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密度の濃いSFC時代風ダンジョン探索・キャラ育成・トレハンがこれ1作で楽しめる!『Dungeon Antiqua 2』【プレイレポ】

『FF5』のジョブシステムが好きな人、注目!

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密度の濃いSFC時代風ダンジョン探索・キャラ育成・トレハンがこれ1作で楽しめる!『Dungeon Antiqua 2』【プレイレポ】
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2026年1月8日にSteamにて配信が開始された、Shiromofu Factoryが開発・販売を手がけるダンジョン探索RPG『Dungeon Antiqua 2』。Game*Sparkでは本作を先行プレイする機会を頂きましたので、本作のプレイレポートをお届けします。

なお本プレイレポートの作成に伴い、開発者よりSteamゲームキーを頂いています。

FC風からSFC風に大幅な進歩を果たしたダンジョン探索RPG

制作者の前作『Dungeon Antiqua』は8ビット風、はっきり言ってしまえばFC時代の『ファイナルファンタジー』風のキャラクターやダンジョンマップ表示に、『ウィザードリィ』風のトレジャーハンティング要素、そして『FF1』『FF3』『ウィザードリィ』に共通する呪文の回数制や、『ウィザードリィ』『DQ3』のような以前の職業で覚えた呪文を引き継ぐ転職システムを採用した、「FCの名作の良いところ取りをしたRPG」でした。

その続編となる本作『Dungeon Antiqua 2』では、グラフィック面はFC風のカラーパレットから16bitゲーム機――SFC風のカラーパレットに色数が大幅増加し、見た目は大きく鮮やかになりました。

本作でも、ゲームはキャラクターメイキングから始まります。ゲーム開始時に選べる5種類の職業(戦士・モンク・盗賊・僧侶・魔法使い)から4人パーティを作成することがプレイヤーの最初の使命です。なお、最初の1人を作った時点で残り3人をバランスの良いパーティで自動的に作成してくれる機能もあるので、キャラクターメイキングが面倒な人は活用しましょう。なお、本作のキャラクターメイキングにパラメーターボーナスポイントのリセマラはないので、自動作成したキャラクターと自作キャラクターに強さの差はありません。あとから自由にキャラクターの名前も変えることができます。

また、本作の特徴として「キャラクターの色替え」が可能です。各職業に男女2パターン×4色が用意されており、訓練所で変更ができます。キャラクターのイメージにこだわりのある人にとっては嬉しい機能です。

冒険は拠点となる街から始まります。まずは商店で最低限の武器・防具を揃えましょう。呪文屋では僧侶・魔法使いのレベル2以上の魔法の呪文書(1冊あれば以降パーティの術師はそのレベルの魔法を使えるようになる)を買えます。呪文書は高価なので、お金が溜まったら買いましょう。

冒険の準備が整ったら、いよいよダンジョンへと向かいます。前作はダンジョンは1つだけでしたが、今作には「試練の塔」「アイアンマイン」「炎と水の洞窟」「封印の城」「賢者の祠」「デモンズゲート」という6つのダンジョンが用意されています(ストーリーを進めていくたびに行けるダンジョンが解禁される。最初に行けるのは「試練の塔」「デモンズゲート」のみ)。

ダンジョン内にはモンスターがうろついており、シンボルエンカウントで戦闘に突入します。今作の敵との戦闘は非常にテンポがよく、快適な戦闘が楽しめます。敵を倒すと、経験値とスキルポイントが得られます。

スキルポイントを溜めて一定量に達すると、現在ついている職業に応じたスキルを習得できます。習得したスキルはたとえ職業を変えたとしても、3つまで自由に付け替えをすることができます。このゲームの職業・スキルシステムは『FF5』のアビリティシステムとほぼ同様……と書くと、理解が早い方も多いのではないでしょうか。

余談ですが、『FF5』で有効だったモンクの「格闘」アビリティだけを取得し、他の職業でも格闘で戦うことで武器にお金を使わずにゲームを進める……というテクニックは、本作ではそれと同等の「格闘技」スキルがモンクのマスタースキルであるため、そう簡単にはできなくなっています(覚えさえすれば素手攻撃はどの職業でも猛威を振るうようになりますが)。

ダンジョンの中には固定配置の青い宝箱とランダム配置の赤い宝箱が置かれていることがあります。宝箱には罠が仕掛けられていることもありますが、盗賊のメインスキル「罠検知」があれば宝箱の罠を解除できます(もちろん、「罠検知」スキルを他の職業のアビリティ欄にセットしていてもOKです)。宝箱からは思わぬ強力な武具も出ることもあるので、ガンガン開けて戦力を強化していきましょう。

また、強力な装備を固定ドロップするモンスターがたまに現れることもあります。レアドロップを狙って敵を狩りまくるのも一興です。

「試練の塔」の高層では上級職(アーチャー・ビショップ・サムライ・パラディン・ニンジャ)の解禁を行うことができます。しかしその道のりは簡単ではありません。強力な敵のいるダンジョン道中を潜り抜け、そして最奥にいるボスを倒すことでようやく使用可能になります。各職業のフロアには目標レベルが掲げられているので、そのレベルを満たして挑むのがよいでしょう。

上級職はいずれも強みがあり、特に武器を両手に装備して2回攻撃ができるサムライの「二刀流」は強力です(ニンジャではない……ニンジャはニンジャでザコ敵を通常攻撃で高確率即死させる「必殺」が強力ですが)。

ダンジョンのバリエーションも遺跡や洞窟だけでなく、森や溶岩洞窟、氷窟や異次元空間など多岐にわたります。それぞれのダンジョンに特徴的なモンスターやギミックが配置されており、まさしく『FF5』や『ロマンシング サ・ガ』といったSFC時代のスクウェアのRPGを彷彿とさせるプレイ感覚があります。

あ、本作ではダッシュは標準装備で、初代『ロマサガ』みたいに敵が順番待ちするほど埋め尽くされているなんてこともないのでその点は安心していいですよ。

地味に本作で感心したのが、HP・状態異常オート回復確認の仕様です。本作では戦闘後にHPが一定割合を切っている・状態異常にかかっているメンバーがいると、回復確認ウインドウが開きます。これによってわざわざアイテム欄や魔法欄を開かずとも戦闘後の回復を一発で行えるので、冒険のテンポは非常に良いものとなっています。

前作にもあった「封印の武具」との戦いも本作では健在です。これは封印された伝説の武具が一度は敵として襲ってくるというもので、さまざまなギミックが凝らされた戦闘に勝利するとその封印の武具を扱えるようになります。「封印の小手」には強力な攻撃魔法が使い放題という特色もあるあたり、改めて本作の制作者さん、『ウィザードリィ ダイヤモンドの騎士』好きなんだろうなあ……と思う次第です。

本作は初回プレイの想定プレイ時間が10~12時間程度とされており、30時間は軽く遊べる大作RPGのようなボリュームがあるわけではありません。また、ストーリーラインもほぼないに等しく、SFC時代の『DQ』『FF』のようなストーリーを求めると、正直に言って肩透かしを食うでしょう。しかしながら、その分戦闘とキャラクター育成とアイテム集めに特化した、密度の濃い冒険・探索が楽しめるのが本作です。ある意味、本作は『ウィザードリィ』と『FF5』と『ロマンシング サ・ガ』のシステム的に美味しい部分だけを取り出して濃縮還元し、遊びやすさは現代風に仕上げたRPGとも言えるでしょう。そういったシステム的に「濃い」RPGを求めている方に、本作はお勧めの逸品です。

スパくんのひとこと



SFC時代のRPGの美味しいシステムを濃ゆい密度で存分に味わえるゲームスパ!短い時間で濃ゆいゲーム体験をしたい人にはおススメスパよ!



タイトル:Dungeon Antiqua 2
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2026年1月8日
著者プレイ時間:8時間(おそらく「試練の塔」エンドコンテンツ制覇まで)
サブスク配信有無:
価格:1,000円(1月15日まで850円)
※製品情報は記事執筆時点のもの



Wizardry Variants Daphne 設定画集
¥3,630
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:ずんこ。,編集:みお

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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