の公式Xアカウントの投稿です。ユーザーレビューの高評価率が79.95%となったことを紹介し、「0.05%のプレイヤーよ頼む、それで(高評価8割が)起こる」という趣旨の投稿がなされました。
そして『No Man's Sky』公式Xアカウントの投稿から約20時間後、XユーザーのRay Reynolds氏がユーザーレビューの高評価比率が80%を超えていることを祝福するメッセージを投稿しました。


『No Man's Sky』は2016年にリリースされた広大な宇宙を冒険するアドベンチャーゲームで、発売前は大いなる期待がかけられたタイトルでした。しかしリリース直後、実際に同作を購入するに至った主要なユーザー層が期待した方向性(宣伝上の売り文句を含む)と当時のゲーム性及びコンテンツ量が離れていたことから、非常に厳しい評価を受けたタイトルとして知られています。

しかしながら開発元は厳しい評価に真摯に対応し、実に8年間もの間、主要なユーザー層が求めた内容の実装を中心にただひたすらに地道なアップデートを続けてきました。つい先日(2024年7月17日)にも、新たなアップデートが配信されたばかりです。

今回の『No Man's Sky』ユーザーレビュー高評価比率の8割突破は、本作のリリース直後の低評価にもめげず、開発陣が長い間アップデートを続けた努力の賜物といえるでしょう。
『No Man’s Sky』は、PC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)/PS5・PS4/Xbox Series X|S・Xbox One/スイッチで配信中です。