「開発チームメンバーの多くは本物の馬のエキスパート」モンゴルオープンワールドADV『The Legend of Khiimori』【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「開発チームメンバーの多くは本物の馬のエキスパート」モンゴルオープンワールドADV『The Legend of Khiimori』【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Aesir InteractiveとNightinGames開発、PC向けに3月4日に早期アクセスが開始されたモンゴルオープンワールドアドベンチャー『The Legend of Khiimori』開発者へのミニインタビューをお届けします。

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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Aesir InteractiveとNightinGames開発、PC向けに3月4日に早期アクセスが開始されたモンゴルオープンワールドアドベンチャー『The Legend of Khiimori』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、13世紀の広大なモンゴルの大地を駆けるオープンワールドアドベンチャー。主人公は「ヤムの伝令」として荷物運びや物資の収集などの任務を受け、名を上げていきます。馬の訓練や交配を繰り返し潜在能力を引き出すだけでなく、その挙動やアニメーションへのこだわりも特徴。日本語にも対応済みです。

『The Legend of Khiimori』は、4,257円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Steveこんにちは!私はSteve Bristow、Aesir Interactiveでデザインディレクターを務めています。ここ一年ほど、開発チームと一緒に『The Legend of Khimorii』のリリースに向けて尽力してきました。現在は、早期アクセス期間を通じて新機能や改善をお届けするべく、全力で取り組んでいるところです。

最初から一番難しい質問が来ましたね!お気に入りのゲームは本当にたくさんあって、一つだけ選ぶなんて不可能です(選ばなかったゲームたちが悲しむかもしれませんしね)。しかし、何度も繰り返し遊んでしまうのは『X-COM』シリーズ(Mythos版もFiraxis版も両方)です。それから『ゼルダの伝説』シリーズは、どれも幸せでノスタルジックな気分にさせてくれます。また、Lucas Pope氏の作品、特に『Papers, Please』や『Return of the Obra Dinn』には心から感服です。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Steve本作オリジナルのアイデアについて、私が手柄を主張することはできません。私が開発チームに加わる以前、Aesirのクリエイティブチームが作り上げたものですからね。ですが、このゲームを特徴的にしているのは、「馬術と馬の世話」という洗練されたコアゲームプレイと、「プレイヤー主導で冒険できる広大な世界」が見事に融合している点にあると私は考えています。

13世紀のモンゴルという舞台は美しく、多様性に満ちており、ゲームでは非常に珍しい設定です。私たちは当時実在した人々や歴史から多大なインスピレーションを受けました。そのため、「ジャムチ(ヤム)」というネットワークの勇敢な伝令になりきるという体験は、プレイヤーの皆さんがこれまで経験したことのない新しいものです。多くの方に楽しんでいただけているのは、大きな喜びですね。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Steveこのようなゲームを開発する裏側には、膨大な量のリサーチとインスピレーションが注ぎ込まれています。開発チームメンバーの多くは本物の馬のエキスパートで、馬の習性やモンゴル文化における役割、さらには調教、繁殖、騎乗の技術についても深い知識を持っています。私たちは、こうした現実世界の要素と、これまでのゲーム開発経験から得たゲームシステムをバランスよく融合させ、新鮮で新しい体験を生み出しました。

多くの書籍やドキュメンタリー映画、他のゲームからも多大な影響を受けましたが、私個人として特に印象に残っているのは、ドキュメンタリー映画「イーグルハンター 1000年の歴史を変えた「鷹匠」少女」です。モンゴルのワシ祭りに、女性として初めて出場したカザフ・モンゴル族の少女アイショルパンを追った素晴らしい作品ですよ。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Steve私個人としては、環境の変化とサウンドトラックですね。本作の作曲家とサウンドデザイナーが、素晴らしいモンゴルのミュージシャン・バンドと共に仕事をしてくれたのは本当に幸運でした。本物の「響き」と「感情」が、才能あふれる環境アーティストたちが本作のために作り上げた、開放的で壮大なロケーションと見事に調和しているのです。

2つの芸術的な要素がこれほどまでに見事に一体化するのを目にし、耳にした時は、本当に心から感動しました。もし皆さんが興味がございましたら、私たちのサウンドトラックのレコーディングの様子を収めた動画をぜひご覧ください。心からおすすめしますよ。

――早期アクセス開始後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。

Steve早期アクセスの開始に対する、急速に拡大しているコミュニティの反応を見るのは、本当に純粋な喜びでした。私は長年多くのゲームに携わってきましたが、これほどまでにポジティブで、温かく迎えてくれるDiscordチャンネルには出会ったことがありません。

同時に、彼らは非常に洗練された知識豊富な方々でもあります。そのため、毎日不可欠かつ詳細なフィードバックを届けてくれているのです。新機能のアイデアや既存機能の改善案から、非常に見つけにくい不可解なバグの報告に至るまで、それらは多岐にわたります。私たちは彼らの願いを可能な限り叶えつつ、指摘された問題を修正するため、引き続き懸命に取り組んでいます。

彼らは本作の継続的な改善に直接的な影響を与えてくれる、代わりのきかない「共同開発者」だと私は思っているのです。

――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Steveちょうど次のマイルストーンに向けたロードマップを公開したばかりなのですが、その中には私自身も非常にワクワクしている機能がいくつか含まれています。

まず、「野生の馬の飼い慣らし」を導入します。野生のユニークな馬を探し出し、自分の厩舎に加えるという、探索の楽しみがさらに深まる要素です。これはコミュニティからもずっと要望されていたことなので、ようやくお届けできるのを嬉しく思っています。

そしてより多くの「サバイバル要素」を追加します。馬だけでなく、主人公のナラ(Naraa)も食事や水分補給が必要になります。これに伴い、レシピや料理システムの用途も増え、コアとなるゲームプレイにさらなる挑戦とロールプレイの深みを与えてくれるでしょう。

そして、「汚染」という要素も追加されます。これは世界を蝕む謎の腐食的な力であり、冒険をより豊かなものとし、ネットワークを維持するための戦略的要素を奥深くし、乗り越えるべき新たな試練をもたらします。

他にもまだまだ盛りだくさんですが、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ私たちのDiscordチャンネルに参加してくださいね!

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Steveはい、『The Legend of Khiimori』をYouTubeやTwitchなどのプラットフォームで配信したり、収益化したりすることは許可されています。配信者やコンテンツクリエイターの皆さんも、ぜひ私たちのDiscordに参加してください。特別な「アンバサダー・プログラム」も用意していますよ。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Steveもしこれまでに何度も言いすぎていたら申し訳ないのですが…ぜひ、私たちのDiscordチャンネルに遊びに来てください。ただ集まってのんびり過ごしたり、友達を作ったり、本作について語り合ったりできる最高の場所になっていますよ。皆さんの参加を心から歓迎します!

皆さんがこのゲームを楽しみ、早期アクセス期間を通じて『The Legend of Khiimori』を共に成長させてくれることを、チーム一同、切に願っています。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について

本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に900を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

ライター:Chandler,編集:Akira Horie》

ライター/バイク乗り Chandler

ゲームと風をこよなく愛する暇人。趣味は多い方だったはずが、最近は家でぼーっとしている時間が増えてきた気がしている

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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