14世紀ヨーロッパで貧民からあらゆる手段の成り上がり体験!アクションストラテジーRPG『Chronicles Medieval』発表―開発者語る3本の柱とは【SGF2025】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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14世紀ヨーロッパで貧民からあらゆる手段の成り上がり体験!アクションストラテジーRPG『Chronicles Medieval』発表―開発者語る3本の柱とは【SGF2025】

歴史上の出来事に参加するもしないも自分次第な自由度を魅力としています。

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2025年6月7日午前6時より開催されたゲーム情報配信イベント「Summer Game Fest 2025」にて、PC向け新作ストラテジーアクション『Chronicles Medieval』が発表されました。本稿では開発を担うRaw Power Gamesにより事前に行われたメディア向けオンラインプレゼンテーションを元に本作の更なる詳細に迫ります。

14世紀ヨーロッパで貧民からあらゆる手段での成り上がりを目指せ!

本作は14世紀ヨーロッパ、1313年の紛争の時代を舞台に、貧民から成りあがるプレイヤーそれぞれの物語を紡ぐサンドボックス型のRPG作品。動的に再現された中世ヨーロッパの世界で、国同士の衝突やキャラクターの忠義の変化に揉まれながら商人、傭兵、盗賊、王の軍隊など様々な人生を選択して体験できます。

開発を手掛けるRaw Power Gamesは、約100名の開発者で構成されるデンマークを拠点としたインディーズスタジオ。『ウィッチャー3』や『アサシンクリード』『GTA』といった名だたる有名タイトルに関わったベテランが集っているといい、デビュータイトルとなる本作の発売に向け日々開発に勤しんでいます。本作の開発に当たっては『Mount & Blade』や『Wartales』『Battle Brothers』『Sid Meier's Pirates!』といった同ジャンル作品を参考にしていることも明かされました。

中世のキャラクターになりきるための没入感ある世界作り

プレゼンテーションでは、本作の魅力の3つの柱として「没入感のあるサンドボックス」「中世の戦争の雰囲気を強く味わえる大規模戦闘」「プレイヤーそれぞれが紡ぐ各々の物語」を挙げ、それぞれについて詳しく解説されました。「没入感のあるサンドボックス」は広大な野原に危険な森、そびえ立つ山脈といった自然地形から素朴な村、賑やかな都市、壮大な城といった人々の暮らす場所まで、Unreal Engine 5を用いてダイナミックな中世ヨーロッパの世界を用意することで実現。プレイヤーは場面に合わせて俯瞰視点と三人称視点を使い分けこの世界を探索できるといいます。

一方で作品が目指すところは「プレイヤーの誰もがのめり込める、なりたいキャラクターになれることにある」との考えから、厳格な中世の再現に拘るわけではなく、奥深いゲームシステムといったプレイヤーが楽しめる要素の開発が優先されるとも話します。実際に現段階でも特定の領域で設定が大まかな部分があることも述べ、今後必要があれば当然描写を追加したいとしながらも「歴史を大切にしながらも、楽しさに焦点を当てる。」ために何を省くかを含め賢く判断していきたいとのことです。

専門家も監修の中世戦闘で鋼かち合う重量感と迫力の大規模戦闘を実現

続いて「中世の戦争の雰囲気を強く味わえる大規模戦闘」を表現するため、時代背景に忠実な戦闘システムを構築すべくヨーロッパの歴史的武術に造詣が深いBjörn Rüther氏に協力を求めたとのこと。助言を元に鋼鉄が擦れ、ぶつかり合う中世戦闘の重量感と迫力をプレイヤーが気持ちよく、楽しく体験できるよう製作されているそうです。

実際に作品の戦闘では軍隊の育成や戦略、戦術指揮を伴い数百人の兵士が激突する大規模なリアルタイムバトルが楽しめるといい、交戦中は最前線から部隊を指揮し、兵士たちと共に戦うこととなります。勝利を手にするには刻一刻と変化する戦況に素早く対応し、適切な命令や装備の利用を通じて戦場を掌握する必要があります。なお質疑応答にて海戦の有無を尋ねられた際には、良い質問であるとしながらも今は陸戦を面白いものにすることに注力しており、検討段階にも至っていないことを明かしています。

「プレイヤーの紡ぐ物語」を徹底するストーリーテリングとゲームシステム

最後に「プレイヤーそれぞれが紡ぐ各々の物語」という観点では、先述のような多数の職業や、その途上での征服、外交、冒険、富、策略といった様々な要素における選択、それを通して生まれる忠誠心に野心、絶望といった自他の心の動きを通して無数の展開を用意することで、プレイヤーの決定が世界に与える影響の大きさを存分に味わえるよう設計されています。あくまでプレイヤーの自由な選択を重視するといい、強制力のあるストーリーラインは用意されていないとしています。

このプレイヤーとそのキャラクターを最重要視する姿勢故に、現実の歴史に即したイベントも用意しているとはしながらも必ずしもそれを見せようとは考えておらず、100年戦争を例に挙げ、そういった動乱に積極的に関わるも関わらぬもプレイヤー次第であることを解説。同様に戦闘要素についても、厳格なストラテジー作品としてミスを誘うものというよりは、キャラクターの成長や戦略のカスタマイズを楽しみながらプレイヤーが思い描くストーリーを形にする一つの方法として実装するようです。

協力プレイも実装予定!プレイヤーの創造性示す場としてModも大歓迎

さらに本作には協力プレイも実装予定だとのこと。早期アクセス時点ではカスタムバトルに限られますが、正式リリース時にはキャンペーンモードでも利用できるよう開発を進めています。また、Mod文化にも理解と期待を持っているといい、プレイヤーコミュニティが創造性を自由に発揮できる場として本作が成長することを楽しみにしているとの立場を示しました。また、先述の海戦に対する質問への回答でもModへ期待する意見を表明しています。

『Chronicles Medieval』早期アクセス版はPC(Steam)向けに2026年中のリリースと約1年間の継続を予定しています。また、コンソール版はPC版の正式リリースを経て後日リリースされる計画とのことです。


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ライター:焦生肉,編集:みお


ライター/ゲームに関わって飯食いたい 焦生肉

ストーリー重視でゲームをプレイするけどシステムも特徴がないとイヤ!なわがままゲーマー。わがままなくせにコンプリート癖もある上つまみ食いも大好きなので積みゲーが溜まる溜まる。ゲームで飯を食うことを夢見てたらほんとにそんな機会に恵まれた。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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