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『Limbo』『Inside』の共同開発者の間で訴訟が勃発…古巣との9年に及ぶ確執に裁判での情報公開に期待と元スタジオCEO

元CEOがSNSで『Limbo』の画像を利用したことが知的財産権の侵害に当たると主張されているといいます。

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『Limbo』『Inside』の共同開発者の間で訴訟が勃発…古巣との9年に及ぶ確執に裁判での情報公開に期待と元スタジオCEO
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『Limbo』や『Inside』で知られる開発スタジオPlaydeadが元スタジオCEOのDino Patti氏に対し法的措置を講じ、裁判が行われる予定であることをPatti氏が海外メディアArkadenとのインタビューで語りました。

古巣との9年に及ぶ確執を告白。裁判での情報公開に期待とも

3月にも自身のLinkedInへの投稿でPlaydeadおよび元共同開発者のArnt Jensen氏との確執について語ったDino Patti氏でしたが、そこで言及されていた法的措置が訴訟に発展しつつあることをインタビューで告白。Patti氏はこれが初の裁判となるといい、まだ全体像を把握しきれていないと困惑する様子を見せました。

一方で起こったことやその資料について包み隠さず話せる場として裁判に期待しているとも語り、現在受けている法的制約が取り払われ「何が起こったかを示すすべての画像と資料を公開することが法的に義務付けられることになり、ジャーナリストがアクセスできるようになるのは素晴らしいことだ。」とコメントしています。

3月の投稿では、Playdead側が法的措置の根拠に、Patti氏が『Limbo』の画像を利用したことが知的財産権の侵害に当たると主張していることを明かすとともに、9年に渡り同様の事案が続いていることも告白。今回のインタビューではPlaydeadとJensen氏の目的としてより具体的に、『Limbo』と『Inside』の開発におけるPatti氏の功績を無かったことにしようとしているとの見解を語りました。そういった活動の一例として当初エグゼクティブ・プロデューサーとして1ページ目に記されていたそれぞれの作品でのクレジットが現在では4ページ目に移されてしまっていることも挙げています。

裁判の開始時期やPlaydeadによる声明は未だありませんが、名作を作り上げたコンビの悲しい確執とあって裁判の行方へ注目が集まります。


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ライター:焦生肉,編集:H.Laameche

ライター/ゲームに関わって飯食いたい 焦生肉

ストーリー重視でゲームをプレイするけどシステムも特徴がないとイヤ!なわがままゲーマー。わがままなくせにコンプリート癖もある上つまみ食いも大好きなので積みゲーが溜まる溜まる。ゲームで飯を食うことを夢見てたらほんとにそんな機会に恵まれた。

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