
7月28日に幕張メッセで開催された世界最大級の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル2024夏」。本記事では、前編にて掲載しきれなかった企業ブースと一般ディーラー作品を後編として紹介します。
あみあみ
企業ブースにおいてはバンダイや東宝特撮ブースの次に大きく、新作フィギュアの告知に留まらず多数のフィギュアが展示されていました。

『天使騒々 RE-BOOT!』




『天色アイルノーツ』

『PARQUET』



『サノバウィッチ』

『アズールレーン』




































『十三機兵防衛圏』



『ライザのアトリエ』


『ライザのアトリエ2』


『白猫プロジェクト』


『ドールズフロントライン』








『勝利の女神 NIKKE』






『雀魂』

『Strinova』

『モンスターハンター』




『テイルズ オブ アライズ』

『ゼノギアス』



『It Takes Two』


『ファンタシースターオンライン2 es』





『超次元ゲイム ネプテューヌ』


『ギルティギア ストライヴ』


『ストリートファイター6』





Cerevo
ここでは、『ペルソナ3 リロード』に登場する「S.E.E.S.制式召喚器」をアタッシュケースの中身だけでなく開発機のテウルギアモードと通常モードをそれぞれ展示していました。








一般ディーラー編
ここからは一般ディーラーのブースから一部を紹介します。ひとつめは、G-Rugのハリギリ氏制作による『ストリートファイター6』ザンギエフのガレージキット。腕だけでなく足先までに至るまでも筋肉ムキムキの造形が素晴らしく、展示されている見本も惚れ惚れする出来です。



このブースでは、他にも『DARK SOULS III』関連のガレージキットも販売しており、多くの人を魅了するクオリティからか、イベント終了近くになっても写真を撮る人が絶え間なくやってくるほどの人気でした。



続いては、Atelier Drop Dのブース。ここでは、『シャイニング・レゾナンス』登場の「清流と戯れる蒼き妖精(キリカ)」のガレージキットに加え、による『スーパーロボット大戦30』登場の1/100「ヒュッケバイン30th」が販売されていました。「ヒュッケバイン30th」は数年前にメーカーによって立体化されているのですが、筆者としては「自分で解釈して、原型を作成する」という精神に心を惹かれました。



最後は、Rocket&507ブースです。ここは複数人のディーラーが持ち寄って展示販売しているブースで、『アーマード・コア』関連のニッチな装備のガレージキットや、2003年発売の『R-TYPE FINAL』版R-9A2 DELTAやRX-10 Albatross、そしてR-13A Cerberosなどの自機類や『R-TYPE』のステージ3ボスの巨大戦艦グリーンインフェルノ、そして『ファンタジーゾーン』に登場するボスキャラを販売していました。




特に興味を惹かれたのは、PS2『アーマード・コア』最終作をPSPに移植した『アーマード・コア ラストレイヴン ポータブル』に登場する内部パーツを立体化していたところでした。ブースのすかふぇ氏に話を聞いたところ、今回は「ひえひえ内装セット」という形での立体化でしたが、以前には「爆熱内装セット」という形で別の内部パーツを立体化したことがあるとのこと。『アーマード・コア』シリーズでゲームプレイと共に長く眺め愛着を持ってしまう内部パーツを立体化するとは、鋭い目の付け所です。
他にも、『アーマード・コア フォーアンサー』でオペレーターのセレンから「あんなもの」と言われる「ソルディオス・オービット」や収納武器を立体化したりと、STGや『アーマード・コア』ファンの心をガッチリ鷲掴みにするブースでした。




一般ディーラーブースにおいて時間的に取材できたのはこの3ブースのみでしたが、情熱溢れる立体物を見るだけでも面白く、短くも充実した時間でもありました。
以上が、今回の「ワンダーフェスティバル2024夏」のフォトレポになります。筆者としては数年ぶりのワンフェス取材となり、以前に比べて企業ブースにおいて参加企業が少なくなったりと寂しさを覚える瞬間もありました。しかし、企業や一般ディーラーが一堂に会して新製品や新作を発表する場がなかなかないことからも、発信する場としての魅力は今も健在と感じました。