
AMDが開発中の新CPU「Ryzen 9 9950X3D2」ですが、ユーラシア経済連合(Eurasian Economic Union/EAEU)の執行機関であるユーラシア経済委員会(Eurasian Economic Commission/EEC)の公開書類記録で登録が確認されました。
両CCDに「3D-Vキャッシュ」搭載の“完全体”CPU、ゲーミング性能で飛躍に期待
「Ryzen 9 9950X3D2」は、AMDが開発中の新CPUで「3D-Vキャッシュ」搭載モデルのひとつです。
今年開催されたCES 2026では、新モデル「Ryzen 7 9850X3D」こそ発表されたものの本CPUは未発表で、一部メディアに対し「ご期待ください」とだけ伝えられるなど未だ謎多きCPUとなっています。
従来の「3D-Vキャッシュ」搭載型のCPUは、「Ryzen 7 9800X3D」などのシングルCCD構成モデルと「Ryzen 9 9900X3D」などのデュアルCCD構成モデルに大別でき、前者はCCD間でのデータ転送によるレイテンシやOSやアプリケーションなどでのスケジューリングなどの面で優れている代わりにコア数が少なく、後者はコア数に優れているものの前述の処理面でやや不利を抱えるなど、それぞれ一長一短と言える特徴を有しています。

“完全体”ともいえるCPU
一方で「Ryzen 9 9950X3D2」では、両CCDに「3D-Vキャッシュ」を搭載することで、L3キャッシュを他モデルよりさらに増加させつつ前述の問題解決を図ったモデルで、「3D-Vキャッシュ」搭載型CCDを従来の2倍搭載した、いわば一連のモデルの中でも“完全体”ともいえるCPUで、従来指摘されていた弱点をシンプルながら大胆に解決したといえます。
こと、ゲーミング性能ではインテル側を大きく突き放すAMD製「3D-Vキャッシュ」搭載型CPU群ですが、実質的にその最上位として相応の性能が期待できそうではあります。一方で他モデルからの伸びしろという点では従来存在しなかった形態である以上現時点では未知数で、PCゲーマーとしては実力のほどを冷静に見極めたいところ。特にCPU負荷の高い作品を中心によく遊ぶゲーマーであれば、性能次第ではマストバイ級の製品にもなりうるといえそうです。









