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Steamで配信したゲームがある日突然「ウイルス」認定!?そのときインディー制作者は…。とある開発者の四苦八苦―ウイルス対策ソフトが最後に見ていた意外なところ

突然自作ゲームが「ウイルス」認定された!?それを解決するまでの多くの戦いの模様を制作者が公開しました。

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Steamで配信したゲームがある日突然「ウイルス」認定!?そのときインディー制作者は…。とある開発者の四苦八苦―ウイルス対策ソフトが最後に見ていた意外なところ
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2024年10月10日にSteamで配信され、現在のユーザーレビューが約200件で「非常に好評」を獲得している8bitゲーム風ダンジョンクロウル『Dungeon Antiqua』ですが、ある日のゲームアップデート以降、ゲームが「ウイルス」認定され、その対応に四苦八苦した様子が制作者であるfrenchbread氏のnoteで公開されています。

予測不可能な「ウイルス」認定!?対応すべき部分は意外なところにあった

『Dungeon Antiqua』に問題が起こったのは2024年12月6日以降。この頃からXの一部で「ウイルス検知に引っかかるようになった」と話題になりはじめ、そして12月11日早朝にSteamから「あなたのゲームがウイルスだという報告を多数受け取ったためゲームの販売を停止した」という通知を受け取ったといいます。

一旦その場は旧バージョンに差し替えて販売の継続をSteamに認めさせたものの、制作者はウイルス検知される原因が全く掴めず、そして今後も多数アップデートの予定があったので途方に暮れたといいます。

このゲーム自体はPythonで制作されており、PyInstallerというパッケージ化ソフトを使って実行ファイル化していますが、PyInstallerで制作した実行ファイルによるウイルス誤検知はあるある……だそうで、制作者はネットで検索して出てきた対策方法を試してみましたが、これが効果なし。

アンチウイルスソフトの制作元に「自分のゲームはウイルスではありません」と削除申告を出してみるも、これもいつ反映されるかわからない。ソフトが不正なソフトでないことを証明するデジタル証明書を導入してみようと購入するも、「発行するには最低3週間最長2カ月はかかる」と言われ、絶望したといいます。

改めて考えてみた結果、「自分のソフトがウイルスに近い挙動をしているのではないか」ということで、セーブデータの削除処理に使っていたPythonライブラリ標準機能の「os.remove()」を自前のファイル上書き処理に変更し、「os.path」を使用していた処理を外部ライブラリのpathlibに差し替えたところ、手動のスキャンではウイルス検知されなくなりソフトウェア側での対応には成功したようです。

しかし制作者の環境ではウイルス検知されなくなったものの、GoogleドキュメントやSteamにアップロードすると「権限がない」という状態でダウンロードができないとの事。どうやらウイルス検知ソフトは一度ウイルスだと認定したソフトは内容が差し変わっても引き続きウイルスだと判定し続けるようで、この現象に製作者は再び悩まされたといいます。

この問題にどうやって対処したのか?そして最後の最後に残った意外すぎる課題とは?是非とも制作者のnoteを読んで確かめてみてください。


『Dungeon Antiqua』は、Steam(PC)にて800円(2025年1月3日午前3時までのSteamウィンターセール中は640円)で配信中です。


ライター:ずんこ。,編集:Akira Horie》

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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