『Apex Legends』次期シーズン「プロディジー」海外5月6日開幕!弓を操る新レジェンドやボセックボウの強化、アリーナ復活など盛りだくさん【メディア向けセッションレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『Apex Legends』次期シーズン「プロディジー」海外5月6日開幕!弓を操る新レジェンドやボセックボウの強化、アリーナ復活など盛りだくさん【メディア向けセッションレポ】

新レジェンド「スパロー」は機動力と制圧力に優れた賞金稼ぎ!

連載・特集 イベントレポート

エレクトロニック・アーツとRespawn Entertainmentは、配信中のバトルロイヤルシューター『Apex Legends』の次期シーズン「プロディジー」を現地時間2025年5月6日より配信予定です。

今シーズンでは、新たなレジェンドとして「スパロー」が登場します。スパローは俊敏なアーチャーというキャラクターで、強力な索敵能力や範囲ダメージを使いこなします。また、ゲーム内では武器の「ボセックボウ」に新たな能力が加わります。

アップデートではそのほか、ランクシーズンでの報酬としてダイブ起動が復活します。もちろんランクシステムも大きく変化・調整されるので、より白熱のゲームを楽しめます。また、今シーズンでは期間限定イベントとして「アリーナ」モードも再び行われます!

本稿では、2025年4月23日に開催されたメディア向けイベントの内容を紹介していきます。

「スパロー」は賞金稼ぎのアーチャー!

「スパロー」ことエネア・ダビデ・グアリーノは、リコンクラスとして登場する新レジェンド。彼は弓矢を得意とする賞金稼ぎ一族に生まれた家系で、その中でも特に“天才”と呼ばれる才能を持って育ったようです。しかし、とある事件で一族を追放されてしまいます。

その後、ブリスクの紹介でスパローはApexゲームへと参加。その目的は、Apexゲームで活躍することで名前が世界に知られるようになって、再び家族と和解するチャンスを得ることです。また、現在は元々野良猫だった愛猫・アルテミスと一緒に暮らしています。

◆パッシブアビリティ「ダブルジャンプ」

スパローのパッシブアビリティ「ダブルジャンプ」は、その名前の通りどこでも2段ジャンプを可能にするもの。空中での起動はもちろん、壁によじ登っている途中でもジャンプができるので、簡単に高い位置へ移動可能です。

◆戦術アビリティ「トラッカーダート」

戦術アビリティは索敵用の矢を撃ち込むことで、範囲内にいる敵の距離や位置をサーチする事ができる能力です。利点として離れている相手にも有効なことがあり、索敵情報はチームメイトにも共有されます。

ただし、索敵対象がスパローの40メートル以内に近づいた場合はマークが消えてしまうので、注意が必要です。遠くから索敵して接近戦に備えたり、仲間と連携を取るのに適したアビリティのようです。

◆アルティメットアビリティ「スティンガーボルト」

「スティンガーボルト」は、範囲ダメージを与えるフィールドを作り出すアビリティです。範囲内に6連続のダメージを定期的に発生するだけでなく、フィールド内の相手の速度を遅くするデバフ効果を与えます。

スパローのダブルジャンプを活かして高所から撃ち込むことも可能。敵の動きをコントロールする手段としても優秀なので、チーム戦ではとても強力なアビリティとして活躍しそうです。

なお、新シーズンは期間限定でスパローを全キャラクターが使えるイベントも実施されます。この期間中にチャレンジをすべて達成することで、スパローをアンロック可能なので、是非ともチャレンジしてみましょう!

ボセックボウがさらなる強化!爆発矢が使用可能に

アーチャーであるスパローの実装とともに、既存の弓矢武器である「ボセックボウ」にも大きな追加要素が登場します。まず、これまでのケアパッケージから通常プールへと変更。矢は倒した相手のデスボックスや発射されたものを回収して補充する仕様になります。

そして最大の変化として、ボセックボウにフラググレネードを装填することで、範囲ダメージを与える「エクスプローシブアロー」が使用可能になります。この矢はセンチネルのようなチャージ制で、直接当てなくてもダメージを与えられる驚異的な攻撃として登場します。

◆その他武器の変更点

・トリプルテイクはケアパッケージ武器に変更。

・P2020はマガジンサイズが縮小。

・金色のスナイパーストックが登場。

・スカルピアサーが復活。

次期シーズンは、新レジェンドの“スパローの遊び場”として、遠距離武器を輝かせるというテーマがあることが開発チームが明らかにしています。

◆レジェンド調整

既存レジェンドではパスファインダーに大きな調整が加えられます。アップグレード「ジップラインゼン」でのダメージ軽減率が再び50%に増加するほか、戦術アビリティのクールダウンが15から30秒の可変方式へと戻されるようです。

また、アップグレードではアルティメットチャージが2回分貯まる「ダブルアルティメットチャージ」と、戦術チャージが2回分貯まる「ダブルタクティカルチャージ」の2つが登場します(※後者は可変グラップルのクールダウンと交換して使用可能)。そのほか、スカーミッシャークラスのパークも調整が行われます。

期間限定モードとして「アリーナ」が再登場!

新シーズンでは、過去に行われた「アリーナ」が期間限定モードとして復活します。「アリーナ」は2021年から実装されていたモード(2023年に消去)で、プレイヤーは3vs3のチーム対決でラウンドごとの勝利を目指します。

大きな特徴としては、武器やアビリティ、装備品をラウンドごとに購入して運用することです。復活した今回のモードでは、サドンデスを撤廃した3ラウンド制へと変更したほか、これまでのメタを考慮した、さまざまな調整や変更なども加えられています。

また、シーズン後半には1vs1で競うアリーナが登場することで、これまでと違った緊張感のある対戦も楽しめるようです。

再びダイブ軌道が報酬に!ランクモードも再調整

次期シーズン「プロディジー」のランクマッチでは、新しいランクラダーシステムが実装されます。ランクやスキルに応じた大規模なラダーとなり、プレイヤーの直近の試合の結果が反映されることになるようです。

さらに、ランクのリワード報酬として「ダイブ軌道」が復活します。これはラダーの上位10%にチャンピオンダイブ軌道が与えられるものになるので、欲しい人はスキルを磨く必要があるようです。

今回の狙いとしてはプレイヤーのスキルレベルを反映したマッチメイキングを目指しているようです。特にシーズン開始時はスキルの差が大きいマッチングが行われることが多かったので、より平等なプレイを楽しめるための調整を行っていくとのことです。

また、最上位帯のマッチメイキング成立に時間がかかるのは、今後さらに改善していきたいとのこと。そのほか、メニューから「ボットロワイヤル」の難易度選択ができるようになることも明らかになっています。

メディア合同FAQ

――スパローの戦術アビリティ「トラッカーダート」へのカウンターはありますか?

開発チーム:「トラッカーダート」でサーチされたチーム側にも発見されたという情報は伝わるので戦闘準備は行えます。その意味ではフェアになると思います。

――スパローの愛猫・アルテミスはゲーム中いつでも見れますか?

開発チーム:例えばヴァンテージのエコーのように、ゲーム中にずっと出ているわけではありません。その意味では他の動物キャラに比べてずっと見れる訳では無いですね。

とってもキュートなので、アルテミスを気に入る人は多いかも知れません。その意味では今後「もっとアルテミスを出せ」の声が増えるかも知れませんね(笑)

――今後かくれんぼのような「競争性のないモード」の実装は予定していますか?

開発チーム:現在実装されるのかは不明ですが、アイデアとしては用意されています。

――スパローをアンロックするチャレンジの内容はどのようなものがありますか?

開発チーム:まずスパローでプレイすることが前提で、あとはボセックボウなどの特定の武器を使ったチャレンジがあります。内容としてはそこまで難しくないと思います。

――前シーズンで強化された武器の弱体化は考えていますか?

開発チーム:明確な弱体化というのは考えていませんが、一部の圧倒的な成果を上げている武器に関する調整は考えています。

強い武器というのはその個性やポジションを維持しながら、他の武器でバランスを考えたいですね。今シーズンでは全体的に武器のナーフよりも強化のほうが多いです。

――これまでゲームで行ってきた「小さな変更」で最高の効果や影響があったものはなんでしょうか?

開発チーム:小さな変更と言っていいかわかりませんが、武器が与えるダメージ調整は常に気を使っていますし、大きな影響があると思います。

リアルな開発視点としては小さなアップデートを行うなかで、ゲームの数字の微調整には常に気を使っています。0.01%の数値の違いで大きな違いが起こり得るので、それぞれのチームと話し合いながら実装を考えています。

――スパローと他のレジェンドのやり取りはどんなものがありますか?

開発チーム:スパローはローバに対して好意を持ってるので、楽しいセリフを期待できますね。ローバ側からもからかうような台詞が聞けるかも知れません。ミラージュとの掛け合いも楽しいものがありますね。

あと、スパローはコースティックを怖がっているようなので、こちらのリアクションにも注目してほしいですね。

――ボセックボウについて弾薬を普通のものにするといった変更を考えたことはありますか?

開発チーム:過去にスナイパー用の弾薬などを試した頃はありますが、開発として好ましいものではありませんでした。ゲーム内で唯一「矢」を使う特別なイメージを大切にしていきたいと思っています。もちろん、今後のユーザーの声やデータで変更する可能性はありますよ。

――最近のシーズンでゲームの「ロア」が少なめですが、今後は増えていくのでしょうか?

開発チーム:開発としてもロアについての開発優先度を低く見ているわけではありませんし、大切にしています。今回追加されたスパローなんかも注目してきたいですね。

ただし、ゲームのコンテンツも増えていっているので、そちらも大切にしたいです。ユーザーのゲーム体験を考えながら、バランスよくサービスを提供していきたいですね。

――ALGSでも使用されたマップ「ブロークンムーン」の今後の変更はありますか?

開発チーム:ええ、あると思います。ALGSでのデータもありますし、開発側としてもこれらは注視しているので、今後も計画していきたいと思っています。

――他のレジェンドにもペットが増えたりしませんか?ミラージュをなんかは面白そうです。

開発チーム:全キャラに増やす事は考えていませんが面白いですね。

ミラージュはそもそもがゴールデンレトリバーみたいなキャラクターなのですが、飼うとしたら亀や鳥なんかは面白いかも知れませんね。鳥だったら戦闘時は離れて見ていたり、ミラージュをからかったりするような事があれば面白いかも知れませんね(笑)

――ボセックボウの爆発矢のような新しい追加ギミックは今後も増えていくのでしょうか?

開発チーム:詳しいことは言えませんが、さまざまなアイデアを用意しています。こちらは今後に期待してほしいですね。

――ALGSで採用されている「レジェンドBAN」システムは今後ゲーム内に実装されるのでしょうか?

開発チーム:レジェンドBANは、ALGSのようなトーナメント向けに採用されたシステムなので、そのままゲームに登場するようなことはありません。もちろんユーザーからの声が大きければ検討することはあると思います。

――背後からの足音などのサウンド問題は改修されるのでしょうか?

開発チーム:今回のアップデートでも全般的なオーディオ関連に関しての改善には着手していますが、それで全部が修正されているのかと言われると正直なところ約束はできません。

オーディオ部分は開発も常に注力しているので、こちらも今後の改善にも期待していただければ幸いです。

――レジェンド「シア」のピック率が少ないことについてはどう考えていますか?

開発チーム:次回アップデートでは特に変更はありませんが、我々としてもデータとして問題を把握しています。

シアはチューニングしすぎるとバランスを崩してしまう可能性があります。彼については今後はなにか大きな形を考えねばならないと思っています。

――数シーズン前に上空にリフトがありましたが、あれは今後の展開に関わってくるのでしょうか?

開発チーム:我々としてはまだ詳しく言うことはできませんが、これはミステリー要素として楽しみにしていてください。


『Apex Legends』の次期シーズン「プロディジー」は現地時間2025年5月6日より配信予定。Game*Sparkでは、新シーズンのメディア向け合同インタビューおよび、新レジェンドについての合同インタビュー、新レジェンドを含む新要素の先行体験レポートなども公開中です!


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ライター:Mr.Katoh,編集:TAKAJO

ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。ちなみに好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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