
3月17日から5日間にわたり開催中のゲーム開発者向けカンファレンス「GDC 2025」にて、『HELLDIVERS 2』開発元のCEO、Johan Pilestedt氏が同作発売初期の混乱を振り返ってのエピソードを語りました。
あまりの熱狂に圧倒された『HELLDIVERS 2』発売初期
2024年2月の発売直後から大ヒットを納め、執筆時点でも5万人近くがプレイするなど根強い人気を誇る『HELLDIVERS 2』。一方で発売当初はアクセス過多に伴うサーバー容量の不足で、マッチングはおろかログインもできない状況に陥っていたことも知られています。
海外メディアPC Gamerの記事によると今回の講演で当時を振り返ったPilestedt氏はコミュニティの熱狂ぶりに圧倒されたと切り出し、自身のXでサーバー容量不足の解消を待ってゲームを買い控えることを勧める投稿を行ったことに言及したとのこと。そちらにかぶせる形で「貯金をはたいて買ったゲームでサーバー待ちに囚われるのは私だって悲しく思います。」とユーザーに寄り添った意見として発言に至った心境を告白しました。
あまりのユーザーフレンドリーぶりに薬物使用を疑われたやりとりも

一方で「それから5分も経たないうちにPlayStationのフレンドリーな人たちから電話がかかってきた。」とも語り、「何を吸ったんだ?」と薬物使用まで疑われるほどゲーマーの購買意欲を削ぐ発言を咎められたと吐露。事実、発言は常識外れの物だったとPilestedt氏は認め、時に想像以上のスピードでコミュニティが成長することもあるとの学びを共有しています。
管理しきれない民主主義の徒達に一杯食わされた『HELLDIVERS 2』は、PC(Steam)/PS5向けに発売中です。