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ベネズエラ産サイコホラー『Animas:怨霊』デモ版が10月17日配信開始―黒沢清作品に影響受けた不気味な異色作

ベネズエラ文化と民間伝承を反映し、黒沢清監督作品からインスピレーションを得た独特の雰囲気が特徴。

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ベネズエラ産サイコホラー『Animas:怨霊』デモ版が10月17日配信開始―黒沢清作品に影響受けた不気味な異色作
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ベネズエラのインディースタジオApamate Studioは、開発中の一人称視点サイコホラー『Animas:怨霊』のデモ版を10月17日にSteamで配信すると発表しました。

ベネズエラ文化を色濃く反映した独特な世界観

本作は一人称視点のサイコホラーです。プレイヤーはひとりの捜査官として、ベネズエラ北部の霧がかった山々の中に佇むブランコ家の屋敷に向かい、そこで起きた一連の暴力事件を明らかにします。謎めいた相棒アルマに導かれ、ブランコ家の数世代におよぶ歴史、暴力・神秘主義・一家の劇的な出来事が根幹を成す物語の全貌をゆっくりと解明していきます。

本作はナラティブ主導の探索ゲームであり、環境ストーリーテリングと雰囲気に重きを置いています。体験の中心となるのは観察を通しての調査と物語の解明であり、戦闘、ステルス、チェイスといったメカニズムは存在しません。プレイヤーが体験する緊張感は純粋に心理的なもので、『レイヤーズ・オブ・フィアー』や『P.T.』と同様に環境やサウンドデザイン、ゲーム中で明かされていく謎、などによって構築されます。

黒沢清監督作品からの強いインスピレーション

本作の雰囲気は黒沢清監督の映画、主に「CURE」と「パルス」がゲーム全体が持つ雰囲気の主要なインスピレーション源であり、「ノロイ」や「呪怨」といったホラー、また本作と類似したテーマを持つ「ヘレディタリー/継承」なども意識していると言います。さらに「哭声」に登場するような儀式描写、三池崇史監督の「オーディション」や「殺し屋1」のグロテスク描写も取り入れたいと考えているようです。

デモ版は製品版とは独立した体験として設計されており、製品版をプレイ済みでも新たな体験を得られる追加コンテンツとしても機能するとのこと。開発スタジオは来年10月の製品版リリースを目標としています。

『Animas:怨霊』はPC(Steam)向けに発売予定。2026年10月を目指し開発中とのことです。デモ版は10月17日に配信されます。


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ライター/編集:TAKAJO

ライター/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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