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1,486万円の実物ライトセーバーも!スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025レポート

2025年4月18日~20日、幕張メッセで開催されたスター・ウォーズの公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」。

ゲーム文化 イベント
スター・ウォーズ セレブレーション2025 会場コスプレ。
  • スター・ウォーズ セレブレーション2025 会場コスプレ。
  • Meta Questブース
  • Meta Questブースで試遊する筆者
  • Meta Questブースで試遊する筆者
  • Meta Questブース
  • Meta Questブース
  • シチズンブース
  • シチズン限定モデル。R2-D2モデルは売り切れでした。

2025年4月18日~20日、幕張メッセで開催されたスター・ウォーズの公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」。

Meta Questブースの最新VRゲーム試遊、シチズン時計の限定ウォッチ、マニア垂涎のお宝山盛りのヘリテージ・オークションズの展示、レゴの巨大フォトブース、豪華ゲストが揃ったライブステージ、そして国境も世代も超えたコスプレイヤーたちを、たっぷりの写真とともにお届けします。

Meta Questブース:VRとMRで銀河を体感

会場でもっとも早く行列が伸びたのがスター・ウォーズのVRゲームを試遊できるMeta Questブースでした。従来からある『Vader Immortal』(2019年)と『Tales from the Galaxy's Edge』(2020年)も、最新ヘッドセットであるMeta Quest 3/3Sの高精細ディスプレイとリアルな空間オーディオのおかげか、最新ゲームに引けを取らない臨場感でした。

開発中のタイトル『Beyond Victory』は、「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」の見どころのひとつとなったポッド・レース(空飛ぶレース車両による荒っぽいレース競技)をテーマにしたゲームです。プレイヤーは若きポッドレーサー〈ヴァロ・ボラス〉として成長を体験する「アドベンチャー」、最大4人でレースゲームを競う「アーケード」、集めたビークルモデルをホロテーブルに飾る「プレイセット」の3つのモードを楽しめるようになっています。

アドベンチャーモードは、冒頭のシーンを体験しました。まるで自分が本当にポッド・レーサーのガレージにいるような臨場感でした。もうひとつ挑戦したアーケードモードは、「マリオカートみたいなもの」と言われましたが、かなりのハイスピードゲームで、だいぶ苦戦しましたが楽しかったです。

Meta Questブース
Meta Questブースで試遊する筆者
Meta Questブースで試遊する筆者
Meta Questブース
Meta Questブース

シチズン時計:R2-D2とC3-POを腕に刻む限定モデル

時計メーカーのシチズンは、会場で『スター・ウォーズ』限定ウォッチを先行販売しました。R2-D2をモチーフにした「NP1017-61A」(税込63,800円/限定450本)は、ケース側面に青いイルミネーションを思わせるブルーラインを配置し、文字盤にはドロイドのパネルデザインをエッチングで再現。

ゴールドを基調とした「C-3POモデル NP1013-53P」(税込69,300円)は、インダイヤルにC-3POの複眼を思わせる意匠を施し、裏蓋にはキャラクターアートが刻印されています。筆者がブースを訪れた際にはR2-D2モデルはすでに完売、C-3POモデルも残りわずか。購入者にはオリジナルピンバッジが配布され、抽選でウォッチワインダーが当たるキャンペーンも実施されていました。

シチズンブース
シチズン時計の限定モデル。R2-D2モデルは売り切れでした。
シチズンのC-3PO限定モデル。光沢がまさにC-3PO


ヘリテージ・オークションズ:映画史に触れるブース

米ヘリテージ・オークションズは、5月4日のスター・ウォーズの日に実施する『エンターテイメント・シグネチャー・オークション』をPRするブースを設置。

なかでも注目は、ヘイデン・クリステンセン(アナキン役)が『シスの復讐』で実際に振るったブレード付きライトセーバー。こちらは7月のオークションに出品予定のもの。金属削り出しのグリップはなかなかの高級感。歴史を感じさせる風格もありました。

ショーケースの表示によると予想落札価格下限は「1,486万円」(!)。他にもオリジナル三部作のポスター原画やILMの撮影用ミニチュアなど、300点以上のハイエンドコレクションが展示され、国内からもオンライン入札が可能である旨がアピールされていました。

ヘリテージ・オークションブース
ヘリテージ・オークションブース
ヘリテージ・オークション展示。『スター・ウォーズ エピソード4』のオリジナルプロモーション用スチル写真。予想落札価格7万円
ヘリテージ・オークション展示。『スター・ウォーズ エピソード4』のオリジナルプロモーション用スチル写真とスタッフギフト。共に予想落札価格7万円
ヘリテージ・オークション展示。『マンダロリアン』ディン・ジャリン撮影用ヘルメット。予想落札価格下限594万円
ヘリテージ・オークション展示。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービのブレード付き戦闘シーン撮影用ライトセーバー。共に予想落札価格下限1,486万円

セレブレーション・ライブ:銀河級トークの饗宴

会期中は「Celebration Live!」ステージで豪華なトークが連日開催されました。取材した日は『スター・ウォーズの伝説的な相棒たち』が開催されており、BB-8を初めとするさまざまなドロイドとその裏話が明かされていました。

セレブレーション・ライブの様子
セレブレーション・ライブの様子
セレブレーション・ライブの様子
セレブレーション・ライブの様子

レゴ:巨大フォトブースと最新セット展示

巨大レゴブースでは、ミレニアム・ファルコンのコックピットを再現したフォトスポットや、今夏発売予定の新セットをいち早く展示。会期中にはデザインチームによるQ&Aセッションや限定ステッカーの配布も行われ、ハッシュタグ「#LEGOStarWars」を付けた投稿がSNSを賑わせました。

デススター攻略戦をレゴだけで再現したフォトブース
ミレニアムファルコンの操縦席をレゴだけで再現したフォトブース

コスプレ:世代も国境も超えた“愛”の表現

会場を歩けばこだわりのコスプレイヤーたちがどこもかしかも闊歩していました。世界的なスター・ウォーズのお祭りということで、会場全体で外国人率が非常に高かったのですが、特にコスプレイヤーは外国人率が高く、今回撮影した17人中12人が外国人でした。外国人コスプレイヤーは男性率が高く、子供の頃のスター・ウォーズのファンになってそのまま大人になったような人たちなのかな?と思いました。

一方、今回撮影させていただいた日本人の方は女性率が高く、年齢も若めでした。たまたまなのか、日本のコスプレ文化の一端を現していたのかは謎です。

会場コスプレ
会場コスプレ
会場コスプレ
会場コスプレ
会場コスプレ
会場コスプレ
会場コスプレ。レイア姫いないかなー?と探したらいたっ!
アヒル風にデフォルメされたダース・モール。一緒に居たご家族によると「オリジナルではない」ということでしたが、大元は判りませんでした。
会場コスプレ
会場コスプレ
会場コスプレ。2人とも「スター・ウォーズ大好き」という母娘コンビ。娘さんがライトセーバーを一瞬構えた画が凛々しく可愛かったので、撮っておけば良かったと後悔しました
会場コスプレ
会場コスプレ。力作のジャバ・ザ・ハット。スケール的には修正版のエピソード4ですかね。中身はなんと女性でした(AIでカバンを消しています)
会場コスプレ
会場コスプレ。よく見たら、この人はローブを着ているだけでした(AIでカバンを消しています)

3日間で延べ10万人超が来場したとされるスター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025は、最新技術もコレクションもコスプレも、あらゆる側面でファンの情熱を可視化したイベントでした。

QuestのMR体験が示した未来、シチズンの限定ウォッチが示すクラフトマンシップ、ヘリテージ・オークションズのお宝が証明する歴史の重み。それらを一度に味わえる圧倒的濃度。会場で感じたフォースを胸に、次なる銀河への旅が待ち遠しく感じました。May the Force be with you!


ライター:根岸智幸,編集:H.Laameche



ライター/編集者、ライター、ソフトウェアエンジニア、メディアビジネス企画開発 根岸智幸

ITと出版とオタクの何でも屋。グルメや女性誌や芸能やBLマンガもやりました。キャンギャルやコンパニオンの写真も撮ったりします。
・インターネットアスキー編集長(1997-1999)
・アスキーPC Explorer編集長(2002-2004)
・東京グルメ/ライブドアグルメ企画開発運営(2000-2008)
・本が好き!企画開発運営(2008-2013)
・BWインディーズ企画運営(2015-2017)
・Webメディア運営&グロース(2017-)
著書
・Twitter使いこなし術(2010)
・facebook使いこなし術(2011)
・ほんの1秒もムダなく片づく情報整理術の教科書(2015)
など

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