
2025年5月20日から2025年5月23日にかけて、台湾・台北の南港展覧館(TaiNEX)にてコンピュータ・テクノロジー見本市「COMPUTEX 2025」が開催されました。
本記事では、MSIが展示していたノートPCの新製品をご紹介します。日本の浮世絵を取り入れたものから、メルセデス・ベンツとのコラボモデルまで、クールな製品が揃っていました。
「Best Choice Awards」も受賞!浮世絵ノートPC

MSIは今年のCOMPUTEXにて、機能性、イノベーション、市場の可能性といった基準で審査される「Best Choice Awards」を複数の製品で受賞しています。北欧神話にインスパイアされた「Titan 18 HX Dragon Edition Norse Myth」がゲーム&エンターテインメントカテゴリーでGolden Award、Claw 8 AI+とPrestige 13 AI+ Ukiyo-e Editionがコンピューター&システムカテゴリーを獲得しました。
「Prestige 13 AI+ Ukiyo-e Edition」は薄型軽量のシャープなデザインでありつつ、高い性能とAI処理能力を持っているノートPCですが、なんといっても最大の特徴は本体に葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が描かれていること。しかも、400年以上の歴史を岡田や漆器とのコラボレーションで、山中漆器の美しさを融合させているのです。

普段と違うMSIのロゴも相まって、非常に高級感がある作りになっています。日本人としては、かなり欲しくなる製品です……!
メルセデス・ベンツとのコラボ3年目!

MSIは2023年、2024年とMercedes-AMG Motorsportとコラボした製品を発売しており、今年で3年目となります。「AMD Ryzen AI 9 HX 370」と「NVIDIA® GeForce RTX 5070 Laptop GPU」を搭載し、リフレッシュレート240Hz・WQXGA OLEDディスプレイを搭載した高性能ゲーミングPC「Stealth A16 AI+ Mercedes-AMG Motorsport」が発売されます。
加えて、今年はビジネス向けPCも展開。「Prestige 16 AI+ Mercedes-AMG Motorsport」は薄さ18.95mm・軽さ1.59kgの本体に16インチ・4K+(3,840×2,400)・DCI-P3相当の広色域OLEDディスプレイを搭載した製品で、仕事用途でもベンツロゴのカッコよさをアピールできます。どちらもAI処理性能が40TOPSを超えるNPUを搭載している点も見逃せません。

なお、ビジネスPCは別途新しい本体デザインを採用した次世代ビジネスノートPCも展開。こちらは最も薄い13.9mmの本体が特徴で、持ち運びがとても楽です。標準的なノートPCタイプに加え、ディスプレイが回転できてタブレットとしても使える2 in 1フリップデザインタイプも予定しています。
取材協力:MSI
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