
「ブリザードのIPである『StarCraft』が、『ARC Raiders』の開発を傘下に抱えるネクソンの手によってシューターとして蘇る」……そんな噂が海外メディアを駆け巡っています。
『StarCraft』ネクソンの手で変身?韓国では超人気タイトル、海外からは「『ARC Raiders』のネクソン」という熱視線

『StarCraft』は、ブリザード・エンターテイメントが1998年に発売したリアルタイムストラテジー(RTS)です。本作は特に韓国で絶大な人気を誇り、賞金制の大会が開かれ多くのプロゲーマーを輩出するなど、同国がeスポーツ大国となるきっかけとなったタイトルでもあります。
そんな『StarCraft』がシューターとして生まれ変わる……という噂は、今年の初めにも海外メディアWindows Centralによって語られていました。同記事では「以前から『StarCraft』がTPSになるという報道があったが、私は独自の情報源を通じてこの噂が真実だと確認しました」としています。
そんな中、2月3日に韓国メディア大韓経済新聞にて、「ネクソンが『StarCraft』をシューターとして再開発する秘密プロジェクトが稼働」という記事が掲載されました。同記事では以下のような報道がなされています。
2月2日にネクソンはブリザードと『StarCraft』IP関連コンテンツ開発協力契約を締結した後、これを担当する組織を構成し、核心人材を獲得するなど事前準備を終えた。
『StarCraft』の対戦で広く使われるユーザーマップ(Mod)の「神殿(シンプ)」を制作したチェ・ジュンホ氏が企画リードとして迎え入れられている。『StarCraft』を完全に理解した彼をスタッフに入れたのは原作のRTSの文法を越えた新しいジャンルを念頭に置いた布石と思われる。
プロジェクトはネクソン内で『サドンアタック』などを担当するシューター事業部傘下に配置された。これは今回の新作が原作のようなRTSではなく、FPS・TPSとして再誕生する可能性が高い。
ネクソン側は現在該当プロジェクトについて「未確認」と言葉を濁している。
この記事を受けて、海外メディアEurogamerは「ブリザードは『ARC Raiders』親会社のネクソンと協業して『StarCraft』のシューターを作るのではないか」という記事を掲載しました。海外ではネクソンと言えば「大ヒットシューター『ARC Raiders』を制作したEmbark Studiosの親会社」というイメージが強いようです。
Eurogamerの記事は、「『StarCraft』のシューター化の試みはかつて2度失敗し、今回は3度目となる」「かつてNetEaseとブリザードが協業した『ディアブロ イモータル』のように、ネクソンとも同様の提携を行うのだろうか」「ブリザードの企業理念からして『StarCraft』がシューターになるならば間違いなくマルチプレイが実装されるのだろうが、同社の『オーバーウォッチ』とどう差別化するのか」といった論調で締められています。
また今回の報道と関連性は不明ですが、『ARC Raiders』のEmbark Studiosは2本の新作を開発中という話もあります。
何はともあれ、この話題は噂の域を出ませんが、実現すればまったく新しい形の『StarCraft』が我々の前に姿を現す時が来るのかもしれません。








