
Valveが手がける携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」について、同製品をSteamで3つ購入した際に、アカウントがコミュニティBANされてしまったと報告するRedditの投稿が注目されています。
Steam Deck“3つ”の購入でコミュニティBAN―禁忌の数字で不幸な事故に見舞われる

投稿者は、地元のゲームセンターで開かれるトーナメントの賞品用にSteam Deckを3つ購入しましたが、何故か購入に用いたSteamアカウントがコミュニティBANされてしまいます。サポートに3つの購入について問い合わせたところ問題ないと返答されたものの、BANに対する異議申し立ては認められないと説明されました。
また、BANに伴い返金も実施されましたが、アカウントに残っている資金はゲーム本編やゲーム内コンテンツの購入、マーケットなどで使用できないように制限されていると報告しています。
コミュニティBANを受けた原因について、ゲーマーたちは様々な考察を寄せました。通常とは異なる購入処理で警戒された、高額の支払いでクレジットカードに不正利用の疑いがかけられた、Steam Deckの同時購入数に2つまでの上限が設けられている(投稿者は2つ購入した後に続けて購入)などの推測が挙がっています。
考察の中には「(Valveには)2つまでが限界だったのでは」というコメントも。これはValveが開発するあらゆるタイトルが“2”までしかリリースされておらず、“3”が開発されない謎に基づいたジョークであり、投稿者も「誰もが3番目の数字が嫌いだと知っている」と反応しています。
Valveの共同創設者であるゲイブ・ニューウェル氏も“3”を数えられないことを自虐するなど、Valveにまつわる謎のタブーとして知られていますが、投稿者は偶然にも禁忌の数字で原因不明のトラブルに陥ってしまった模様です。ゲイブ氏への連絡も試みていると報告していますが、本記事執筆時点では解決の目途は立っておらず、コミュニティBANされた理由も判明していません。








