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激震走る「スーパー戦隊」シリーズ終了報道―公式発表が待たれるなか、出演俳優や関係者の言及も

SNSやコミュニティでは“あくまでも一区切り”を望む声も……。

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激震走る「スーパー戦隊」シリーズ終了報道―公式発表が待たれるなか、出演俳優や関係者の言及も
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テレビ朝日系列で放送されている「スーパー戦隊シリーズ」が、現在放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」を最後に終了することが関係者への取材で明らかになったと、共同通信をはじめ朝日新聞オリコンニュースライブドアニュースなど多くの各メディアが報じています。

なお、記事執筆時点では東映などからの公式な発表はなされていません。

◆1975年の「ゴレンジャー」から50年……「スーパー戦隊終了」の報道

報道によると、現在放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」を最後に、「スーパー戦隊」シリーズが終了することが関係者への取材で明らかになったといいます。取材を受けた関係者によると、放送終了の背景にはイベントや関連グッズ、映画化などで得られる収入が、番組制作費に見合わないことなどが原因として挙げられたようです。

「スーパー戦隊」シリーズがスタートしたのは1975年のことで、1作目である「秘密戦隊ゴレンジャー」から半世紀にわたって49作品が制作されてきました。

平成に入ってからは「仮面ライダー」シリーズと並んで若手俳優の登竜門のような役割も果たし、松坂桃李さんや志尊淳さん、横浜流星さんなど、今も映画やドラマで活躍する数々の俳優を輩出しています。

現在放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、「スーパー戦隊」シリーズ50周年を記念した作品で、歴代スーパー戦隊シリーズ作品のレッドの力を得た「ユニバース戦士」が多数登場するなど、50周年の歴史を感じさせる作品となっています。

そんな「スーパー戦隊」シリーズはゲーム作品とも縁が深く、アーケードゲームの『スーパー戦隊バトル ダイスオー』『スーパー戦隊データカードダス』をはじめ、『鳥人戦隊ジェットマン』(ファミコン)から、『なりキッズパーク 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(ニンテンドースイッチ)まで、数々の作品がリリースされてきました。

現在ではスマートフォン向けアプリスーパー戦隊大集結!君のヒーローをみつけよう!が配信中で、最新作の「ゴジュウジャー」も登場しています。

また、海外向けには「スーパー戦隊」シリーズを原作とする「パワーレンジャー」の名称で、シリーズをベースにした作品が展開されてきました。対戦格闘ゲーム『Power Rangers: Battle for the Grid』や、2024年末には『Mighty Morphin Power Rangers: Rita's Rewind』といった作品がPC・コンソール向けに発売されています。

『Power Rangers: Battle for the Grid』
『Mighty Morphin Power Rangers: Rita's Rewind』

「パワーレンジャー」は8月に『フォートナイト』に参戦、「ゴジュウジャー」は“まるで格闘ゲームのコンボ&必殺技”のような演出が海外ゲーマーの間で話題になるなど、ゲーマー目線からでも「スーパー戦隊」は活躍しています。



そして50周年も続いたスーパー戦隊シリーズが終了するという報道が10月30日の19時にされて以降、SNSではトレンドの上位をスーパー戦隊や関連するワードが埋め尽くすほどの大きな話題となりました。

報道で指摘されているシリーズ作品の収入については、作品の玩具を販売しているバンダイナムコホールディングスが2025年5月に発表した決算短信のなかで、IP別の売上高を確認することができます。

国内向けトイホビーの分野では54億円と前年の通期実績と同様の記録となっていますが、「仮面ライダー」や「ウルトラマン」などと比較しても、開示されたIPの業績のなかでは最下位になっています。

IP別売上高(バンダイナムコホールディングス、2025年3月期決算短信より)

◆シリーズ作品の出演俳優や関係者もコメント……しかし公式からのアナウンスは現状なし

現時点では公式からのシリーズ作品に関する正式な発表はないものの、国内でも共同通信ほか各メディアや日刊スポーツが本件を報じており、コミュニティでは驚きや不安の声が広がっています。

また、これまでの作品に出演していた俳優や、関係者からも報道を受けた投稿がなされています。

原田篤さん(「救急戦隊ゴーゴーファイブ」ゴーグリーン/巽鐘 役)

相葉裕樹さん(「侍戦隊シンケンジャー」シンケンブルー/池波流ノ介 役)

福井未菜さん(「獣拳戦隊ゲキレンジャー」ゲキイエロー/宇崎ラン 役)

なお、福井未菜さんはポストの反響を受け、謝罪と改めて公式からの発表を待つ旨の投稿もしています。

中川翔子さん(「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード」で出演)

梶裕貴さん(「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」テガソード 役)

梶裕貴さんはこの投稿ののち、公式からの報告は受けていないことに言及。謝罪の投稿もしています。

◆「ハイパー戦隊」や制作サイクルの変更など、“あくまでも一区切り”を望む声も

東映のキャラクター戦略部担当で、数多くの作品でプロデューサーを務めてきた白倉伸一郎氏は、公式サイト「スーパーせんたいフレンズ」にて、ゴジュウジャーの制作に関して以下のようなコメントを残しています。

「人間五十年~」と信長は舞った。

人生は短い。一瞬一瞬を懸命に生きろと。

全スーパー戦隊が、懸命に生きた。シリーズを継承するためでも、バトンを次に渡すためでもなく、

自分自身がナンバーワンになるために。その積み重ねの50年。

それでも50年目にしてナンバーワンの戦隊を宣言する。

全ての戦隊に引導を渡す。

記念碑というリスペクトであると同時に、墓碑という決別でもある。

もちろん、これは歴代のヒーロー同士がナンバーワンを目指して争う「ゴジュウジャー」という作品のストーリーを表しているともとれますが、シリーズ作品の「終わり」を意味しているようにも解釈できるとの声がSNSに寄せられました。

また、コミュニティのなかでは「スーパー戦隊シリーズは終了するが、次からは“ハイパー戦隊シリーズ”や別シリーズ作品が始まるのでは」「ウルトラマンや仮面ライダーのように制作を一旦休止するのでは」「毎年の制作サイクルが変更になるのでは」と、今回の報道が“あくまでも一区切り”であることを望む声もみられます。

筆者ももちろん、「スーパー戦隊シリーズ」を見て育った少年のひとりです。シリーズとしての終わりでなく、新たな出発のための中継地点であることを願っています。


重ねてになりますが、現時点では東映など公式からの「スーパー戦隊シリーズ」に関する正式な発表はなされていません。まずは現在放送中「ゴジュウジャー」の毎週の放送(11月2日は放送休止ですが……)を楽しみに待ちながら、公式のアナウンスを待ちましょう。



ライター:kurokami,編集:八羽汰わちは

ライター/チャーシュー麺しか勝たん kurokami

1999年生まれ。小さい頃からゲームに触れ、初めてガチ泣きした作品はN64の『ピカチュウげんきでちゅう』です。紅蓮の頃から『FF14』にどハマりしており、Game*Spark上ではのFF14関連の記事を主に執筆しています。

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編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

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