
GeForce RTX 50シリーズのグラフィックスカードも普及が進みつつあり、PCディスプレイの進化はますます加速しています。先日、「Steamハードウェア&ソフトウェア調査」において、長らく主流だったフルHDモニターの使用率がついに50%を割り込んだことが大きな話題となりました。ゲームの主戦場は確実にWQHDやそれ以上の高解像度へと移行しつつあり、アップグレードを検討している読者も多いのではないでしょうか。
そんな折、ASUS JAPANは「ROG」ブランドを含む最新モニター製品を一堂に集めたメディア向け内覧会を開催しました。本記事では、会場で公開された注目製品の数々をレポートしていきます。

まずは有機EL/4K解像度を特徴とした「PG32UCDM Gen3(PG32UCDM3)」から。こちらは2024年に発売された「ROG Swift OLED PG32UCDM」の第3世代モデルです。
発色が良く高解像度なだけでなく、応答速度0.03ms、240Hzのハイリフレッシュレートにも対応しており、競技的なゲームシーンにもしっかり対応できます。内覧会では『バイオハザード レクイエム』が主に用いられていましたが、こういったホラーゲームでは有機ELディスプレイの「黒」が非常に映えて見え、映画のような美しさです。
価格は未公表で、発売予定時期は2026年4月頃とのこと。画質はもちろん競技性の高いゲームとも好相性で、ある程度のサイズのディスプレイが欲しいというゲーマー向けの製品となりますが、有機ELということもあって価格帯は非常に気になるところ。ちなみに、前世代モデル「ROG Swift OLED PG32UCDM」は公式ストアで196,920円にて販売されています。

続いて「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」です。こちらは2025年11月末に発売されたモデルで、有機ELを採用。ディスプレイサイズは26.5インチ、解像度はWQHDとなっています。特筆すべきは、QHDで最大540Hz、HD(1280×720)なら最大720Hzという、すさまじいハイリフレッシュレートを実現している点です。さらに0.02msという驚異的な応答速度を誇り、性能を求めるゲーマーに特化した製品となっています。
従来世代WOLED比でピーク輝度約15%向上、色域ボリューム約25%拡大とされており、発色性能は大きく向上。市場価格は、本記事制作時点での小売販売価格は17万円~18万円ほどで、性能と価格のバランスを考えると、機能盛り盛りのハイスペックモデルよりも現実的な選択肢と言えそうです。

続いて、「ROG Strix OLED XG27AQWMG」。今回展示された有機EL製品の中では最新のモデルで、販売価格は未公表、2026年4月下旬頃発売予定です。
リフレッシュレートは280Hz、応答速度0.03msの26.5インチでWQHD解像度と、スペックの数字だけを見ると先ほどのモデル(PG27AQWP-W)よりも「下位」のような印象を受けるかもしれません。しかし、発色性能は圧倒的に向上しており、今回展示されたモニターの中では最も「綺麗」、かつ「現実に近い」と筆者には感じられました。発色の綺麗さでゲーミングモニターを選ぶならこれ、という製品ですね。

次に紹介するのはポータブルモニターである「ASUS ZenScreen MB16FC」(写真左)です。これはいわゆるゲーミングモニターではなく、あくまで仕事や作業に使うためのもの、という製品です。
こちらはUSB-C一本で給電可能なモニターで、1kgを切る軽量さとコンパクトさが魅力です。ケーブル一本で済むという気楽さがいいですし、筆者個人としてはノートパソコンを仕事でよく用いるため、かなり魅力的な商品と感じました。場所やシーンを選ばずデュアルディスプレイ環境が得られるというのはかなりの強みですし、もちろんちょっとしたゲームプレイ用途にも使えます。販売価格は未公表で、2026年3月下旬頃より発売される見込みです。

最後にご紹介するのが、次世代5Kゲーミングモニターを謳う「ROG Strix 5K XG27JCG」です。5K解像度(5120×2880)で最大180Hzのハイリフレッシュレートを実現した製品で、デュアルモードもサポート。QHD表示に切り替えた際には、最大330Hzのリフレッシュレートで競技的なゲームのプレイにのめり込ませてくれます。

今回の展示では『バイオハザード レクイエム』の一部をプレイできましたが、この5Kゲーミングモニターでもやはり明暗の表現力は非常に高いと感じられ、主人公・グレースとマップのビジュアルも豊かに表現されていました。ちなみに、パネルは27インチ/Fast IPSを採用。2026年3月下旬頃発売で、価格は未公表です。なお、Amazon.co.jpでは米国からの輸入となるものの155,923円(税込)で販売されています。日本国内向けの正式販売価格とは異なると見られるため、ご参考までに。
非常に充実した内容で、筆者としてもお腹いっぱいになる内覧会でした。販売価格はどうしても気になるところですが、スペック面で見れば、有機ELはすでにゲーミング用途で十二分に活用できるレベルに達しています。予算があり、競技的なゲームをやり込んだり、あるいはシネマティックなゲームでビジュアルを重要視するゲーマーであれば、今こそが買い換えどきと言えるでしょう。また、5K解像度という新たな選択肢の登場も衝撃的で、非常に興味をそそられました。
今回ご紹介したディスプレイは「ROG(Republic of Gamers)」または「ASUS」公式サイトでも紹介中。ゲーミングモニターやサブディスプレイの購入を検討している方は、改めてチェックしてみてはいかがでしょうか!













