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2,000ドルで落札されたプロトタイプ版「Steam Deck」を解説&分解するユーザー現る。内部基板は2019年製

見せてもらおうか、プロトタイプ版Steam Deckの性能とやらを!

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2,000ドルで落札されたプロトタイプ版「Steam Deck」を解説&分解するユーザー現る。内部基板は2019年製
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2025年6月11日、さまざまな電子機器デバイスを紹介するYouTubeチャンネルBringus Studiosは、門外不出とされるSteam Deckのプロトタイプを紹介する動画を公開しました。

eBayで出品されたものを落札者の許可を得て紹介。一部分解動画も

このSteam Deckのプロトタイプとされるものは、2025年4月にオークションサイトeBayに出品され、技術者のSadlyItsDadley氏によって落札されたものです。今回Bringus Studioが同氏からSteam Deckのプロトタイプを借り受け、紹介動画の作成・公開に踏み切ったとのことです。

まずは箱から開封。右スティックの装飾や一部ボタンの配色・形、アナログ操作エリアの形状が製品版のSteam Deckとは異なります。

背面を製品版のSteam Deckと比較。プロトタイプ版はLRボタンおよびトリガーが鮮やかなブルーになっていることが目を引きます。

そのほかは背面ファンがむき出しであることや背面ボタンの構造、プロトタイプの通し番号を示すであろう「34」という刻印など、多くの部分でプロトタイプと製品版は異なっています。

しかしながら、プロトタイプ版を起動してみると縦長表示のBIOS画面が起動し、ここから先に進むのに結構な苦労をした様子。

SSDからデータを復旧したところ、「34」というユーザーと、「機密情報に関わる」ということで黒塗りにされたユーザーが表示されました。「34」というユーザー名は、本体外部に刻印された通し番号に対応したユーザー名なのかもしれません。

またSteam Deckプロトタイプに搭載されている、Steamクライアントのビルド日は2020年9月30日。これはSteam Deck製品版発売日のおよそ1年半前にあたります。

それだけ前にSteamOSがほぼ動く状態だったということが驚きです。但し、製品版のSteamOSに搭載されているデスクトップモードはまだ未実装だったとのことです。

そして、なんとプロトタイプSteam Deckの分解に入ります。内部からSSDをおもむろに取り出していく様子が収められています。

内部基板には2019年11月19日の刻印があり、これほど早くからハードウェアの研究が行われていたことが伺えます。

プロトタイプSteam Deckに新たなSSDを装着し、ケースを再度取り付け直して今度は別途SteamOSをインストールすることを試みます。

さまざまなインストール手法を試みつつ、なぜか縦長の画面で表示され画面の右側が見えないため苦戦。

苦闘の末、ついにプロトタイプSteam DeckでSteamOSの起動に成功しました!

ただ長期動作をすると画面がちらつくなど、安定性は高くないようです。

また、このプロトタイプ版には音声出力装置がなく、音が出ないことが判明しました。

幸いBluetoothは使えるようなので、これを経由して音を出します。

そして、ついに『Counter-Strike 2』が起動しました!

しかしながら、ゲーム上のオブジェクトが多くなると、何と1桁fpsまで落ち込んでしまいゲームにならないような場面も……。

これはプロトタイプ版Steam DeckがCPU2.4GHz、使用可能RAMが4.9GBなのに対し、製品版Steam DeckはCPU3.5GHz、使用可能RAMが10.6GBという差があり、GPUのVRAMにも大きなスペック差があることに由来するのではないかと動画制作者は推測しています。


門外不出だったプロトタイプ版Steam Deckの性能が明らかになった本動画。このプロトタイプ版Steam Deckを入手した落札者と、今回の分析・検証を行った動画制作者の熱意がうかがえる動画です。現実ではプロトタイプが量産型を上回る……ことはなく、量産型ではより安定した動作が期待できるという結果になりました。

※UPDATE(2025/6/17 2:58):見出しの誤字を修正し、再公開しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。

《ライター:ずんこ。,編集:八羽汰わちは》

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

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