
海外PlayStation.Blogにてグロテスク一人称視点ホラー『ILL』を手掛けるTeam Cloutの開発者Q&Aが公開されました。
怪物のデザインの方法やゲームプレイについて語る開発者Q&A記事が公開
本作は、恐ろしい異形の怪物たちがさまよう巨大な研究基地を舞台とした一人称視点サバイバルホラー。リアリズムを追求したグロテスクな表現が特徴であり、ホラーゲームのベテランプレイヤーでも挑戦しがいがある作品だとしています。
質問に答えたのは、Team Cloutの創設者であるMaxim Verehin氏とOleg Vdovenko氏。本作の開発では、プレイヤーが恐れおののく部分と激しいアクションを楽しむ部分のバランスをとることに努めているといいます。

本作の開発初期にインスピレーションを得た作品として、『Half-Life 2』や『Silent Hill』、『バイオハザード』を挙げています。全身で感じられるようなホラー体験を提供したこれらの作品のように、地に足が付いた世界でありながらも不穏で、コントローラーを置いた後も不安感が続くような作品を目指していると話しました。
怪物のデザインをどのように行っているのかという質問に対しては、コンセプトドローイングを行うこともあればインターネットで恐怖映像などを見てインスピレーションを得ることもあると説明。また、いくつかのデザインは楽しい戦闘に落とし込むことが困難というゲームプレイ上の理由から却下したこともあると明かしました。

両氏は記事の最後で本作のゲームプレイについて説明しています。それによると、ショットガンやスナイパーライフルのような一般的な武器に加え、工夫が凝らされた面白い武器、様々な近接武器などが登場するとのこと。また、エリアの電力を復旧するなどの環境パズル、武器強化などに使う資源集めやインベントリ管理なども楽しめます。
さらに1対1や少数のグループとの戦い、波状に押し寄せる敵を迎え撃つ場面、激しいボス戦など様々な形での戦闘が用意されているとのことです。

発売時期は不明
『ILL』の発売時期は不明で、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けにリリース予定。Steamストアページの記述によると日本語にも対応予定です。
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