Humble Reedsは、新作アルプス暮らしシミュレーション『ハイジがくれたもの 大自然アルプスに暮らす(Heidi's Legacy: Mountains Calling)』を発表し、Steamストアページを公開しました。

本作は、不朽の名作『アルプスの少女ハイジ』からインスピレーションを受け、現代的な視点で物語を再構築したスローライフゲームです。プレイヤーは都会の生活に疲れ、新たな生き方を模索するためにアルプスへ移住した女性「アデル」となり、大自然の中で自分だけの暮らしを築いていきます。公開されたトレイラーでは、手書きで描かれた美しいアルプスの風景や、主人公とヤギたちが触れ合う心温まる様子が確認できます。

愛情を注いでヤギと暮らそう

アルプスでの暮らしは、可愛いヤギたちのお世話から始まります。花咲く牧草地で牧草を食べさせたり、おもちゃで遊んだり、美しい花を一緒に探したりと、たっぷりの愛情を注ぎましょう。幸せに育ったヤギたちは、お返しにミルクや羊毛を提供してくれ、村の復興に役立ってくれるようです。
クラフト、採取、釣り…大自然の恵みを満喫

本作では、山の幸を使ったクラフト要素も充実。チーズや毛織物はもちろん、薬草や木工品なども作成できます。作ったアイテムは村人との取引に使ったり、時には純粋に分け合ったりと、人々との関係を深める鍵となります。
また、手書きで描かれた谷や森、湖を自由に散策し、薬草やキノコを採取したり、のどかな水場で釣りを楽しんだりすることも可能です。最初は歩き回るだけかもしれませんが、ゲームを進めることで登ったり跳んだりできるようになり、行動範囲が広がっていくとのこと。

プレイヤーの選択が村の未来を変える

スローライフを満喫するだけでなく、本作ではプレイヤーの選択が物語に影響を与えます。村人たちとの対話を通じて、村のあり方に関わっていくことになります。「昔ながらの生活を守るべきか」「現代的な変化を受け入れるべきか」といった選択を迫られる場面もあるようです。

開発元によれば、本作にはタイマーや厳格な目標、ペナルティといった要素はなく、マインドフルネス(今この瞬間に意識を向けること)を重視しているとのことです。Humble Reedsは、「シンプルな日常でさえ予想外の深い意味を持つことを発見してもらいたいと思っています」と語っています。
『ハイジがくれたもの 大自然アルプスに暮らす』は日本語にも対応し、PC(Steam)向けにリリース予定。記事執筆時点で発売日や価格は未定です。
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください