
美少女シューターに生活シミュレーターを加えた『WTF: Waifu Tactical Force(以下、WTF)』は、可愛らしい美少女が街中で戦い合うFPSゲームです。先日行われた、「Future Games Show: Summer Showcase 2025」にて発表されました。開発は、30人以上のメンバーからなるグローバルなスタジオ「Team Waifu」が担います。
そんな本作を、京都・みやこめっせにて2025年7月18日から7月20日まで開催された日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit the 13th(以下、BitSummit)」会場にて、Team Waifuのリードプロデューサーを務めるRaya Winterhalter氏と一緒に遊ぶことができました。本稿では、その模様をお届けします。
FPSが苦手でもなんとかなった!?開発者と話しながらタイマン勝負してみた
『WTF』は冒頭で紹介した通りFPSでありながら、PvPに勝利するたびに建物建築や美少女たちとのデートも楽しめる生活シミュレーターの要素も持ち合わせているという、一風変わったゲームです。
タイトル通り、プレイヤーは美少女「Waifu(ワイフ)」たちを操作して戦場へと赴いていきます。

概要を聞くと、随分とパンチのある印象を与える本作。筆者はFPSが大の苦手なのに、そんなキャッチーな要素に惹かれ、BitSummitにてWinterhalter氏と1vs1のタイマン勝負を経験してきました。選択キャラクターは、長い青髪が特徴の「勝見未来」です。
挑むステージは桜がたくさん咲き誇る、都会の街。Winterhalter氏は「このステージは『サクラステーション』と言います。桜という名前の通り、日本の風景からインスピレーションを得ました」とコメントしており、日本のことが好きなようです。

また今回選べた武器は2種類。一人称視点から見える、武器のハートマークが可愛らしいですね。武器には、遠くから爆弾を投げることもできるサブウェポンも用意されています。
また、ジャンプボタンを2回押すとダブルジャンプもできました。高低差を活かして戦っていきましょう。

街の風景やサブウェポンから、なんとなく『スプラトゥーン』を彷彿とさせる印象です。Winterhalter氏にデザインは意識しているのかと訪ねたところ、「そうではないけれど、ニンテンドースイッチ2でも本作を出したいです」と今後の展望を語りました。
ワイフに癒やされつつもFPSが下手くそな筆者でしたが、手加減をしていただいたおかげで試合はマッチポイントへ! 勝っては負けを繰り返し、数度のマッチポイントを経て最終的に結果は引き分けとなりました。

ちなみに、あまりにエイムに苦戦していたところ、Winterhalter氏から「オートエイムもありますよ」との助言が……。「下手くそには大変助かります、ありがとうございます!」と思わず感謝を伝え、オートエイムのおかげで引き分けにまで試合を運ぶことができました。
筆者のようにワイフが気になるけれど、FPSは苦手というユーザーも安心して遊べそうです。もちろん試合は1vs1だけでなく3vs3や5vs5もあるので、多くのプレイヤー同士で戦える日が楽しみです。Winterhalterさん、対戦ありがとうございました!

『WTF: Waifu Tactical Force』は、PC(Steam)にて2026年配信予定です。ストアページからは公開プレイテストへの参加申請が可能です。今回の試遊では、気になるシミュレーター要素は体験できていません。今後の続報やリリースまでのお楽しみとしておきましょう!
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