「リアルタイム翻訳」はゲーマーにも刺さるかも。スマートグラス「Even G2」が発表されたので、試用しながらEven RealitiesのCEOにインタビューしてみた | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「リアルタイム翻訳」はゲーマーにも刺さるかも。スマートグラス「Even G2」が発表されたので、試用しながらEven RealitiesのCEOにインタビューしてみた

英語音声のみのトレイラー映像や「The Game Awards」などを観るときにも捗りそう。

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「リアルタイム翻訳」はゲーマーにも刺さるかも。スマートグラス「Even G2」が発表されたので、試用しながらEven RealitiesのCEOにインタビューしてみた
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Even Realities社のスマートグラス「Even G2」と指輪型コントローラー「Even R1」の発表会が、メディア向けに都内で開催されました。 ハードコアゲーマーはたいてい新しいものが好きで、ガジェットにも目がないもの。そんな読者に向けて、本記事では「Even G2」と「Even R1」の発表会の様子をレポートしつつ、Even Realities社CEO、ウィル・ワン氏へのインタビューもお届けします。

特に「ゲーマーにとってG2はどんな存在になりうるのか?」というポイントにフォーカスしているので、そのあたりを意識しながら読んでみてくださいね!

まずご紹介する「Even G2」は、2024年に発売されたスマートグラス「Even G1」の後継機です。「G1」は発売後かなり高く評価され、セレブリティや各国政府関係者などにも使われてきたとのことでした。

発表会のプレゼンテーションではCEOのウィル・ワン氏自らがステージに立ち、「Even G2」のコンセプトや進化したポイントを紹介しました。

「Even G2」は一般的な“スマートグラス”のイメージと異なり、カメラやスピーカー機能を搭載していません。ディスプレイとマイクのみを備えており、見た目はかなり普通のメガネに近く、「私はスマートグラスをつけてますよ!!」と悪目立ちすることのない、普段使いに適したデザインを狙っています。

肝心のスマートグラスとしての機能は、おおまかに対話相手の言葉をリアルタイムで翻訳してくれる「翻訳機能」、スピーチ原稿などを表示できる「テレプロンプター」、そして地図を表示できる「地図機能」が主だったもの。さらにAIによる会話補助機能も搭載しています。また「G1」と比べると「視認性」が大きく向上していて「Even G2」から映像サイズが75%拡大、ディテールが50%向上、均一性が100%向上しているのだそう。

先述のとおり、「Even G2」は専用の指輪型コントローラー「Even R1」を用いて操作することも可能。指輪を触ってメガネをコントロールする体験は、かなり近未来的でワクワクします。

筆者も実際に使ってみましたが、眼の前に緑色のディスプレイが表示されるのはかなり近未来的な体験。インターフェースが緑色ということもあって『Fallout』のPip-Boyみを感じました。

「Even G2」使用イメージ

特に翻訳機能の性能は高く、現地にいた日本語話者ではないスタッフとのコミュニケーションもスムーズに行えて驚きました。とはいえ完璧なリアルタイム翻訳というわけではないため「相手方の発言を脳内で補完しつつの会話」といった感じです。

初めのうちはインターフェースに集中しすぎて周りが見えにくくなるため少し危険かもしれませんが、毎日装着していれば周囲も自然に視野に入るようになるはずです。指輪型コントローラーの操作も初見では難しく感じましたが、写真のように両手で操作するよりも、人差し指に装着して親指で操作する片手操作が推奨されています。

「Even G2」のフレームにはラウンド型とスクエア型の2種類があり、非常にスタイリッシュ。「Even G2」という製品のことを知らなければ普通のメガネに見えるほどで、日常に溶け込みやすいデザインです。

発表会全体を通して感じたのは「基本的にはビジネスパーソン向けのウェアラブルデバイスである」という印象です。また、我々のような現地取材を通して記事を書くライターにとっても非常に便利なツールではある……と感じたのですが、ゲーマーにとってどのような使い道があるかは未知数な部分もあります。ということで、CEOであるウィル・ワン氏へのインタビューで、ゲームとの相性について重点的に聞いてみました!

――今回の「Even G2」と「Even R1」の展開に際して、日本市場や日本ユーザーに向けてどのような意識を持っていましたか。

ウィル・ワン日本には「クオリティにこだわりがあるユーザーが多い」と感じています。機能だけでなく、デザインにも洗練された印象を求めますよね。そこで「Even G2」は、毎日身につけられるような違和感のなさ、と言うよりむしろ「かっこいい」と感じられる見た目を意識しています。

――「G1」から進化したポイントについて教えてください。

ウィル・ワンまずは「視認性」です。そして「Even G2」からはAIを用いた「会話補助機能」が加わりました。会話の要約をしてくれたりなど、会話自体を補助してくれる機能です。

――私たちは“日本のハードコアゲーマーのためのWebメディア”として今回の発表会に伺わせていただきました。もし「Even G2」をゲーマーが使うとなると、どのようなシチュエーションが考えられるでしょうか。

ウィル・ワン日常生活や職場などの会話で「Even G2」が活躍できるのはもちろんですが、ゲームを遊ぶときに活かすこともできるでしょう。

もしかしたら『リーグ・オブ・レジェンド』などを遊ぶときに役立つかもしれませんね(笑)。例えば、日本の方だけではなく、多言語を用いる国際的なチームを組むとします。そこで全員が「Even G2」を利用すれば、このスマートグラスに搭載されている翻訳機能がチームメイトとのコミュニケーションを助けてくれるでしょう。

また将来的には位置情報ゲームをサポートすることも出来るかもしれません。スマートグラス上に表示されるマップと連携することで「近くにあのモンスターが湧いている!」と分かるようになる、といったような。

――「Even G2」の前身である「G1」が発売されてから1年が経ちますが、ユーザーコミュニティの間で見られた「意外な使い方」などはありましたか?

ウィル・ワン最も意外だったのは「テレプロンプター」機能が頻繁に利用されていた、ということです。政治家のような職業の方だけではなく、大学教授や弁護士の方にも活用されています。そうでない方でも、結婚式などでスピーチを求められる場面で使うケースもありました。

――なるほど。もしかしたらTwitchやYouTubeで活動しているゲーム配信者にも使えるかもしれませんね。コメントを読むときや、配信で話す内容を表示させておく、など。

ウィル・ワンそうですね。ストリーマーの方がナチュラルにテキスト情報にアクセスする方法のひとつでもあります。「台本を読みながら進行できる」というのは非常に良い使い方だと思いますね。

――ウィルさんはお分かりのとおり、私は「Even G2」を装着しながらインタビューをさせていただいています。ウィルさんの話す英語が翻訳されたテキストが目の前に表示されていて、かなり近未来的な体験に感じますね。最後に、私たちGame*Sparkとその読者のような「日本のコアゲーマー」に向けてメッセージをお願いします。

ウィル・ワンハードコアなゲーマーの皆さんは、きっと海外の方とコミュニケーションをとる機会が多いかと思います。ゲーマーは世界中にいますし、そういった方々と対戦したり協力してゲームを遊ぶ機会もきっとあるでしょう。そんな国際的なハードコアゲーマーのみなさんに「Even G2」はおすすめできるスマートグラスです。「Even G2」の翻訳機能は、海外のゲーマーと一緒にゲームを遊ぶ手助けにきっとなると思います。


ということで「テレプロンプター」の機能や「翻訳機能」が特にゲーマーにおすすめされた「Even G2」。CEOのウィル・ワン氏から『リーグ・オブ・レジェンド』の名前が挙がるなど、本人もゲーマーらしい一面を見せていました。

実際に翻訳機能を試用しながら訊く、というインタビューを通して「ある程度の英語力があるユーザーが補助的に使う分には非常に役立つが、それでも通訳担当者の力は借りる必要がある」という印象を感じました。

とはいえ、オンラインゲーム中の会話は用いるフレーズや単語が限られていることから“国際的なマルチプレイ”は環境次第で「実用的」だと思えます。音声入出力にはケアが必要ですが、これまでにないマルチプレイ体験になりそうです。マルチプレイでなくとも、英語音声のみのトレイラー映像や生配信を観るときにも役立つかもしれません。

スマートグラス「Even G2」は99,800円(税込)、スマートリング「Even R1」は41,800円(税込)で発売。Even Realitiesの公式オンラインストアから購入する際は米ドル決済となりますが、JUN GINZAおよびJUN GINZA ヒルトンプラザ名古屋店では日本円で購入できます。また、両デバイスをセットで購入する際は通常価格から50%オフの120,700円(税込)で提供されます。


ライター:文章書く彦,編集:キーボード打海

ライター/「ラジオ善意X」聴いてね 文章書く彦

好きなガンダムは∀ガンダム、好きなマンガはレベルE、好きな映画監督はポール・トーマス・アンダーソン、好きなゲームジャンルはオープンワールドものとローグライク(ローグライト)、好きな昆虫はカマキリ、好きなバンドはFUGAZI、好きな作曲家は浜渦正志、好きな小説家はカート・ヴォネガット・ジュニアと舞城王太郎、好きなラッパーはポチョムキン、好きな焼酎は鳥飼、好きなルフィが言ってない言葉は「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!(ドン)」、好きな笑い男が書いてた言葉は「or should I?(だが、ならざるべきか?)」。

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編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Sparkの編集者。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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