海外では2025年11月18日にAspyrより配信された、ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2向け『Tomb Raider: Definitive Edition』(日本未配信)。本作の動作やグラフィックの質について、過去に発売されたPS3/PS4版と比較する動画を海外YouTubeチャンネルDigital Foundryが公開しました。
オリジナル版から12年経っているからさぞかしすごい移植なのだろう、と思いきや……?
本作『Tomb Raider: Definitive Edition』は2013年にPS3などで発売された『Tomb Raider(2013)』をベースに、高解像度対応などの強化を行ったタイトルです。2014年にはPS4版が発売されており、それから11年経ってのニンテンドースイッチ/スイッチ2への移植となります。

まずは、PS4版とニンテンドースイッチ2版の比較です。スイッチ2版の方が明るい印象を受けますが、これは木々の影を考慮していない結果だろうということです。

『トゥームレイダー』シリーズの主人公のララ・クロフトと言えばポニーテールが印象的ですが、PS4版はポニーテールの髪の毛が1本ずつアニメーションしていたのに対し、スイッチ2版は常にポニーテールがひとまとめの物体として描かれています。

火の燃え方についてもPS4版の方がしっかりと明るさを含めた描写がなされています。こういった点から、単純なグラフィックの質はPS4版の方が勝ると動画では解説されています。

また、PS3のオリジナル版にも劣っている部分として動画で解説されているのが、降り込む雨の演出です。PS3のオリジナル版では雨の降る描写、そしてその雨がカメラに写り込む描写がありますが、ニンテンドースイッチ2版にはそれがありません。


しかしながらフレームレートにおいてはときには40fps台に落ち込むことのあるPS4版に対し、ニンテンドースイッチ2版は常時60fpsを維持しており、動作の安定性についてはニンテンドースイッチ2版の方が上という結論が出されました(なお、PS4 Proでの動作時はPS4版も60fpsを維持するとのことです)。

それではニンテンドースイッチ版はどうでしょう。スイッチ版では、フレームレートが常時30fpsに抑えられています。

スイッチ2版に比べてフレームレートが劣るとはいえ、グラフィックの質に関してはスイッチ2版ともあまり差がありません。


但し激しい銃撃戦などのシーンではスイッチ版は30fpsを割り込むこともあり、これに関してはPS3のオリジナル版とほぼ同等としています。
以上をまとめると、「スイッチ版は基本30fpsでPS3オリジナル版とほぼ同等」「スイッチ2版は基本60fps、PS4版と比べるとグラフィックの質は劣るが安定性で勝る」ということになります。オリジナル版からは12年、PS4版からは11年経っての移植としてはやや意外な印象を受ける気もしますが、「携帯できるハードで過去の据え置き名作が遊べる」という点を考えるとハードの進化を感じられるかもしれません。
『Tomb Raider: Definitive Edition』ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2版は、記事執筆時点(2025年11月28日)時点で海外でのみ配信中です。











