『オブリビオン』リマスター版で19年間の獄中生活を過ごしたプレイヤーが話題/『ボダラン4』ミニマップ廃止が物議醸す/『マリカワールド』北米版はパッケージ裏の半分以上が“注意書き”【週刊スパラン5/9~】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『オブリビオン』リマスター版で19年間の獄中生活を過ごしたプレイヤーが話題/『ボダラン4』ミニマップ廃止が物議醸す/『マリカワールド』北米版はパッケージ裏の半分以上が“注意書き”【週刊スパラン5/9~】

一週間のゲーム業界の話題もこれを見るだけ!

連載・特集 特集

2025年5月9日(金)~2025年5月15日(木)にGame*Sparkで公開された記事から特に読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。一週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!


5位―『GTA6』緻密な背景グラフィックは7年前から開発中だった

『グランド・セフト・オートVI』(GTA6)について、Rockstar Gamesの元背景アーティストのDavid O'Reilly氏が開発に参加した時期を自身のYouTubeチャンネルで明かしました。

O'Reilly氏は2011年から2023年までの12年間、Rockstarに在籍し、『グランド・セフト・オートV』や『レッド・デッド・リデンプション2』の開発に関わっていました。その後、2018年から2023年にかけて『GTA6』の背景制作に携わっていたとのこと。

彼によると、『レッド・デッド・リデンプション2』の作業が終わった後に『GTA6』の開発へ移行したそうです。在籍中に目にした『GTA6』はすべてデバッグモードで動作していたため、後に公開されたトレイラーの完成度の高さには驚かされたと語っています。


4位―『オブリビオン』リマスター版で19年間の獄中生活を過ごしたプレイヤーが話題に

4月23日にリリースされた『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered(オブリビオン リマスター)』。本作において、オリジナル版とリマスター版がリリースされるまでの期間とほぼ同じ19年間をゲーム内で獄中生活したプレイヤーの投稿がRedditにて話題になっています。

I just spent 19 years in Jail. Yo is the Oblivion Crisis still going on or ... ?
byu/Viccytrix inoblivion


話題の投稿をしたのはRedditユーザーのViccytrix氏。ゲーム内でなんと6,990日(約19年)ものあいだ刑務所生活を送っていたといいます。これは、オリジナル版の『オブリビオン』が発売されてからリマスター版が出るまでの期間とほぼ同じで、フォーラムでは「本当に19年服役してリマスターで帰ってきた」「究極のロールプレイだ」といった反応も投稿されています。

Viccytrix氏が投稿した画像によると、このプレイで2,906回の窃盗、45回の暴行、7回の馬泥棒、7回の殺人を犯し、罰金で払おうとすると698,040もの金額が必要になるようです。


3位―『ボーダーランズ4』ミニマップ廃止が物議醸し、CEO言及

GearboxはPAX East 2025にて『ボーダーランズ4(Borderlands 4)』について説明したステージの様子を公開。同社CEOランディ・ピッチフォード氏はミニマップが廃止されてコンパスが採用されていることについて「マップではなくゲームをプレイして欲しい」という意図があることなどを語っています。

氏によると、本作のマップは非常に広大かつシームレスに探索できる構造になっており、従来のミニマップでは視界に入らない目標も多く存在するため、より広範囲の目標を同時に把握できるコンパスの方が適していると語っています。また、上下方向にも広がるマップ構造においては、ミニマップよりもコンパスの方が機能的に優れているとのことです。

一方で、Redditなどのコミュニティではこの変更に対して賛否があり、「前作では情報量が多すぎてミニマップに頼らざるを得なかった」「コンパスだとマーカーが重なって見づらい」「ミニマップはオプションで残してほしい」といった声も見られます。

ただし、ピッチフォード氏は完全にミニマップ機能を排除したわけではなく、シリーズ従来よりも進化したマップ表示機能が引き続き用意されており、必要に応じてすぐに呼び出せるようになっているとも説明しています。つまり、ユーザー体験を重視しつつ、探索そのものを楽しませるためのデザイン変更であることが強調された内容となっています。


2位―「ニンテンドースイッチ2」イオンスタイルオンライン抽選販売、当落発表は本日5月14日

イオンの公式ネットショップ「イオンスタイルオンライン」での「ニンテンドースイッチ2」の抽選販売について、2025年5月14日より当落発表が行われました。

イオンスタイルオンラインで4月30日23時59分までエントリーが実施されていた抽選販売の対象商品は「ニンテンドースイッチ2(日本語・国内専用)」と「マリオカート ワールド セット」「マリオカート ワールド セット+液晶保護フィルム」です。

ニンテンドースイッチ2の発売日は2025年6月5日。倍率が高いからこそ、今後も同様の記事は注目度が高そうですね。


1位―『マリオカート ワールド』北米版、パッケージ裏の半分以上が“注意書き”

任天堂は、アプリ「Nintendo Today!」にて、ニンテンドースイッチ2向けソフト『マリオカート ワールド』のパッケージを鑑賞できる「3Dギャラリー」を公開しました。日本版のほか、北米版、欧州 ドイツ語版の3パッケージを同時で確認でき、そのデザイン性の違いで国による注意書きの重要さがよくわかります。

今回注目されているのは、そのパッケージの裏面の違いです。日本版はゲームの特徴を目立つように画像で大きく紹介している一方、北米版や欧州版は注意書きが多くを占めています。

北米版は健康上の警告が赤字で大きく書かれており、欧州版もコピー防止などの技術的な注意が目立つ構成になっています。これら注意書きは『マリオカート ワールド』に限らず、北米版をはじめとする各国のパッケージにおいてよく見られるようで、北米版がいかに注意書きを重要視しているかがよくわかると言えそうです。



今週最も読まれたのは、『マリオカート ワールド』についての記事に! 予約販売にもあるニンテンドースイッチ2本体とダウンロード版の本作がセットになった「マリオカート ワールド セット」では、物理パッケージは付属しませんが、そんな場合でもパッケージがじっくり見られる『Nintendo Today!』の「3Dギャラリー」機能はありがたいですね。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:neko,編集:宮崎 紘輔

ライター/ neko

nekoです。よろしくおねがいします。

編集/タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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