
発売から一週間、開発者のミニインタビューが行われるなど、Game*Sparkライターや編集部の間でもちょっとしたブームになっている新作ローグライト『Megabonk』。いわゆる『Vampire Survivors』ライクながら『Risk of Rain2』の影響も感じさせ、高難度でもつい何度もやり直してしまう中毒性の高さが魅力です。

Steamでの評価も非常に高い本作ですが、発売からしばらくして「Tier3の最終ボスがしんどすぎる」という声が一部のやり込み勢から目立つようになってきました。最終ボスでのキャラクターのプライマリー武器以外がすべて取り上げられるという、「ビルド否定」とも言える仕様が一部プレイヤーに問題視されています。
筆者も何度か最終ボスに挑戦してみましたが、まったく歯が立ちませんでした。「なんとかアプデで弱体化される前に倒して自慢したい……」という下心もあったりしたんですけどね……!

そんな筆者の下心もむなしく、発売からちょうど一週間が経った9月26日、『Megabonk』に「VERSION 1.0.4」パッチが配信されました。
変更点は多岐にわたりますが、最大の注目点はやはり「最終ボスの弱体化」。最終ボス戦で取り上げられていた武器が、段階的に返却される仕組みに変更されました。
そのほかにも、動かしにくかったベタ足キャラクターの移動速度アップや、リロールコストの引き下げなど、「難しすぎた」本作を遊びやすくする調整が盛りだくさんです。武器やトームのスロット解放が簡単になったことも嬉しいポイント。さらに、色覚の多様性に配慮する色調アップデートも行われています。この短期間でここまで様々な変化があのは本当にすごいですね。
『Megbonk』「VERSION 1.0.4(2025年9月26日)」パッチノート
以下、パッチノート全文(Steamより)を掲載します。日本語訳は機械翻訳を用いつつ独自に訳したものです。
ピンクのテクスチャ
ピンクのテクスチャが見にくい」というユーザーフィードバックを受けたため、修正。
最終ボス戦
各フェーズごとに、ボスがこちらの武器を1つ返すように変更。最初のフェーズだけ初期武器で戦えば良い、という仕様になった。
パイロンのゾーンの範囲が大きくなり、ボスの回復量は減少。
オーブのダメージを下げ、青オーブによる凍結時間は3秒から1秒に短縮。
オーブ(最終ボスが用いる飛翔体による攻撃)のクールダウンが少し長くなり、出現数が減少。
ラスボス戦中の武器射程が拡大。
バランス調整
武器スロットとトームスロットがより早く解放(3つ目はLv25と35、4つ目はLv45と55)。
全キャラの移動速度を約10%上昇、加速が速く応答性が向上。特に足の遅いキャラは大幅に改善。
アテナ:レベルごとにトゲ+2を獲得。シールドが無効なとき攻撃速度が150%増加(クインがようやくまともな火力を出せるかも?)。
オーガ:ジャンプ力が増加、斧が2つの飛び道具を同時生成。
サイコロ頭:序盤パッシブが強化。ただし超高レベル(Lv100以降)では性能が落ちるので、リーダーボードが彼一色にならない想定。
カルシウム:移動速度に応じたパッシブダメージが増加。
ブッシュ:マーク生成量が増加、さらにレベルごとにクリティカルダメージ上昇。
チャンクス:基礎ダメージとダメージアップ値を強化。
ダイス:武器全体にクリティカル率ボーナスが乗ってしまうバグを修正(本来はダイスにのみ適用)。
サボテンの飛び道具はイージスを貫通できなくなり、回避も可能に。また発射数を減少。
クローバーをわずかに強化。
ショットガンの射程を拡大。
電子レンジ(武器)が安価に。
爆発グモのダメージとHPを減少。
リフレッシュ、スキップ、追放が序盤でより安価に。
バグ修正
テレポート中に死亡して無敵になる不具合を修正。
音楽がテーマ曲を連発しないよう調整。25%の確率で再生。どうしても聞きたい場合はジュークボックスから選択可能。
音楽がランダムで止まることがなくなった。
敵が木や城の上に出現しなくなった。
チートの影響でリーダーボードが一時的に壊れている問題。ただし一応一部機能中。完全修正は今後予定。
UIのバグ・不具合を修正。
カメラが壁に埋まらないように修正(たぶん)。
竜巻にさらわれなくなった。
ゲーム機能
投射物のうち何発をランダムな狙いにし、何発をターゲット狙いにするか設定可能に。最初の1発は必ずターゲットを狙う。
HUDにおいて宝箱の価格を表示(右上のレベル横)。
銀のポットを追加。壊すとシルバーを入手(通常ポットが減ったわけではないので安心して)。
ミニマップを回転ではなく固定にする設定を追加。
砂嵐の時間を短縮、視界妨害を軽減。
ボスをマップ外に吹き飛ばせなくなった(笑)。
リーダーボード
チーターの影響で壊れている状態。修正を予定。
今後「通算リーダーボード」と「週間リーダーボード」を追加予定(まだ未実装)。
その他
クエストの受け取りがより早く。
クリティカルダメージ倍率の表示が正しくなる。
一部の誤字を修正。
マップ外へ落ちたとき復帰できない不具合を修正。
ビデオ設定に「デフォルトでズームアウト」できる項目を追加。
強化画面で数字キーの選択を無効化できる設定を追加。
メニュー内のショップがより早い段階で解放。
新アイテム「クインのマスク」を追加。

パッチが当たったので筆者もさっそく最終ボスに再挑戦したのですが、なんと一回目でクリアすることができました。キャラクターの育ちやすさが向上している印象で、ゲーム全体の死亡率もかなり下がっているようです。
もともと非常に死にやすいゲームだったので、今ぐらいのマイルドさがちょうど良いと感じますね。ただ、やっぱりアプデ前にボスを倒しておきたかったという気持ちは捨てきれません……!

ちなみに、このアップデートが配信されたタイミングで開発者のvedinad(ved)氏に「今後の『Megabonk』の展開」について訊いたところ「今は他のことを視野に入れていない。まずは不具合の修正対応に取り組み、将来のちょっとしたアップデートに向けてユーザーの声を聞いているところだよ :)」とのことでした。
『Megabonk』は現在Steamで配信中で、10月3日までは15%オフの1,020円で購入可能です。アップデートによる改善スピードも頼もしいですし、気になった方はこのタイミングで買っておいて損はないと思いますよ!












