
アクションRPG『DragonSword : Awakening』を手がける韓国のデベロッパー Hound13 は、前パブリッシャーである WEBZEN との契約紛争に関する報道を受け、同作を待つファンに向けた公式声明を公開しました。声明内では、Steam向けに開発中の同作が「適法な権限に基づいて進められている」と強調し、7月リリース予定に影響はないとしています。
Hound13とWEBZENの経緯

『DragonSword : Awakening』は、『Hundred Soul』を開発したHound13による買い切り型の新作アクションRPG。『ドラゴンネスト』の元共同設立者・Park Jung Sic氏の指揮の下で開発されており、動物マウントによる移動や複数キャラを切り替えて戦う高アクション性が特徴とされています。
元々は『Dragon Sword』としてWEBZENが韓国でスマートフォン/PC向けに2026年1月に配信されましたが、同年2月に契約トラブルが発生。WEBZENによる最低保証金(MG)の未払いを理由に、Hound13が契約解除を通告しました。その後WEBZENが残金を支払ったものの、両社の主張は食い違い、契約の有効性を巡って法廷での判断が待たれる状況になっています。
この混乱を受け、Hound13は自社パブリッシングでSteam版『DragonSword : Awakening』を再構築。Steamストアページでは2026年7月のリリースを予定しており、日本語対応や体験版の配信(6月のSteam Nextフェス期間中)も明らかにされていました。
一方でWEBZENは、「Hound13によるSteam版は合意なしに進められている」として差止命令を申請すると発表していました。
「混乱と心配をおかけしたことをお詫びします」

WEBZENの差し止め命令申請を受け、Hound13は、公式声明でファンやユーザーに対し「報道によるご心配をおかけしたことをお詫びする」とコメント。その上でWEBZENとの契約は2026年2月13日付で適法に解除されおり、WEBZENがMGの60%を未払いとしたため、契約上の手続きに沿って解除を実施。解除の効力を巡る争点は現在、裁判所による審理中としています。
また、Steamサービスは適法な権限に基づいて進行していると明言。Hound13は『DragonSword』の開発会社および著作権者として独自のサービス権限を保持しており、WEBZENの主張する「パブリッシング権限なし」は事実と異なると主張しています。
なお、同社は6月のデモ版配信、7月の正式リリースに向け開発を順調に進めているとし、ユーザーへの被害防止と安定運営を最優先にする旨を表明しています。
『DragonSword : Awakening』 は、PC(Steam)向けに2026年7月リリース予定。体験版は6月のSteam Nextフェス期間中に配信予定となっています。











