可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】

ラタタン ラタタン ラタタンタン

連載・特集 イベントレポート
可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】
  • 可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】
  • 可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】
  • 可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】
  • 可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】
  • 可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】
  • 可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】
  • 可愛らしいキャラたちを動かして叩いて大忙し!『パタポン』クリエイター新作『Ratatan』試遊レポート&インタビュー【TIGS2025】

2025年3月8日と9日、吉祥寺の東急REIホテルと武蔵野公会堂にて『TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025』が開かれました。

本イベントにて『Ratatan』の試遊とプロデューサーインタビューをさせていただきましたので、その模様をお届けします。

『パタポン』のクリエイターが送る新作リズムゲーム『Ratatan』

本作はPSPなどで人気を博した『パタポン』シリーズのクリエイターである小谷裕之氏と、株式会社TVTがタッグを組んで作りだしたゲームです。「パタポン」のリズムに乗って太鼓を叩き、パタポンたちを使役するという全く新しいゲームシステムは、当時多くのユーザーを魅力しました。

では、早速『Ratatan』を試遊をします。クエストクリア型だった「パタポン」シリーズと異なり、本作はローグライクのシステムを取っています。

ランが始まると、まずいくつかのアイテムから好きなものを取り、それによってステータスや状況にバフがかかっていきます。まさしく勝手知ったるローグライクの作りですね。

本作でもテンポよくボタンを押すことでゲームが進行します。ただ「パタポン」シリーズではリズムアクションによってキャラクターたちが移動していましたが、本作は代わりに攻撃を行います。

移動は常にできるので、左スティックで敵の攻撃を避けつつ、リズムに乗って敵を攻撃していくというなかなか忙しいゲームになっていました。

しかも、一度リズムに乗り始めると1小節(4回)のあいだはキャラクターを動かすことができず、その場で攻撃を始めてしまいます。リズムに乗って連打すればいいというわけではないのがミソです。

可愛らしい見た目に反してゲーム自体はなかなかハード! 筆者は早々にやられてしまいましたが、ランを遊ぶほど恒久的なアップグレードが手に入るようなので、安心できます。

なお、筆者はシングルプレイで遊びましたが、最大4人でのマルチプレイにも対応予定です。皆でラタタン♪ ラタタン♪とリズムを口ずさみながら楽しく遊べそうですね。

キックスターターで2億円を集めた期待作!

また、本作についてプロデューサーにインタビューができましたので届けします。

――本作の開発までの経緯を教えてください。

プロデューサー 坂尻一人(以下、坂尻): 私と小谷は元々SCE(現ソニー・インタラクティブ・エンターテイメント)なんですが、兼ねてからふたりで何かインディーゲームを作りたいという話をしていました。それで、せっかくなので「パタポン」を精神的に引き継いだものをやろうということになりました。

最初は自分たちだけで作っていたのですが、途中でクラウドファンディングを企画し、ありがたいことに2億円以上の支援をいただけましたので、それを元に基本的な部分を制作できました。

その後、香港のパブリッシャーであるGames Source Entertainmentと繋がることができました。

――本作の特徴はどういったところにありますか?

坂尻: やはり、パタポンと違って自由に動き回れるところにあると思います。

また、本作はキャラクターデザインを『ポケモン カードゲーム』や『DELTATUNE』などで知られるNelnalさんにお願いしています。可愛らしいキャラクターが行進していく様を見届けてあげてください。

――どのくらいの期間開発しているのでしょうか?

坂尻: プロジェクト自体は3年くらいかかってまして、Kickstarterを始めたのが2年前でしょうか。

――発売はいつ頃でしょうか?

坂尻: 現在、Kickstarterのバッカーさんたちにクローズドベータテストに参加してもらって、フィードバックをもらっている状態です。なので、まだ具体的な時期は言えません。しかし、今年中にオープンベータテストを企画し、皆さんにお見せできるようになると思います。


思わず体を揺らしちゃうリズムと、ずっと愛でていたくなるようなキャラクターたちの細やかな動きが素敵なゲームでした。皆の期待を背負いながら……頑張れ、ラタタン!

《各務都心》

各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top