未開封『ポケカ』パックの中身をCTスキャンで透視する技術を海外企業が開発…75ドルでサービス提供も、問われるモラル | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

未開封『ポケカ』パックの中身をCTスキャンで透視する技術を海外企業が開発…75ドルでサービス提供も、問われるモラル

特別な技術は使っていないものの……。

ゲーム文化 カルチャー
未開封『ポケカ』パックの中身をCTスキャンで透視する技術を海外企業が開発…75ドルでサービス提供も、問われるモラル
  • 未開封『ポケカ』パックの中身をCTスキャンで透視する技術を海外企業が開発…75ドルでサービス提供も、問われるモラル
  • 未開封『ポケカ』パックの中身をCTスキャンで透視する技術を海外企業が開発…75ドルでサービス提供も、問われるモラル

トレーディングカードゲームというのは、欲しいカードが手に入るとは限りません。ブースターパックを開ける際、欲しいのが入っているかな?というワクワクも、良いカードが出ずに悔しがるのも、どちらも醍醐味です。しかし、ブースターパックの中身をスキャンする技術が登場し、賛否を呼んでいます。

技術は既存のもの、反応は賛否

この話題は、『ポケモンカードゲーム』YouTuberであるokJLUV氏のチャンネルにて公開された動画から火がついたものです。同氏は工業用のCTスキャンを提供するIndustrial Inspection & Consulting(II&C)と協力し、ブースターパックをスキャンする技術を公開しました。

その技術とは、X線スキャンによるスライスから3Dモデルを作成し、そこから未開封ブースターパックの内部を調べるというもの。特に新しい技術を用いているわけではないそうですが、実際にブースターパックの中にあるスリーパーのカードのシルエットが確認できます。

II&CはokJLUV氏の動画をきっかけにサイトのトラフィックや問い合わせが急増し、それをきっかけに1パックあたり75ドル(記事執筆時点の日本円で1万1,170円)でスキャンできるサービスを提供すると発表しました。

『ポケカ』パックひとつの値段が一般的なもので180円であると考えると、依然としてこのサービスは高くはあります。しかし、未開封のまま中身がわかることで、価値のあるカードだけ残していらないものはすべて売ってしまうということが理論上可能になったことに対する懸念の声も挙がっています。

一方でII&Cは、「すでに技術ができている今、我々がサービスを提供しなくとも別の会社が提供するだろう」と釈明。あくまで自分たちは善の立場であると述べ、自分たちのサービスを止めると悪質な業者や詐欺師に悪用されると話しました。とはいえ、本来の楽しみ方を壊したり、価値あるブースターの「抜き取り」を加速させるようなサービス内容には、モラルが問われそうです。

PlayStation 5(CFI-2000A01)
¥66,909
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
PlayStation 5 デジタル・エディション(CFI-2000B01)
¥59,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《みお》

Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

+ 続きを読む

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 堀井雄二氏、今話題の人生シムをプレイ。どこかの誰かの一生を体験する『80億分の1』―「けっこう長生きでした」

    堀井雄二氏、今話題の人生シムをプレイ。どこかの誰かの一生を体験する『80億分の1』―「けっこう長生きでした」

  2. サンソフト、“ぷにぷに筒形グッズ”の広告がアダルト判定で停止―つい握りたくなる限定アイテム

    サンソフト、“ぷにぷに筒形グッズ”の広告がアダルト判定で停止―つい握りたくなる限定アイテム

  3. 小島監督も「きっつ…」と明かした『デススト』最初期のプロトタイプ版映像を初公開へ―コジプロ10周年記念展の展示詳細が明らかに。『DS2』初期エンディング案なども

    小島監督も「きっつ…」と明かした『デススト』最初期のプロトタイプ版映像を初公開へ―コジプロ10周年記念展の展示詳細が明らかに。『DS2』初期エンディング案なども

  4. 『ドラクエ』勇者やローラ姫、ローレシアの王子たちがミニチュアフィギュア化!それぞれの個性が表現された全6種ラインナップ

  5. 美しい田園地帯で荒廃した家を再建するサンドボックスビルダー『Cozy Builder』配信! ブドウを収穫してワイン作りも可能

  6. SNSでバズった「壁をパンチして脱出するゲーム」発表の翌日、そっくり作品がRobloxに登場─蔓延するAI使用クローンゲーム。「アイデア公開すべきではない」との声も

  7. 緻密なドット絵で描かれる自然系サバイバルゲーム『Wild n Chill』新トレイラー! 信頼できる犬の相棒と山小屋で過ごそう

  8. 実写映画『サイバーパンク2077』は“ゲームと全く同じ内容”にはしない。CEOが海外メディアに明かす

  9. 「春麗ほど太ももが太くない」実写映画「ストリートファイター」の春麗役、ネット掲示板の書き込みに言及―努力で6.5cm太く

  10. 「ティア表」作成が日本でブームに―オープンワールド作品やホラーゲームなどプレイしたタイトルのリスト出回る。公開テンプレも使える作成ツールで実は簡単に作れる

アクセスランキングをもっと見る

page top