アークシステムワークスは、『DAMON and BABY(デイモン&ベイビー)』について、「Steam Nextフェス」期間限定の体験版を3月3日11時まで配信中。
本作は『GUILTY GEAR(ギルティギア)』シリーズの生みの親として知られる石渡太輔氏がゲームデザインを手がける、見下ろし型ガンアクションアドベンチャーです。
本記事では、その先行プレイレポートをお届け。なお、掲載しているプレイ画面は開発中のものであり、製品版では内容が一部変更される可能性があります。

魔王と子供の2人旅
本作は、見下ろし視点で戦うツインスティック形式のシューティングアクション。ツインスティックというジャンルの名称通り、左右のスティックを使い、移動と攻撃方向をそれぞれで操作するシステムからその名が付いています。
移動と射撃を同時に行うことになるため、アクションゲーム慣れしている人でも手ごたえのある難易度が味わえます。
プレイを開始すると、主人公である魔王「デイモン」が人間の子供を背負っており、近くには倒れた人間の姿も見えます。死体でしょうか?

現在のデイモンは力を失っている様子で、現状に慣れるためのチュートリアルが始まります。近接攻撃、ジャンプ、射撃といった基本アクションを覚えつつ、目覚めた洞窟を進んでいきましょう。
進行中にはスタッフロールも流れ、ここから物語が始まるという高揚感が生まれます。

そして本作らしさを象徴するアクションが、子供から離れられない性質を利用し、子供が前方に飛び出し、そこに瞬間移動する「ベイビージャンプ」!
空中移動や敵の攻撃を回避するなど、幅広いアクションが可能となり、テクニカルな機動力でエリアを駆ける快感を味わうことができます。


戦闘での操作量は多めで、最初は敵の攻撃に対応できずに、ダメージを食らうことも。範囲攻撃が多く、警告表示の直後にダメージが発生するため、予備動作を意識できていないと回避は難しいです。

また、前述したベイビージャンプにはクールタイムがあり、連続して使用することができないため、使いどころを誤るとダメージを受けてしまいます。スピード感はありつつもリソース管理が必要なため、少し重めの手触りだと感じました。
ただ、プレイを続けていくとベイビージャンプの使いどころがわかり、敵の攻撃がある程度予想できるようになります。
戦闘のテンポにも慣れた終盤では、手応えのあるボスも数回挑めば攻略できるバランスで理不尽さは感じず、しっかりとした攻略を味わえました。

なお本作は用意された1本道のステージを突き進むタイプではなく、探索も重要な要素です。道中でスキルを獲得することで行動の幅が広がり、進める場所が増えていきます。こうした構造はメトロイドヴァニア的ですね。
スキルを取得する度に「あそこで使うのかな!」という発見もあり、単なるアクションシューティングに留まらない探索の楽しさがありました。

そして難易度が高いと感じた一端を担っているのが、セーブ関連の仕様です。ゲームオーバーになるとその場でリトライするのではなく、そのままタイトル画面に移動し、直前のセーブポイントまで戻されます。
自動セーブは存在していますが少し心許なく、セーブを行うたびに敵がすべて復活する仕組みになっているので、慎重に行うことが必要です。こうした点は最近のアクションゲームとしてはやや硬派で、RPG的な緊張感があります。


UIや演出面では、アークシステムワークスらしさが随所に感じられました。トゥーン調のUIは最近の『ギルティギア』っぽさもあり、親しみやすい印象を受けます。


そんな中、どこか見覚えのある帽子を被った人物も登場します。ファンサービス的なキャラクターかと思いきや、なんと名前は「イノ」。そう、『ギルティギア』キャラクターと同名ですね。
他人の空似で片付けるには些か似すぎている印象で、話を聞くかぎり平行世界から来たとのこと。実は本作は『ギルティギア』の平行世界かとも思わせてくる、シリーズファンにはうれしい演出もありました。「記憶の欠片」というアイテムを渡して、衣装や武器などがもらえるなど、物語が進んだ先でも登場しそうです。


全体として、筆者による体験版での全体プレイ時間は約1時間半程度。ボス戦も含めてそこそこのボリューム感で、最後までしっかりと遊べる内容でした。
難易度はやや高めに感じましたが、ちょうどよく操作キャラに慣れてくるときちんと戦えるようになります。

「子連れの魔王」という強い設定や、スキル開放によって広がる探索要素、先が気になるストーリーなど続きを遊びたくなる要素も多く、製品版への期待が高まる内容でした。
『デイモン&ベイビー』は、2026年3月26日にPC(Steam)/PS5/PS4/ニンテンドースイッチ向けに発売予定。Steamでは3月3日11時まで、期間限定で体験版が配信中です。見下ろしシューティングやアークシステムワークスの新作に興味が湧いた方は、発売までに触っておきましょう!
※画面は開発中のものです。













